きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

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天童市・舞鶴山’06.12/24

2006年12月26日 | 県内の鳥見

某掲示板でミヤマホオジロを見て思った。「そう言えば、ここ何年かお目にかかっていないぞ。久しぶりにあのレモンイェローに会ってみるか・・・。」てな訳で、舞鶴山に行くことにした。天気予報では午前20%、午後10%ということで、まず大丈夫だろう。今日は半日しか時間がとれず、朝8時半ごろ家を出た。起きた時は降っていなかったが、家を出るときは小雪がちらつく程度だった。ところが、寒河江あたりから本降りになってきた。しかもやや水っぽい雪だ。最悪だ。これじゃあカメラが濡れてしまうよ!天童市までは約40分といったところだが、舞鶴山の上の駐車場に着いた時も雪降り状態だった。これで20%の確率?と気象庁への不信感が募ったが、仕方ないので、しばらく車の中で待機することにした。15分位したら、西の空のほうに青空が見えてきて、雪も止んできた。スコープの準備をしていると、愛宕神社の方からフィー・フィーとウソの鳴き声が聞こえてきた。Cimg3388 が、今日のめあてはミヤマホなので、聞こえないことにして、建勲神社の方に下っていった。途中、道路わきのトイレの下のほうに柿の木があった。そこで、何か来ないかとしばらく待っていると、キツツキがやって来た。アカゲラだ。そこにまたまたアカゲラがやって来て、「ここは俺が見つけた場所だぞ。」と、言ったかどうかは分からないが、小ぜり合いをして一羽飛んでいった。しかも、もう一羽もすぐ飛んでしまった。Cimg3379 もうちょっと待っていると、今度はアオゲラがやって来た。頭のてっぺんまで赤い♂だった。最初幹を上っていたが、横枝に移り、真っ赤に熟したカキをつつき始めた。冬はエサが少なくなるので、こういったカキは鳥たちにとって貴重な食べ物だ。そこに今度はアオゲラの♀がやって来た。これはまたまた争いが始まるか~と見ていたが、こちらはニアミスもなく、しばらくゆっくりしていた。そして、二羽とも飛んでいった。一ヶ所でアカゲラ・アオゲラ両方とも見られるとは、ここはなかなか良いポイントだ。それに、しばらくすると、カケスの群れもやって来た。こちらはなかなか警戒心が強く、滅多に見やすい場所には止まってくれないが、今日はまあまあサービスしていただいた。いわゆる「年末大特価」と言ったところか。さらに下っていくと、チチッというホオジロ類の地鳴きが聞こえた。散策道を歩きながら探したが見つけられなかった。その代わりと言っては失礼だが、ゴジュウカラが姿を見せてくれた。しかし、ここでまたまた雪が降り始めたので、一旦上の車に戻り、雪が止むのを待つことにした。しばらく車の中で待って、ちょっだけ止んできたので、今度は車で下のほうに下っていった。でも、ミヤマホは見当たらず、雪も降ったり止んだりと落ち着かず、時間もなくなり・・・で、早めに家に帰った。今日の収穫は、Yさんが冬季設置している餌台を見つけたことだ。雪が積もったら、またお邪魔させていただこう。

