天気は日替わりで、1、2日のうちに変わっていくが、それにつれて季節はいよいよ春らしさを増していく。平和というものがいかにありがたいことなのかを日々実感する毎日だが、ではその平和を守るには自分にはなにができるのかと同時に考える。
昨日も北朝鮮がICBM級のミサイルを発射した。ニュースの解説者によればミサイル開発の工程にロシアのウクライナへの侵攻はさほど関係はないだろうということだが、今、世界の耳目が北朝鮮から若干逸れているということは事実だ。
まことに遺憾
としか、言いようがない。こういう国がいかに暴れようとも、戦争を仕掛けてこない限りは、こちらから手をあげるわけにはいかない。今回のロシアを見ても分かる通り、現代社会では戦争は仕掛けた方が”負け”だ。非難とアピールをしっかり行って、防衛力の向上を図っていくしかない。そう、せざるを得ないのはとても残念ではあるが、仕方あるまい。
ロシアにしても、北朝鮮にしても、中国にしても、なぜああいう行動をとるのかが理解できない。ウクライナの豊かな大地を確保しておきたい、不凍港を確保したいとか、日本の豊かな海が欲しい、経済的繁栄が羨ましい、いろいろなことがないまぜになっているのだろうが、こんな小さな地球の上でなにが一体、”地政学的”な問題になるのか。
すべては、数人の独裁者とその利権に群がる取り巻きが一般庶民から搾取することが目的で行っていることの結果でしかない。ウクライナ侵攻によるロシア将兵の死者は1万人以上だというが、暴走する独裁者によって戦争に駆り出され命を落とすというのも気の毒な話だ。可能であれば投降してしまったらいいと思うが、容易な話ではないのかもしれない。ウクライナとロシアとの間で捕虜の交換が行われたというが、投降したことが知れたらそれこそシベリア送りになるのかもしれない。国家から背中から銃を突きつけられて戦いに赴くなどということがあるのかも知れない。
生きて虜囚の辱めを受けず
日本の兵士に、戦地では生き抜く自由すらなかった。
みんな仲良く平和に暮らすには、こう"お花畑的"な書き方をすると恥ずかしくなるが、一人でも多くの人が命の心配なく生きるために戦うにはどうしたらいいのか、今自分にできることは何か、考えながら行動したい。
暴君を止めるにはどうしたら