今年は蔵王との相性が悪くなかなかいい出合いがないのだが、かと言って他に行くところもなく・・・という感じで、結局またまたまた、蔵王へ
今回はお釜に行って、
イワヒバリをねらってみた。数年前に残雪の上のイワヒバリをちらっと見ただけなので、じっくり見たいと思っていた。大きな石を見ながらポイントを探すと、石の上に白いふんのたくさん付いた石を見つけた
「これはきっと、イワヒバリがよくとまる石だな。」と直感した
足場を気にしながらカメラをセットし、ここで待つことにした。そして、待つこと1時間半。一羽の鳥が草が生えている礫地に飛んできた
双眼鏡で見ると、イワヒバリだ
草の実でも食べているのか、
草の中に入ってなかなか出てこない。そのうち、どこに行ったのか分からなくなった
それからしばらくたって、2羽飛んできた。そして、例の石の上にとまった。「よしっ、来た~
」と、シャッターを切りまくった
予想が的中するとうれしいものだ
ただ、あまり長居せず、すぐ飛んでしまった。このパターンで何回か飛来してくれた。あとから同業(?)の方が来て、向こうに陣取った。自分と同じイワヒバリねらいのようだ。そのイワヒバリは、向こう側に行くことが何回かあり、そのたびに「早くこっちに来い~。」と念を飛ばしたが
届くはずもなく、こちらは指をくわえて見ぬふりをしていた
そんな自分に同情してくれるのか、時折こちらにもおいでになる心優しいイワヒバリでありました。
【出合った鳥たち】 ウソ、ウグイス、カヤクグリ、ビンズイ、イワヒバリ、ヒバリ