きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

南陽市白龍湖’07.4/21

2007年04月21日 | 県内の鳥見

今日は久しぶりにシギチを見に行こう!と、思っていたが、昨夜会合があり、ふとんに入ったのが11時だった。これじゃあ朝4時起きしての遠出はきつい。ボーっとした頭でいろいろ考えた末に、南陽市の白龍湖に思い当たった。ケータイで天気をチェックすると、午前50%、午後30%だった。ん~、これは微妙な数字だなぁ。外に出ると、青空もちょっと見えたので、何とかなるだろう。車に機材を積んでいると、ポツリ、ポツリと落ちてきた。まずい。急いで出発しなくては。6時過ぎ家を出て、白龍湖に着いたのは8時近くだった。すでに釣り人が数人いる。外に出ると、時々ポツリ、ポツリと落ちてくる感じだ。ん~、なかなか微妙な空模様だ。いつ降り出してもすぐ車に戻れるように、まず近くを回ることにしよう。まずはケリ探しだ。ず~っと空を見回したが、ケリの姿はない。とりあえず歩こう。ヒバリがさえずり飛翔をしていて、春を実感させてくれる。田んぼ道を歩いていると、Cimg5898 キィー、キィーという声が聞こえた。飛んできたカラスを追い払いにケリが緊急出動した。一羽が飛び立つと、近くの田んぼから1羽、2羽と飛び立った。集団的自衛権の行使か。追い払って、一安心してまた田んぼに降りるが、遠いところに降りるので、歩くのが大変だ。でも、今年も出会うことができてうれしい。近くの木のてっぺんに鳥が止まった。ホオジロっぽい感じだったが、見ると、ホオアカだった。Cimg5854 そう言えば、ホオアカはまだ写真に撮ったことがない。空ぬけだCimg5867 が贅沢は言えない。2,3枚撮ったところで飛ばれてしまったが、まずは良かった良かった。ケリと別れて歩いていると、セキレイがいた。顔が白く、黒い過眼線がある。ハクセキレイだった。普段、セキレイは軽くやり過ごしてしまうのだが、畦に白い花を咲かせたタネツケバナが広がっており、「おっ、これは結構良いかも・・・。」とレンズを向けてみた。いつもチョコチョコすばやいハクセキレイだが、この時はのんびりモードで、ちょっとだけ撮らせてくれた。さあ、次はノビタキ探しだ。ところが、ここまで全然見つからない。枯れ草が何本も立っている原っぱやヨシ原のところを見て回ったが見つからない。そこで、今まで行ったことがなかった、湖の東側に行ってみた。そこは、ヨシ原が結構広がっており、ノビタキが好みそうな感じだ。しばらく見回していると、遠くに小鳥を見つけた。Cimg5923 ヨシにとまっているノビタキ♂を発見!フィールドスコープで観察していると、近くにまたノビタキを発見!♀のようだ。そして、またまた・・・と、結局6羽数えることができた。なんだぁ、いるところにはちゃんといるんだぁ、と一安心。この6羽、♂1羽に♀1羽と若鳥?幼鳥?が4羽の家族かな?常に行動を共にしながら動いている。今日は半日鳥見だったが、思いの外収穫が多く、天気も何とかもってくれて楽しい鳥見だった。

【出会った鳥たち】 ホオアカ・ホオジロ・カシラダカ・カワラヒワ・ヒバリ・ツグミ・ケリノビタキハクセキレイ・アオサギ・コサギ・ゴイサギ

Cimg5857 Cimg5868 Cimg5881 Cimg5891 Cimg5940 Cimg5946 Cimg5987 Cimg6012 Cimg5983 Cimg5977 Cimg5982 Cimg5958 Cimg5970 Cimg5918 Cimg5960 Cimg6014 Cimg5862 Cimg5863

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大江町’07.4/8

2007年04月08日 | マイフィールド

ここ2週間ほど花粉症がピークを迎え、外に出るのがおっくうだった。しかし、4月に入り1週間。そろそろ鳥たちにも春の訪れが来てるだろう。と言う事で、まずは思い切ってマイフィールドに出てみることにした。マスクをして、ローション入りティッシューを山ほど持っていざ出発・・・したのは8時半ごろだった。まずは、上北山地区のため池。車を降りると、あちこちからウグイスの声が聞こえる。今春初耳だ。あ~春だな~。でも、鳥は出ないので、次に移動。次は、日本一公園(楯山公園)をのぞいてから寒河江のいこいの森に行く。管理センター裏の紅梅が咲き始めていた。まだ3分~5分咲きといったところか。車を止め、あまり行ったことのない高速道路上の山道を歩いてみた。Cimg5815 山の方からエナガ・シジュウカCimg5809 ラ・カワラヒワの声が聞こえ、にぎやかだった。シジュウカラは、木の上でたっぷりさえずりを聞かせてくれた。アカゲラ♀も出てくれた。それから、木の幹をチョコチョコ動くホンドリスを見つけることができた。しばらくじっとしていると、下の方から小鳥が飛んできた。腹が黄色く、わきに縦斑がある。アオジだ。続けて、フィ・フィ・フィーと、2,3羽飛んできた小鳥。双眼鏡を向けると、ベニマシコだった。まだ北に帰らず、体力をつけているところかな?赤味が少し強くなり、夏羽に近くなっている。一度夏羽をじっくり見たいと思っていたが、やはり北海道に行かないと無理かな?ノスリが近くを飛んでいた。3羽いる。親子だろうか。そろそろお昼かと思い時計を見たが、まだ10時半すぎだった。もう1ヶ所ぐらい大丈夫だ。どこに行こうか迷ったが、もう1回自然の家近くに行くことにした。もしかしたらサシバにでも・・・と思ったのだ。上り坂を上がって行くと、道路わきの電柱の上に猛禽を発見。ノスリかと思ったが、体が小さく、胸も白くない。Cimg5833 やや離れたところに車を止め、木の陰になっているところに移動し双眼鏡を向けた。すると、・・・黄色い嘴、黄色い虹彩。おぉ~、サシバだぁ~。今季初観察だ。眉斑が白くはっきりしているので、♀のようだ。飛んでいる姿を見ると、だいぶ羽が抜けていて、満身創痍といった感じで痛々しい。ここまで来るのにいろいろな困難があったのだろう。何だかとてもいとおしく思えてくる。いつしかもう1羽が上空を旋回し始め、2羽そろって飛び始めた。つがいなのだろう。無事繁殖してほしいと願うばかりだ。

【出会った鳥たち】ウグイス(初音)・カシラダカ・ホオジロ・アオジ・アカゲラ♀・エナガ・シジュウカラ・カワラヒワ・ベニマシコ・キセキレイ・ミソサザイ(さえずり)・サシバ2羽・ノスリ・*ホンドリス

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