きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

アカとクロ’21.6/7,18

2021年06月27日 | 県内の鳥見
6/7
赤い鳥さんねらいで2回目の遠出。朝8時くらいから昼過ぎ2時くらいまでじ~っと粘るも1回も姿を見せてくれず。かなり落ち込んだが、そんなぽっかり空いた心の穴を埋めてくれたのは、アカではなく、クロさんだった。クロツグミ。
視線の前方に鳥がとまった。双眼鏡で確認すると、クロツグミ雌だった。口いっぱいに虫などを咥えている。アカショウビンは出そうもないので、クロツグミに相手してもらうことに。しかし、このクロちゃん、とまった枝先から一向に動く気配がない。じ~いっと不動の構えだ。そして、やっと飛んだと思ったら、手前にある杉の木の陰に。そして、またしばらく動きがなく、やっと飛んだ。そのパターンを2,3回繰り返した。これは、きっと・・・。手前の杉の木の向こう側に移動し、双眼鏡で丁寧に見回していくと・・・。見つけました。幹と枝の所に、苔で作られたお椀のような巣。巣の中には、まだ孵ったばかりと思われるヒナが3羽。親鳥がやってくると、体以上に大きく口を開き、エサをねだっている。撮った動画を後で確認すると、なんと、お母さんはカエルを捕ってきたようで、ヒナの口にカエルを押し込んだ。しかし、カエルが大き過ぎて、ヒナはなかなか丸呑みできずにいる。お母さんは2度3度ヒナの口に入れ直し、やっと飲み込むことができた。この動画を見て、クロツグミがカエルを食べさせていることを初めて知った。ミミズや昆虫だけかと思っていた。ここでは、クロツグミ雌の画像だけ掲載し、巣の画像の掲載は控える。そんなこんなで、この日は、アカショウビンには振られてしまったが、クロツグミの巣を見つけ、ヒナとエサやりのシーンを観察撮影することができた。

6/18
前回は、アカショウビンに完全に振られてしまったので、そのリベンジと、クロツグミのヒナの巣立ちを見たいと思い、この日、またまた出かけた。まずは、クロツグミのヒナだ。わくわくドキドキしながら双眼鏡で確認すると、・・・空っぽだった。遅かったかぁ。残念。1週間ぐらいと思ってはいたが、天気や家庭の事情でこの日に・・・。しかし、この日は、お父さんを確認・撮影することができた。
さて、本命のアカショウビンだが、この日もなかなか姿を見せてくれない。声は数回聞こえたが、近くにいる気配がない。この日は、所用でお昼前には撤収の予定だったので、そろそろ帰り支度を・・・と、東やの方に移動した。すると、その先の山手の方に赤い鳥が飛ぶのを発見。「とまれ!」と念力をかけると、赤い鳥さんが枝にとまった。すかさず、カメラを構えてカシャ。2,3枚撮ったところで飛ばれてしまった。これが、今季のアカショウビンとの最後の出会いだった。
今年は、アカショウビンの警戒心がより強くなったのか、テリトリーが少し変わったのかよくわからないが、来年は良い出会いがありますように・・・。
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巣立ってた!’21.6/3

2021年06月22日 | チョウゲンボウ観察
先日の様子から巣立ちが近いと思い、何とか巣立ちの様子を見たいと、4日後に観察撮影に行った。
しかし、樹洞にヒナの姿はなかった。これは、すでに巣立ったかな?と、あたりを探したが、なかなか見つからず・・・。逆に、お母さん、お父さんの姿を確認することができた。かわいいヒナたちが巣立って、さぞかしホッとしていることだろう。でも、まだまだエサを獲って来て給餌しないといけない。親鳥の苦労は続くようだ。

そして、ようやくヒナの姿を確認することができた。確認できたヒナは4羽だった。眠そうに目をつむる様子などはいかにも愛らしいヒナの様子だが、時折羽ばたいたり、枝をつかむ仕草をしたりするところなどは、猛禽らしい精悍さが感じられる場面だった。

元気に成長して、一鳥前のチョウゲンボウになってねぇ~。
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アネハヅル!’21.6/1

2021年06月17日 | 庄内地方
スマホに連絡があり、アネハヅルが飛来しているとの事。しかも、6羽の群れで・・・。あり得ない、こんな事。「アネハヅルは、ウクライナ・トルコ東部から中国東北部にかけてのアジア内陸部で繁殖し、アフリカのナイル川流域・中東・インド・中国で越冬。日本には迷鳥として稀に渡来。北海道・本州・九州・八丈島で記録がある。」と、某図鑑に載っている。また、8,000m級のヒマラヤ山脈を越えて移動する様子を、テレビ番組で見たことがある。そんな超レアなアネハヅルが山形に、しかも6羽でやってきたのだ。

