いよいよ今日が最終日。昨日のようなすごい出合いを期待したが、朝食の時、「ムギマキ、もう抜けたみたいですね。ノゴマも出ませんでした。」と言う、鳥見の方の話また、「ジュウイチの画像を確かめたら、足環が付いていましたよ。」と、もう一人の方の話
今日は、お昼までの鳥見だし、欲張らず、ジュウイチonlyでいくかな・・・と考えた。
早朝の鳥見では、ノビタキが増えていた。マヒワは相変わらず多い・・・という状況だった。なので、上の畑にはあと行かないで、学校とヘリポートあたりを重点にしよう。宿の会計を済ませ、荷物を船の発着所までお願いし、いよいよ最後の鳥見にスタート
学校グラウンドをちら見して、上の坂へ
すでに2,3人の方がジュウイチの出を待っていた。自分も一緒に待ちながら、足環の話をすると、「え~、自分のには写ってないけどなぁ。」との声。どうなのかなぁ?
見間違いかなぁ?
と思いつつ待っていると、出た~
今日もジュウイチに出合えた
しばらく写真を撮ると、もういいかな~って感じで
時間がもったいないので、ヘリポートに移動した。特にこれっていう鳥はいなかったが
ここで耳寄りな情報をゲットした。巨木の森にムギマキ若が出たとの事
これは願ってもない情報だ。昨日雌を撮って、今日雄若を撮れれば、もう何も望むものはありません・・・でしょう
しかし、急いで駆け付けたが、見当たらない
木の上の方をちょこまか動く鳥がいたので、双眼鏡で確かめると・・・、いた
ムギマキ若だ
早速レンズを向けるが、動きが速くてなかなかシャッターが切れない
しばらく悪戦苦闘して、何とか見られる画像が2枚ほど・・・
あぁ~、もう少し落ち着いてくれれば・・・
複雑な思いを抱きつつ、再びジュウイチの坂へ。相変わらず、
道路に下りてはエサをとり、そして道路脇の木にとまる。その繰り返しだが、時折目の前2,3mのところに下りて、バーダーをびっくりさせた
そうこうしていると、坂の下の方にもう一羽が・・・
そうだったのか。ジュウイチは二羽いたんだ
これじゃあ、「ジユウイチ」じゃなく「ニジュウニ」だよ~
それで、足環のあるのとないのがいたんだ。納得だ。しばらく「ニジュウニ」を楽しんで、鼻戸崎でお昼を食べ
そして、港へと向かった。船は1時30分定刻に出航。船の中では、三日間の鳥見を思い出しつつ、いつものように眠って行った
今回は、秋の飛島探鳥の中では一番充実した鳥見旅だった
【出合った鳥たち】 ノビタキ・マヒワ・アトリ・メボソムシクイ・ジュウイチ・ムギマキ若