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こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

「核戦争に勝者なし」という声明に接し

2022年01月04日 | 日本のこと、世界のこと
 起き出してすぐにしぶんぎ座流星群の流れ星が見えないかと空を眺めたものの、払暁の空に残る星はわずかですぐに諦めた。髭を剃っていたら、防災情報に小笠原での大地震の知らせが入ってきてびっくりしたが、その後の報道では大事に至ってはいないようでホッとした。津波の心配もないらしい。電車はいつもほどは混んでおらず、まずまずおだやかな初出勤日。

 そんな慌ただしい朝だったが、ネットニュースに嬉しい記事があった。


 平和であることが当たり前だとなかなか実感できないものの、今、ミサイル・ロケットが飛んできたら、あたり一帯焼け野原となり、それこそ虫けらのように殺されてしまうのだろうと想像することがある。

 コロナ禍で、”個としての自分”ばかりに意識がいってしまっているうちに、圧倒的な外の力について考えが及ばなくなった。卑近な話だが三が日、家にいることが多かったものの、ちょっと表に出たら観光客の多さに驚いたし、鶴岡八幡宮への初詣客には圧倒された。そしてあっという間に疲れてた。それはその都度、自分とは違った考え、行動をする自分以外の人の存在を思い知らされたからだろうか。

 これが戦争にでもなったらどうだろう。自分の力の全く及ばない何者かがボタンを押した兵器により傷つけられ、殺される、そんなことが平然と行われるのが戦争だが、その究極の兵器が核兵器だ。その核兵器を使わないという合意をしたということは素晴らしいことだ。もしかしたら、それぞれの国の為政者もコロナ禍で一人になる時間が増え、一人の人間に立ち返ることがあったのかもしれない。

 それを口先ばかりだろう、と揶揄するのは簡単なことだ。それよりも人間一人一人がその宣言、努力目標を歓迎し、共有することこそが大切な行動だと思う。
平和を希求する

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