【出会った鳥たち】アカゲラアオゲラ・コゲラ(声)・ツグミ・モズ♀・ゴジュウカラ・ヤマガラ・ウソ(声)・カケス

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上山市・前川ダム’06.12/16

2006年12月16日 | 県内の鳥見

このところぐずついた天候が続き、しばらく鳥見をしていなかった。今日は天気がよいという予報なので、ちょっと遠目の上山市に行くことに。しかし、結局あまり良い天気ではなかった。小雨が降ったり止んだりという感じだ。でも、いつもの年ならばもう雪が積もって山に入れない状態なのに、今年は全然雪がないので、どこでもOK牧場!(失礼しました)Cimg3334       さて、ダムに着くなり、とんでもないことが・・・!デジスコの準備から長靴に履き替え、いざ出発!・・・して、2,30mほど歩いた時、突然「ウォー」というけものの叫び声(鳴き声?)が。「熊だぁー。」びっくりして車に戻った。双眼鏡で崖の方を見ると、白い物体と黒い物体が見える。フィールドスコープで見ると、カモシカだった。雄と雌だろうか。それにしても、あんな声、初めて聞いた。よくよく考えれば、熊はもう冬眠に入った頃かもしれない。でも、今年は雪がなく、暖かいので、まだ動き回っているかもしれない。近くの林のほうからは、キィーキィーという鳴き声も聞こえる。サルの声かもしれない。スタートからびっくりしたが、鳥の方もびっくりするくらい静かだ。今日は赤い鳥ねらいで来たのだが、全然だ。仕方ないので、カラ類に遊んでもらった。シジュウカラ、コガラ、ヤマガラ、コゲラにエナガ。そしてゴジュウカラもいる。何度も撮ろうと試みるが、とにかく速くて間に合わない。あきらめて、じっくり観察することにする。エナガとヤマガラがすぐ目の前まで来てくれた。やっぱりエナガはかわゆい!大好きな小鳥だ。コガラを追いかけていたら、キクイタダキまで発見。ずいぶん久しぶりの出会いだ。どこからともなくキツツキが飛んできた。アカゲラかと思いきや胸に縦斑が。オオアカゲラだ。ちょっとしか見られなかったが、うれしい出会いだ。でも、でも、本当に鳥がいない。仕方なく、車に戻り、早めの昼食をとった。今日はたっぷり鳥見できるのに、肝心の鳥が出ない。時間をもてあまし、ダムの方に目をやると、マガモにぃ、んーと、マガモだけだった。しょうがない。あと一回だけ歩いて帰るとするか。歩き始めたその時、目の前を鳥が通り過ぎた。見ると、何とベニマシコの群れだった。今季初の出会いだ。鮮やかな赤の♂もいる。あまりの突然の出会いと、しばらく鳥見していなかったブランクから、初歩的というか、根本的というかミスをしてしまった。はっきり言って、追いかけて逃がしてしまった!くーっ。くやしぃ。じっくり観察しながら落ち着いて撮ればいいものを。Cimg3336 あちこち探してようやく見つけたときは、ダムの水際にいた。ずいぶん遠いし、近寄れないところだった。どうやら今年の鳥運は使い果たしたようだ。どっと疲れを感じながら家に帰った。家の近くのマイフィールドに寄ったら、柿の木にツグミが一羽いた。落ち込んだ自分を慰めてくれるのは君だけだよ、ツグミくん。それにしても、このツグミ、食べ過ぎ?今年も残り2週間となった。あと何回くらい鳥見できるだろうか。

【出会った鳥たち】ベニマシコ群れ・ツグミ・シジュウカラ・コガラ・ヤマガラ・ゴジュウカラ・エナガ・コゲラ・アオゲラ・オオアカゲラ・キクイタダキ・マガモ   (カモシカ)

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朝日町上郷’06.11/25

2006年12月05日 | マイフィールド

今日は約1ヶ月ぶりにカミゴウダムに行くことにした。オシドリも見たいし、ハクチョウはもう来ているのか確かめたかった。9:30頃ダム公園に着くと、いるいる。Cimg3280 カハン・カハンと声が聞こえる。ざっと数えると30羽近くいる。フェンスに近づくと、突然、バタバタバタとカモを飛ばしてしまった。オナガガモだ。まだ餌をやっていないので、警戒心が強いようだ。これが、1,2月になると、逆に向こうから寄ってくるのだが・・・。ダムの向こう側(崖の下の方)を見ると、マガモ・カルガモ、木の枝にかくれてオシドリ♂が2羽確認できた。木の上にアオサギが1羽とまっている。ずうっと見回していくと、枯れ木の上に黒い鳥がいる。カワウだ。それも2羽。そして、泳いでいるのが2羽。計4羽も。ここで4羽も確認したのは初めてだ。しかし、驚くのはまだ早かった。約1時間ほどのんびりカモを見ていると、群れで飛んで来て着水した水鳥たち。しきりに潜ってエサをとっているようだ。スコープを向けると、カワウたちだ。ざっと数えて20羽程。えーっ、こんなにいるの?いつの間にこんなにカワウが来たんだよ!と、びっくりしてしまった。あとで、ダムの上流の方に移動して、そこでも10羽程見つけたので、合計30羽程上郷ダムにカワウが飛来していた。カワウを上郷ダムではじめて見たのが平成15年10月。それから毎年10月から11月頃に1羽観察しているが、今年いっきに30羽も来てしまった。先日、某テレビ局の夕方のニュースで、米沢市のダムでカワウの大量飛来による漁業被害の問題を放送しているのを見たが、最上川水系はどうなのだろう。これからカワウの観察も意識していこう。あとは、ただのカイツブリではないカイツブリを見つけたが、何しろ遠くてよくわからなかった。ハジロカイツブリかな???Cimg3316 お昼になったので、家に帰る途中、大谷地区の田んぼでコハクチョウ10数羽を見つけた。

【出会った鳥たち】 カワウ30ほど・コハクチョウ30ほど・オナガガモ多数・オシドリ♂2・カイツブリSP・カワアイサ・アオサギ・マガモ・カルガモ

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