 明日は赤い鳥さんを撮りに行く予定だったが、赤い鳥さんを撮ってる場合じゃないぞ。これは、行くしかないでしょう。あのアネハヅルが、しかも6羽!こんな機会はもう2度とないだろう・・・という事で、この日、早朝4時半頃家を出て、現地に到着したのが、6時半頃だった。通勤時間帯前に見つけたいと思い、一帯の田んぼをぐるぐると1時間ほど探し回ったが、一向に見つからず。1時間ほど仮眠して再度探した。なかなか見つからず諦めかけていた時、地元の男性らしき方が車で通りかかり、「ツルをさがしているんですか?この農道をまっすぐ行くと、車がいっぱいとまってますよ。」と教えてくれた。本当にアリガトウ。そして、言われた通りに行くと、4,5台車が止まっていた。こうして、何とか、無事にアネハヅルに出会うことができた。
 アネハヅルは緑の草が生い茂る休耕田にいた。体長約80cmと日本で記録されているツル類では一番小さい鳥さんだ。近くにいたアオサギよりも一回り小さい感じだ。6羽一緒にいるが、1羽、足をかばうようにして歩く個体がいて、どうやら足を怪我しているようだった。なので、他の仲間たちが歩きながら移動していくと、この個体だけ取り残されて離れていたり、後から遅れて歩いて移動したりと、ちょっと心配な感じだった。でも、飛ぶ様子を見ると、他のアネハヅルたちと一緒に飛んで移動しているので、飛ぶのは問題ないようだった。

 こんな感じで、1時間半ほど観察撮影して、アネハヅル達に別れを告げ、帰路に就いた。数日間滞在した模様だが、いつごろまで観察されたかは不明。



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赤い鳥さん’21.5/24

2021年06月14日 | 県内の鳥見
この時期になると、毎年赤い鳥さんが見たくなってくる。今年も来ているだろうか?
この日、観察撮影ポイントに到着したのは午前8時ちょっと前だった。本日の訪問者は、自分も入れて4名。3名の方は仲間のようで、東やの方で待機している。自分は、ここ数年アカショウビンが出る所に的を絞って、東やから離れた所で待つことに。
こんなに早くから待っているのだから、きっとアカショウビンも早目に出てくれるでしょう・・・と、期待して待つものの、一向に現れず。鳴き声は遠くから聞こえてはくるが、なかなか近くならない。退屈しのぎに、周囲の鳥を探すと、近くの樹木の葉がゆらゆらと動いている。何かいる感じだが、なかなか姿が見えない。しばらく双眼鏡で探すと、やっと見つけた。ゴジュウカラだった。

ゴジュウカラを撮っていると、アカショウビンの声が聞こえてきた。しかも、近い。声のした方を向くと、
何と、目の前の池の木にアカショウビンが・・・。急いでカメラを向けセット。夢中でシャッターを切った。その間、1,2分と言ったところか。杉林の方に飛び去って行った。これで何とかスカは免れたな。

その後は、遠くの方の木にとまる姿を見つけることはできたが、近くまで飛んで来ることはなかった。
という事で、お昼過ぎには撤収となった。何とか1回は出てくれたので良かったが、今一つ満足とまではいかない感じで終了となった。これは、再度トライかな?
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フクロウの雛’21.6/6

2021年06月11日 | マイフィールド
この日、朝早くお山に鳥見に行った。残念ながら目的の鳥さんには出合えず、しょんぼりと散策道を歩いていると、聞きなれない甲高い鳴き声が聞こえてきた。林の中の方から聞こえてくるがなかなか声の主が分からない。すると、声のする方から少し離れた木の枝にフクロウがとまっていた。あわててカメラを準備したが、向こうもこちらに気付いたようで、すぐに飛ばれてしまった。もしかすると声の主はフクロウの雛か?と、さらに目を皿にして探すと、枝葉に隠れるようにしてとまっているフクロウの雛を発見した。さっき大きめの鳥が飛んだが、それもフクロウの雛だったようだ。数枚撮らせてもらったところで、急いでその場を離れた。フクロウ親子のみんな、びっくりさせてしまってゴメンネ。
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