去年の冬、ブロ友Sさんに贈った半纏の綿はこれぐらいに薄くなってしまっただろうか、それとももう使っていないだろうかと、雲の隙間から流れ星を探しながら思った。
ほんの薄い雲でも星はほとんど見えず、少しあった隙間もやがてほとんど消えしまった。
首は痛く、体も冷えてきたので流れ星を一つも見つけることができないうちに探すのを諦めた。
昨日今日明日あたりがふたご座流星群がよく見えるということがテレビのニュースで盛んに流されているが、世の中まるきりの新月で暗いニュースばかりだ。
流れ星とあとは、クリスマスとか年末年始の行事のことぐらいしか明るいニュースはない。
臨時国会が閉幕して政界に動きがあるだろうか。
政治資金規正法をザル法にするもしないも司法次第、地検はそれなりに頑張ってくれるだろうか。
今の与党が良いとか、野党に力が無いとかそういう問題ではない。
政治の腐敗が国民の政治離れを起こしているのということこそが問題だ。
何を言っても無駄、選挙で一票入れたところでそんなの役立たない。
政権交代で株が暴落したことを思い出せ。
そういった考えが蔓延することにより、人々は政治からどんどん離れていって、世襲議員にお任せということになる。
放っておいても経済が回っていた頃はそれでもよかったが今はそういう時代ではない。
昨日、アルツハイマー病の新薬が認可された。
一人について年間298万円かかるということで、3万人程度の人が使う見込みだという。
医療費はどんどん増える一方で、財源たる若年者は減る一方。
私なんかも医療費を喰う方に回るので、申し訳ないやらなんやらだ。
医療費とともに、防衛費も嵩む。
油断をしていたら、元寇以来のことが起きたっておかしくない。
不沈空母と思っていても、米国がどこまで面倒を見てくれるかなどわかりはしない。
だから増税というのはわからなくもないが、取り立てる方がこの体たらくでは、働く方の気が抜ける。
色々あるんだからしょうがない、ではなく、色々あってこれだけかかる、ということを公明正大にしなくてはいけない時代にきているということをよくよく自覚して政治家は襟を正さなくてはならないし、少なくとも国民を馬鹿にするようなことを平気で言うような政治家を輩出している選挙区の選挙民はよくよく考えて投票してほしいものだ。
今夜は晴れるか
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