きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

飛島’09.10/10-12

2009年10月22日 | 飛島

秋の飛島探鳥。今年は、台風の動きにハラハラドキドキしながら待つこととなった二日前に何とか山形からはずれて通過していった。ホッと胸をなでおろしての飛島行きだ台風一過の晴天に、これは期待できるかも・・・とワクワクしながら船に乗った。車で来る途中から見えた鳥海山は、山頂周辺が白くなっていた。初冠雪のようだった船は思ったほど揺れず、11時に飛島に着いた。・・・と、毎回、探鳥記録を1日ごとに書いて行くのだが、結論から最初に書こう。この3日間、全く不作状態だった一日目ちょっとだけ、二日目全然、三日目やっと出た・・・、こんな感じだった。二日目などは、このままではシャッターを押さずに一日が終わるかも・・・てな感じで撮るものがなく、しまいには渡り鳥ならぬ渡り蝶を撮ってしまった。Cimg6735 Cimg6694 Cimg6678 アサギマダラだ。という訳で、今回は一日ごとではなく、ポイントごとにまとめることにする。まずは、畑の方から。一日目、二の畑でオジロビタキが出たらしい、との事。自分は出会えずここでは、ジョウビタキ、ノビタキが出てくれた。ただ、二日目以降、ノビタキは全然見当たらなくなった。島から消えたようだった。二日目の朝早く、この日唯一、まともに撮れたのがこれ。Cimg6720 はじめビンズイ?と思ったが、目の白いアイリングがとても目立ち、何だかわからなかった。いろんな人に画像を見ていただいたが、はっきりした答えが出てこなかった。その夜、図鑑とにらめっこをして出した結論はタヒバリだ。ふつうはこんなにアイリングがはっきりしていることはないようだが、個体差もあり、羽の模様からタヒバリかなと思った。続いて荒崎。二日目の午前中行ったが、これといった鳥影なし上空をハヤブサ2羽が旋回中。猛禽続きで、この日、三の畑近辺でハイチュウ♀を観察続いてヘリポート。ここでは、3日間収穫なしだったヘリポ脇の樹木を伐採したところで、キマユムシクイが出たらしい。自分的には、一日目、ここでジョウビ♀とノビ♀を見つけたのみ。続いて鼻戸崎。一日目は何も出なかったが、二日目、ジョウビ♀を観ていたら、ルリビタキ♀を発見撮影しようとしたが、動きが速いのと、暗くてシャッタースピードが上がらず、撮れずじまいだったで、三日目は、午前限りということもあり、鼻戸崎を重点的にチェック。この日もルリビ♀は姿を見せてくれた。Cimg6877 そして、何とか撮影にも成功大満足だった鼻戸崎では、他にツグミ・シロハラ・ミヤマホオジロを見つけることができた。そして、最後のポイントが学校裏のグラウンド。結果的には3日間を通して、ここが一番おもしろかったようだ一日目からミヤマホオジロの群れが登場し、草むらに降りて草の実を食べていた。時々、パッと一斉に桜の木などに飛び移るが、すぐまた下に降りる。その繰り返しだ。木に止まったのを見たら、一羽、コホオアカが入っていたすぐ下に降りるので、写真は撮れなかったが、しっかり見ることはできた。Cimg6726 ミヤマホの群れは、三日間見ることができた。他にもジョウビタキ、カシラダカなどを観察できた。そして、極め付け、三日間で一番のスターは、シラガホオジロ宿の夕食時にご一緒させていただいた東京のFさんに教えていただいた。一日目、二日目ともに出会えずにいたが、三日目、学校裏グラウンドにねらいを絞ったことで、たっぷりと楽しむことができた♂と♀、2羽一緒に行動していた。Cimg6777 Cimg6807 三日目、学校裏と鼻戸崎に絞ったことで、何とかこの三日間の鳥見の成果を上げることができた。二日目まではどっと疲れが溜まったが、最後の最後に盛り上がって良かった・良かった

【出会った鳥たち】 ホオジロ・ミヤマホオジロ・カシラダカ・シラガホオジロ・コホオアカ・アオジ・シジュウカラ・メジロ・ジョウビタキ・ノビタキ・ルリビタキ・ツグミ・シロハラ・モズ・タヒバリ・ビンズイ・ハヤブサ・ハイイロチュウヒ・アオサギ・ハクセキレイ

情報として・・・キマユムシクイ・オジロビタキ

Cimg6684 Cimg6694_2 Cimg6691 Cimg6818 Cimg6863 Cimg6719 Cimg6722 Cimg6849 Cimg6952 Cimg6799 Cimg6815 Cimg6846 Cimg6730 Cimg6905 Cimg6872 Cimg6737 Cimg6767 Cimg6714

コメント (4)
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