きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

憧れのオオマシコ’24.3月

2024年03月30日 | 村山地方

鳥知人より、「オオマシコ出ました。」との情報が入ってきた。これは急いで会いに行かねば・・・と思っていたが、予定があったり、天気が悪かったりで、結局1週間近く経ってしまっていた。もういなくなっただろうなぁと、諦め半分、でも、もしかすると・・・と期待半分で行ってみた。現地に着くと、情報をくれた知人がいて、いろいろ話を聞いたが、結局この日は見ていないとの事。「やっぱりなぁ。」とガックリきたが、せっかくここまで来たからにはと、他の鳥さんが出てくれるのを期待して歩くことに。そうこうして、しばらく歩いていると、オオマシコが出たとの情報が・・・。急いで現場に急行。すると、柿の木に鳥さんが数羽とまっているのが見えた。確認すると、まぎれもなくオオマシコだ。走ったり、急ぎ足で来たのでまだ心臓が早打ちしているところに、オオマシコ発見だ。もう心臓が破裂するほどのテンションMAXで、カメラの手振れ補正が効かないだろうなと思いつつもシャッターを切り続けた。木から飛び立ったところで、ちょっと一息つくことができた。そんなこんなで、オオマシコとの夢のような時間を過ごすことができた。もう、オオマシコについて多くを語る必要はないだろう。言わずもがな、誰でもが一度は見たいとあこがれる鳥さんだ。

自分的には、これまで2回しか見ていない。最初は、約30年ほど昔。鳥見始めた頃だ。そして、次は、ブログで確認すると今から17年前になる。という事は、もしかすると、次に出会えるのは10年以上先という事になるかな。これは、せっかくの機会なので、見られるうちにどんどん見ておかないと・・・。という訳で、今回は計3回会いに通った。一回は、妻も見たいというので、妻をご案内した。調べてみると、オオマシコ雄のきれいな赤色になるには2,3年かかるらしい。という事は、真っ赤な雄は選りすぐりのエリートだなぁ。

<雄>

雄の若と雌はとっても似ているが、喉元と額に白い斑点が見られれば雄らしい。実際確認してみるが、野外では光線の関係でなかなか判別するのが難しかった。なので、ここでは、若い雄も雌タイプということにしておこう。

<雌・雌タイプ>

初日に確認できたのは15羽ほどの一グループだったが、2日目には、二グループいて、合わせるとどうやら30~40羽ぐらいいたらしい。オオマシコが40羽とは、何という贅沢な・・・。

オオマシコの飛来数は、年によってかなり変動があるようなので、今度いつ出会えるかわからない。もしかすると、10数年後かも・・・。その時、自分はまだ今のように元気に鳥見できる状態でいるだろうか。何とか、もう一度出会いたいものだ。それまで、足腰鍛えて出歩けるようにしておこう。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チョウゲンボウに会いに’24.3.22

2024年03月26日 | チョウゲンボウ観察

例年ならすでにチョウゲンボウの繁殖活動が始まっているはず。実は、10日ほど前、今季初でチョウゲンボウ観察に行ったのだが、鎮守の森はいたって静か。3回ほど上空をチョウゲンボウが旋回したり通過したりしたが、一度も降りる様子が見られなかった。まだ、繁殖行動は見られなかったのだ。今年の2月は春のような暖かさで、これなら例年よりも早くチョウゲンボウが繁殖地にやってくるはず・・・と、予想していたのだが。たしかに、3月に入ると時折降雪があり、寒の戻りのような感じもあったが・・・。という訳で、実際は今季2回目の観察だ。車から降りると、チョウゲンボウの鳴き声が聞こえる。これでちょっと一安心。見ると、早速巣のある洞にちょこんといるではないか。よく見ると、雄だ。もう巣作りが始まっているのか。あるいは、巣穴の品定めか。何羽来ているのかチェックすると、雄が3羽と雌が2羽いるのが確認でき、すでに2ペアできているようで、巣の割り当てもできているみたいだった。もしかすると、雄1羽だけのところもすでにお相手の雌は決まっているのかもしれない。たまたまこの日は確認できなかっただけかも。

<雄>

雌も時折洞に入った。あとで画像を見ると、足にモグラを掴んでいた。

<雌>

2度ほど雄が交尾を仕掛けたが、雌が拒絶して、あえなく撃沈する場面を見た。まだその気にはなれないという事か。がんばれ、雄くん。

近くにカラスも巣を作っているのかもしれない。ハシボソガラスのペア?がチョウゲンボウにちょっかいを出してきた。チョウゲンボウのペアは、威嚇の声を上げたり、飛び出して威嚇したり、逆にカラスから攻撃されて雌が巣穴の洞に逃げ込んだりする場面が見られた。

<カラスへの威嚇場面>

カラスが退散し、一息ついたところで、飛び出しをプロキャプチャで撮ってみた。

<飛び出し場面>

もう少しカメラを大きく振らないとどん詰まりになってしまうなぁぁぁ。

さらに修業は続くのでした。

本日はここまで。また来週あたり、チョウゲンボウ観察にいってみよう。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クマタカに会いに’24.3/15

2024年03月22日 | マイフィールド

久しぶりにクマタカに会いに。前回から約1ヵ月が経っている。繁殖活動に入っているのだろうか。できれば、2羽で求愛飛行などしているところを見てみたい。途中、ちょっと脇道にそれ、ヤマセミがいないかチェックしてみた。最近ヤマセミに全然会えずにいるので、できれば、クマタカよりもヤマセミに出てほしいのだが・・・。しかしながら、願い叶わずだった。代わりに代役でカワガラスが出てくれたので、ちょっとだけ撮らせてもらって、クマタカの観察ポイントに移動。

