きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

春だ!霞城公園’08.3/22

2008年03月24日 | 村山地方

山の方はまだ雪が残るものの、里はすっかり雪が消え、日差しも暖かになり、春らしくなってきた。それにつれ、我が花粉症もそろそろお目覚めのような感じになってきた。また憂鬱な時期がやってきた。冬鳥たちの旅立ちも始まり、夏鳥たちがゃってくるまで、今はちょっぴり寂しい時だ。でも、・・・移動途中の冬鳥や漂鳥に出会えるかも・・・、という訳で、Cimg2987 今日は、山形市Cimg3024 の霞城公園に行ってみた。着いたのが10時近くでもあり、外に出ても寒くない。西側体育館は改装工事中のようだ。早速土手の上に上り、歩き出す。お堀にはカルガモがのんびり浮かんでいる。鳥影は見えず、どんどん歩を進め、弓道場まで来てしまった。ここで、杉の木の上にシメを発見。ちょっとホッとした。でも、写真は×だった。道路を横切り、児童館裏の方に行った。グラウンドの向こうの方から何かのさえずりが聞こえてきた。ウグイスかと思ったが、ちょっと違うような・・・。やっぱりウグイスかな?そうだ!ウグイスに違いない!(そんなに間違えるような声でもないのだが)ここで、Cimg2996 Cimg3011 ツグミとシロハラを見つけた。トラちゃんでも・・・と、しつこく粘ったが見当たらず。あと、キクイタダキ1羽も見つけた。こんなにじっくりキクイタダキを見たのは何年ぶりだろう・・・。でも、相変わらず動きが速くて撮らせてもらえず。ずうっと鳥探ししたが収穫もなく、12時前だが、車に戻って昼食タイムとした。スコープやカメラを片付けて、弁当を食べ始めて数分。目の前の芝生脇の桜の木に小鳥が止まっていた。動かずじっとしているこの鳥。姿勢が良い。ピンと立って、ツグミのような・・・。Cimg3123 これは、もしかしてジョウビタキ?と思い、急いで双眼鏡で見ると、・・・ピンポーン。しかも♂だ。機材を片付けると出るんだよなぁ。よくあるパターンだ。さあ、どうする?急いで再度セットすると逃げる・・・のも、よくあるパターン・PARTⅡだし。それなら、無視して食べ続けようか?そうすると、意外にず~っといてくれたりするのも、よくあるパターン・PARTⅢだし。結局、運を鳥見の神様に託して、再度セッティング。これが、実は大正解なのでありました。写真を見れば一目瞭然。全然、全く警戒心がなく、Cimg3193 わずか2,3mまで近づいてもOK。たっぷり観Cimg3173 Cimg3181 察and撮影できました。春の陽気で、ジョウビタキのぐぜりをたっぷりと聴くこともできた。そして、よく見ると、時々目が変!これが、あの「瞬膜」というものなのか。今まで鳥見してきて、実際に瞬膜を見たのは初めてなので感動でした。おかげで、ちょっとブレブレになってしまいましたが・・・。でも、ジョウビタキをこれほど堪能できただけで、私は幸せ者です。

【観察できた鳥】ツグミ・シロハラ・シメ・ジョウビタキ・カワラヒワ・ヒヨドリ・カルガモ

Cimg2993 Cimg3003 Cimg3007 Cimg3050 Cimg3074 Cimg3127 Cimg3081 Cimg3174 Cimg3199 Cimg3189 Cimg3162 Cimg3057

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山形市悠創の丘’08.3/2

2008年03月04日 | 村山地方

1月下旬から、いろいろとあって鳥見どころではなかった。ここにきて、何とか落ち着いてきたので、今日から鳥見再開だ。日曜日だし、天気は良いし、・・・さて、どこに行こうかといろいろ考えた末、結局、また悠創の丘に行ってしまった。着いて、「あっ、これは失敗したかな?」と思った。駐車場がザクザク雪で入れない。仕方なく、手前の道路脇にとめ、そこから歩いて見晴らしの丘に上った。雪にズボッ、ズボッとぬかりながら上っていった。これはきっと土手も一面雪だろう・・・と思ったら、意外にもあんまり雪はなかった。いつものように、シメとアトリの混群が地面に降りてエサを探していた。Cimg2908 Cimg2870 まずは、シメとアトリをじっくりと観察した。久しぶりにCimg2924 見る鳥たちは、春が近いのを感じているかのように生き生きしている。山手の方に上がっていくと、すぐ近くでチャッ・チャッ・チャッという声。ウグイスかミソサザイかと笹やぶをのぞきこむと、ミソサザイだった。遠くの木にはアカハラを見つけた。また土手の方に下っていくと、キジ♂が3羽飛び立った。続いて、アカハラ・シロハラとツグミ類の登場だ。しかし、1枚も撮れず。スズメの群れを見つけては、ハギマシコが入っていないかチェックするが、見つからなかった。でも、下の方のやぶで、ちょこちょこ動く小鳥を発見。何とルリビタキだ!脇腹の橙色がかわいい。♂若だろうか、♀だろうか。なかなか確認できない。というのも、ジョウビタキ♂が現れて、ルリビを追い掛け回していたからだ。Cimg2873 Cimg2889 「おい、こらっ。ここは俺んちのなわばりだぞ。」と言っているかどうかはわからないが、結構しつこく追っている。ルリビがいなくなってがっかりだが、土手の上の方からベニマシコが飛んできた。しかもピンクが控えめの♂だった。今日はなかなか鳥運がいいぞ。これで写真がバッチリなら言うことなしだったが、すべてピン甘だった。残念!と言うわけで、3時間ほどの鳥見だったが、たくさんの種類を見つけることができ、楽しかった。

【出会った鳥たち】 アトリシメ・カワラヒワ・ジョウビタキ・ルリビタキ・ベニマシコ・ミソサザイ・シジュウカラ・ツグミ・アカハラ・シロハラ・コゲラ・アカゲラ・キジ

Cimg2910 Cimg2911 Cimg2865 Cimg2867 Cimg2921 Cimg2880 Cimg2922 Cimg2882 Cimg2898

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