飛島滞在3日目。まずはヘリポートへ。ここは、様々な鳥たちが草むらでエサをとっている珍しい鳥が出る可能性もある。今日もマヒワが多い他はカシラダカも多い。 ホオジロ、ミヤマホオジロ、アトリ、アオジ、メジロが現れた。でも、草むらに入って、なかなか姿を現してくれず・・・やっと出てきたのがオオジュリン。この鳥は、丈の長い草の上に結構とまってくれるので有難い昨日までいたノビタキがすっかり姿を消している。昨夜のうちに抜けてしまったようだ。代わって、アトリが増えてきた感じだ。夕べ、夕食のときに、荒崎でムギマキが出たと聞いたので午前中行ってみた。しかし、それらしき鳥は見つけられなかったここでも、マヒワはしっかり存在感を示していた。これと言った収穫もなく、お昼を食べに、鼻戸崎に行った。 ここでは、エゾビタキが相手をしてくれて、楽しませてくれた午後からは、またまたヘリポート。コホオアカやアオジが時たま姿を見せてくれる。そして、そろそろ本日の鳥見終了という頃に、例のノジコが登場しかも、抜けの良い枝先にとまってくれた。最後に気分良くノジコ撮りで終了15日、4日目。夕べからの雨で、鳥が入っているのでは・・・と期待しながら、いつものようにまずはヘリポートへ自転車をとめ、スコープを担いで歩きだすと、「ビュ、ビュ。」と鳴きながら1羽飛んだ。双眼鏡で追ったが、何か分からなかった。何となくホオジロ類のような感じだったが・・・。結局、その鳴き声の鳥はここには戻ってこなかった上に上がって、畑の方をず~っと巡ったが、特筆すべき鳥も出ず。またまた、マヒワを楽しむこととなった。 それにしても、どこに行ってもマヒワ、マヒワだ今までこれほどマヒワを目にしたことがあっただろうか。自分的には、マヒワは憧れの鳥だった山に行っても、なかなかマヒワに出会うことができず、会っても遠くにいたり、すぐ飛び去ってしまったり・・・だった。こんなに間近でたっぷり楽しむことができたのは、今回の飛島での大きな収穫だ昼食はいつもの鼻戸崎。そこから見える小さな小さな島の上の木の枝にハヤブサが2羽とまっていたこれまでも何回かハヤブサをここで見ているが、2羽いっしょのところは初めてかもしれない。かなり距離があり、写真的には無理なので、双眼鏡でじっくり見て楽しませてもらったこの2日間も、これは!といった鳥に出会うことはできなかったが、マイフィールドではなかなか味わうことのできない鳥見の楽しさ、醍醐味を味わうことができたこの4日間で、すっかり仕事and家庭を忘れてしまった次回はいよいよ終盤だ。
今回、何と5日間の休みを取ることができた3連休・土日とあわせると、10日間の休みだ帰って来て、仕事場の自分の机がまだあるかちょっと心配だが・・・以前からの夢だった「飛島長期滞在型探鳥」(中国語ではないよ)を行うことにした計画では、12日に島に渡り、18日に帰ってくる6泊7日の探鳥だ。3連休は、子どもの部活の大会で東京1泊だったので、東京から帰って来て、次の日飛島へ・・・という、かなり強引な日程となった。春、出かける前にドタバタ劇があったので、今回は念入りに準備し、いざ出発だ今、酒田までの高速が無料ということで、これは使わない手はない。あっという間に(と言っても1時間半程)酒田に着いた。9月から船が新しくなり、「ニューとびしま」がただの「とびしま」となった乗り心地もいいし、波もなく、快適な船旅だった今回は1週間ということもあり、いつもはひたすら歩くのだが、宿のご主人にお願いして、自転車を借りることにした。この自転車探鳥、最高に楽だった。スコープの出し入れなどちょっと面倒だが、それよりも機動性が高く、疲れも少ない。これなら1週間体力は持つだろうこれからの飛島探鳥に自転車ははずせなくなりそうだ。で、12日・13日は、スタートということもあり、自転車であっち行き・こっち行き、また戻ってきてあっち行きと、割とまんべんなく回った。 とにかくマヒワが非常に多かったどこに行っても、自 転車に乗っていても、マヒワ・マヒワ・・・だった。ヘリポートわきの草むらにたくさんの鳥たちが入っていた。草丈が長く、姿が全然見えない。その分、鳥たちは安心してエサとりをしているのだろう。ホオアカやミヤマホオジロ、ノジコ、カシラダカなどが見られた。 ノビタキも結構入っている。ヘリポートだけでなく、2の 畑、3の畑でもたくさんいた。ツグミ類も結構入っているが、かなり警戒心が強く、なかなか姿を撮らせてくれない途中であった方に、チョウセンメジロやイスカの情報をいただいた。早速ゴドイモ畑近くの柿の木のところに行ってみると、鳥屋さんが1名いた。どうやらずっとチョウセンメジロを待っている様子だ。自分もちょっと離れて待ってみたが、一向に現れず移動した 12日は全然ジョウビタキを見 なかったが、夜に入ってきたようで、13日はちらほら見かけるようになった。12日にヘリポートで見つけたこの鳥、何かの♀のような感じだがわからず、夜図鑑とにらめっこしたがわからなかったシマノジコ♀かな?などと内心わくわくしたが、宿のバードウォッチング帳(宿泊者が情報提供として書いたもの)を見せていただいたら、どうやらノジコらしい。この時期のノジコは腹が黄色で、胸にオレンジ色の入った個体もあるらしい。ん~、ノジコだったかぁぁぁ
【出会った鳥たち】 マヒワ・メジロ・ホオジロ・ミヤマホオジロ・カシラダカ・コホオアカ・ホオアカ・ノビタキ・ジョウビタキ・コサメビタキ・オオルリ若・アトリ・ノジコ・オオジュリン・カワラヒワ・ツグミ・シロハラ・ハヤブサ・ハイタカ・カモSP