きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

サンコウチョウ’21.8/24

2021年08月27日 | 霞城公園
 遠出もできず、先日に引き続きの公園鳥見。猛暑を避け、早朝の涼しいうちに・・・と考えるのは、
鳥見人ばかりではない。ウォーキング、ジョギングの人たちが狭い散策道をひっくりなしに通る。その間隙を縫うように、一人カメラと双眼鏡を首から下げて歩く。最初の頃は気恥ずかしさもあったが、今はもう慣れっこだ。
 さて、肝心の鳥さんだが、常連のシジュウカラも全く見当たらず、どんどん先に進んでいった。やっと、歩く先に鳥影を見つけたが、ムクドリだった。こういう状況では、ムクドリと言えども貴重な鳥さんだ。しっかりパチャ。どてに、薄ピンクの花を発見。ヒガンバナかと思ったが、よく見ると、ユリ科の花のようだ。
 
 児童館跡の林内で、ヤナギの木にムシクイらしき鳥影を発見。双眼鏡で追ったが、動きが速くてすぐに見失ってしまった。しばらく辺りを探していると、やや大きめの鳥が視界に飛び込んできた。最初はヒヨドリかと思ったが、双眼鏡で確認すると、何と、サンコウチョウの雌タイプだ。渡りの鳥さん発見。ただ、この個体、サンコウチョウ特有のコバルトブルーのアイリングがない。今年生まれの幼鳥のようだ。葉が生い茂り、真下から見上げる形だったので、撮った写真はどれも腹打ちだった。
でも、サンコウチョウを観察撮影できたのは久しぶりなので、とてもラッキーだった。
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新潟県瓢湖②’21.7/21

2021年08月10日 | 県外の鳥見
瓢湖での鳥見報告第2弾。
バン親子
「ハスカワ」をねらうポイントがあり、毎年、数人のカメラマンが待機しているのだが、この日は全くいなかった。カワセミ自体、この日は姿も声も確認できなかった。そのポイントのある散策道を、自分は個人的にこう呼んでいる。「バンの小径」。
この日も、「バンの小径」でバンの親子に出会うことができた。散策道に出てきて、草をついばんでいたが、親バンがセミを食べようとしていた。・・・て言うか、バンて、セミを食べるの?しばらく観察してみたが、結局、セミを咥えたまま水の中に、ハスの中に隠れてしまい、結論は出ず・・・だった。

カンムリカイツブリ親子
この日は、カンムリカイツブリの親子2組と出会うことができた。幼鳥はだいぶ大きくなっていたが、まだ自分ではエサが捕れないようで、親にエサをねだっていた。親がのびをした時、足の水かきを見ることができた。これだったら、いくらでもスイスイ泳げるなぁぁぁ。ヨシゴイの足といい、カンムリカイツブリの足といい、エサを捕るために、体のつくりを特化させていったのがよくわかる。

コハクチョウ
瓢湖では、毎年、越夏するコハクチョウが見られる。夏にハクチョウを見るのは、なんか変な感じだ。
幼鳥の姿は見られなかったので、繁殖はしていないようだが・・・。

カモの親子
カモは、カルガモ×マガモ?の交雑種と思われるが、自信はない。
親ガモの後ろにぴったりと寄り添うヒナの姿が、とってもめんこい。無事に成長してほしい。ガンバレ~、ヒナたち~

トンボ類
瓢湖では、トンボもいろいろな種が観察できる。この日は、コフキトンボとチョウトンボを撮ることができた。ギンヤンマも確認できたが、全然とまってくれず、撮ることができなかった。


今年の瓢湖遠征は、ヨシゴイを超近い距離で観察撮影することができた。午後からの天気の急変の予想もあり、時間的には制約された形だったが、充実した鳥見ができ楽しかった。
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新潟県瓢湖①’21.7/21

2021年08月02日 | 県外の鳥見
自宅周辺のハスの花が咲き始めた。ハスの花と言えば、「ハスにヨシゴイ」でしょう。・・・という訳で、恒例の新潟県瓢湖に遠出の鳥見。瓢湖は平成20年に「ラムサール条約登録湿地」となっている。
山形県内でもヨシゴイを観察することはできる。なのに、どうしてわざわざ新潟まで遠出するのか。それはですね、ずばり、瓢湖のヨシゴイはとっても近いんです。同じ新潟県でも、福島潟のヨシゴイは警戒心が強く、なかなかじっくり見ることができません。瓢湖のヨシゴイは人馴れしているようで、人がいても、すぐ近くまで来てくれるんです。そして、水中の魚などを狙うところから、食べるところまで、狩りの様子をじっくり観察することができます。なので、毎年、片道3時間半かけて出かけているのでした。

天気予報では、午後から大気の状態が不安定となり、所によっては大雨が・・・との事。これは、要注意だ。お昼前には撤収して、小国町の峠を越えないとまずいぞ。瓢湖に6時前に到着して、遅くとも11時前には撤収することにしよう。
そして、当日。夜明け前の2時過ぎ自宅を出発。瓢湖には5時半頃到着した。瓢湖のハスの花はどうなっているかかなり不安だったが、昨年よりは減っていない感じでホッとした。

今回の遠出鳥見、結果は大満足の鳥見となった。ヨシゴイはもちろん、たくさんの鳥に出会い、様々な場面を観察・撮影することができた。なので、2回に分けてアップすることに。
今回は、やっぱり、メインのヨシゴイでしょう。という事で、、、

【ヨシゴイ】編。
まずは1周して、様子を見ることに。ヨシゴイが飛ぶところを見つけたので、下りた辺りをチェックしておく。白鳥のモニュメントを過ぎたあたりで、ハスの茎にとまるヨシゴイを見つけた。が、かなり距離があるので、スルー。桜並木の散策路に入ると、カメラマンがいた。「ヨシゴイねらいかな?」と、双眼鏡で確認していくと、ヨシゴイ発見。結構近い。カメラをセットして撮影していると、飛んで、こちらにさらに近づいた。かなり近い。しばらくすると、また飛んでこちらに。凄く近い。そんな訳で、画面いっぱいのヨシゴイを撮ることができた。ハスの茎に止まって、水中の魚を狙う時、首はもちろん、体全体をぐぐっと前に伸ばして、一気に水面にくちばしを突き刺す。観察していて、「よくあんなに首が伸びるなぁ。よく水に落ちないもんだ。」と感心してしまう。

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