こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

それならそれをしなければいいだけのこと

2023年11月16日 | 妻の名言
今日もずいぶん冷えるということだったが、豈図らんやなんだか生暖かく、穏やかな朝。
そんな朝なのだが、嫌な夢を見て寝覚が悪い。
さっさと忘れてしまいたいほど嫌な夢だったのだが、逆にあまりにも私の嫌なところばかりだったので、神様のお告げと思って残すことにした。

その夢とは、
私がトップの立場にある職場の私の部屋に入っていくと、それほど広くない部屋の中で何人かが大型の機械のデモの準備をしていた。
さらには私が普段使っている机に、数年前に辞めてしまった後輩がすまし顔で座っているではないか。
すぐに怒りが湧き出て、そいつをどかし、自分の机に荷物を置いたが、背中からは作業の音が聞こえてくる。
自分のラボで自分の預かり知らないことが行われていることに怒りを感じ、イライラは募るばかり。
部屋を出て隣の部屋に行き、なんでこんなデモが勝手に行われているのかと教室員に問い糺すのだが、だれも口を濁して答えようとしない。
埒が開かないので機械の置いてある部屋に戻ったら、件の後輩がその機械を楽しげにいじっている。
いいかげんにしろと、それをやめさせ部屋から追い出し、業者にも機械をさっさと持ち帰る様に言って、みんなが怖そうな顔をしている中廊下に出たら、かつてその後輩に疎んじられて嫌な思いをさせられた先輩がいた。

  「先生、お久しぶりです」

と挨拶し、かくかくしかじかこんなことがありまして、とひとしきり嘆いたら、

  「そんなもんだよ」

と声をかけられて終わった。
そして、部屋に戻って業者のうちの責任者を捕まえて、

  「いい加減、どうしてこんなことになったのか言ったらどうなんだ」

と詰問したところ、

  「なんで、こんなにきつい言い方で言われなきゃならないんですか。
  冗談じゃない、あなたと私はそもそも関係ないでしょ、それなのにそんな言い方をされるれる筋合いなんてありませんよ」

と逆ギレされた。
そして、

  『しまった、言いすぎた。私の悪いところ全てが出てしまった。』

と気がついたところで目が覚めた。


この夢、とてもリアルで、私のとった最悪の行動が、あまりにも実際に起こしてしまいそう、というかもうどこかで何度もしてきてしまったようで、私にとってそれは衝撃だった。
嫉妬心、気の短さ、仮借のなさそして自己肯定感の欠如と劣等感、そういった普段から私が自分に対して嫌だと思っていることが一気に押し寄せてきた。


そのうち忘れるだろうからこのまま胸の内に留めておこうと思っていたのだが、耐えきれず、出かける前に妻に話した。

すると、ちゃんと自己分析ができているじゃない。
それがわかったのなら、それをしなければいいだけじゃない。
よかったわね。

と言われ、

あと、あなたが他の人のことを見下して使う"あいつら"、それも使わないようにね。

と付け足された。
嫌な夢、で終わるところだったが、妻の言葉で救われた。

いやな自分を目の当たりにして

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