<カワガラス>

今回は、150-400mmTC1.25内蔵×2倍テレコンで、35mm判換算最高画角2,000mmのレンズを付けてきた。これでどのくらいの大きさで撮れるか試してみたいと思う。撮影の準備をして約30分ほどで、早速クマタカの登場。東の方から姿を現し、斜面の木々をバックに悠然と姿を現した。急いでレンズを向け、シャッターを切り続けた。どのように撮れているか分からないが、ワクワクしながら撮り続けた。旋回しながら高度を上げ、青空バックに旋回する姿がこれまた美しい。見惚れているうちに、北側の山の向こうに姿を消した。その間10分ほどかな。十分満足の10分だった。

<クマタカ>

天気も良く、とっても気持ちのよいクマタカとの出会いだった。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山形市悠創の丘②’24.3/8

2024年03月18日 | 村山地方

本日も天気良し。これはきっと、良い出会いが待っているに違いない!?・・・、という事で、本日も悠創の丘で鳥見。歩き始めると、出会うのはシジュウカラ、ヤマガラなどなど。ふと、遠くを見ると、なんと、鳥の塊が飛んでいる。マヒワの巨大な群れだ。数百か千羽かわからない。とまってくれないかなぁぁぁと、思っていたら、近くの杉の木にとまった。凄い数だ。とりあえず、とまっているところと、飛び出しを撮ろう。何事も練習なので。今回は、150-400mm×1.25テレコン内蔵のレンズに1.4倍テレコンを付けての撮影。35mm判換算で最高1,400mm相当

<マヒワのとまり物>

マヒワの飛び出しを撮ろうと、カメラを向けて待ち構えるものの、これがなかなか飛び出してくれない。ずうっと構えていると、だんだん腕がきつくなってくる。ちょっと一休み・・・と、カメラを下ろすと、マヒワが飛び出す。こんな感じで、なかなか撮れなかったが、何とか数回だけ、タイミングが合った。

<マヒワの飛び出し>

丘をぐるっと歩いてみたが、やはり出会うのはカラ類。しかも、動きが速くてなかなか撮らせてくれない。最後に出会ったのは、これまた動きの速いエナガたち。前回も撮らせてもらったが、やっぱりエナガちゃんは可愛い。撮らずにはいられない鳥さんだ。

少しずつエナガの動く速さに慣れてきたので、何とかシャッターチャンスをもらうことができた。

<エナガ>

今日も、エナガの可愛いところを観察撮影することができて満足鳥見だった。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山形市悠創の丘①’24.3/5

2024年03月12日 | 村山地方

3月に入り、ハクチョウの北帰行も始まっているようだ。冬小鳥たちもそろそろ北帰行が始まる頃かな?という事で、久しぶりに悠創の丘に行ってみた。2月はすっかり春のような陽気が続いたが、3月に入って、冬に戻ったような天気が続いている。悠創の丘もあちらこちらに雪が残っている。それでも、例年に比べれば全然少ないが。鳥さんの出を待っていると、まず最初に聞こえてきたのがエナガたちの声だった。駐車場の上の方から聞こえる。相変わらず動き回っているのだろう。一応、証拠写真でも・・・と、声のする方に行ってみると、何と、いつも樹上を飛び回るエナガたちが、散策路沿いのツツジの木に飛びついているではないか。しかも、地面に下りてエサを探す個体も。こんな光景、滅多に見られるものではない。急いでカメラを向けてシャッターを切った。相変わらず忙しいが、一瞬止まってくれることがあり、その可愛らしい顔がたまらない。これだけで、来て良かったぁ。

<エナガ>

エナガの群れと一緒に動いていたのはコゲラだった。横枝をつついて長い舌を差し込む様子を観察することができた。

<コゲラ>

空を小鳥の塊が飛び回っていた。マヒワの群れだ。何羽いるのか分からないが、数百羽はいるのではないだろうか。それくらい大きな群れになっていた。杉の木にとまったところを撮ってみたが、証拠写真という事で。

<マヒワ>

さらに先に進んでいくと、次に見つけたのがアカゲラだ。こちらはかなり近い。一心不乱につついている。こちらの存在には全く無関心のようだ。女性ハイカーが二人近づいてきた。「何かいますか?」と聞かれ、アカゲラのことを話すと、肉眼で見つけたようで、初めて見たと喜んでいた。

<アカゲラ>

アカゲラが飛び去った方を目で追っていくと、視界にシロハラが入ってきた。やや距離はあるが、そのおかげで、シロハラはそれほど警戒することなく、割合のんびりと羽繕いなどする様子も見られた。こちらは証拠写真という事で・・・。

<シロハラ>

駐車場に戻る途中、ヤマガラを発見。前回、プロチャプチャー撮影した木のところ。今回も、ちょっとだけ挑戦してみた。まあまあ、こんな感じでしょう。先は長い。

<ヤマガラ>

そして、最後は、ヤマガラの木の近くで見つけたウソ。相変わらずの食欲だ。くちばしから食べている芽がはみ出しているよぉ。

<ウソ>

こんな感じで、本日の鳥見終了。様々な鳥たちに出会うことができ、とても楽しかった。何より、エナガのかわいい写真を撮ることができたのはラッキーだった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする