きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

鳥見納め’20.12.29

2020年12月30日 | 霞城公園
今年も残り3日となった。今年の鳥見は、新型コロナの影響で、飛島など例年行っているところに行けなかったり、楽しみにしていた遠征鳥見をキャンセルせざるをえなかったりと、大変な一年だった。そんな中でも、初めての出会いがあったり、いつものポイントで、いつもの鳥さんに今年も出会えたりと、うれしいことがあった一年でもだった。
さて、そんな今年の鳥見を締めくくるのは、・・・やっぱりいつもの霞城公園だ。(他にないのかよ!)この日は、いつもの鳥友人と一緒に公園を一周した。東大手門脇の土手では、シジュウカラが斜面に降りてエサを取っていたり、ジョウビタキが赤い実を食べたりするところを観察することができた。グラウンド脇では、ツグミが地面に降りていた。まるで春先の風景のようだ。これから、年末寒波がやってくるというのに・・・。

お堀では、先日のハシビロガモがまだ滞在中だった。このまま、ここで年越ししてくれると有難いのだが・・・。

広場に行くと、・・・静かだった。聞こえるのは、ヒヨドリの声ばかり。今日は、やけにヒヨドリが多く感じる。だいぶ経って、やっとキツツキの声がした。アカゲラだ。エサを探しながら、同じ木にずっととまってくれたので、じっくり観察・撮影することができた。

という訳で、今年の鳥見〆はアカゲラとなった。

【出会った鳥たち】 ハシビロガモ、シジュウカラ、モズ、ジョウビタキ、アカゲラ、コゲラ 他

拙ブログにおいでくださった皆様
今年もご愛顧くださり、有難うございました。
今年は、新型コロナで大変な一年となりましたが、来年は、少しでも早くいつもの日常が戻り、のんびり・楽しく鳥見できるようになることを願うばかりです。
それでは、皆様にとって来年が素晴らしい一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
皆様、良いお年をお迎えください。

NOBU@管理人

 
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霞城公園’20.12/24

2020年12月26日 | 霞城公園
14日から連日雪が降り続き、12月としては近年にない大雪となった。新潟県では、車1,000台余りが立ち往生する事態となった。毎日毎日、早朝から夕方までずっと雪片付けに追われ、ついに屋根の雪下ろしとなった。12月に屋根の雪下ろしをしたのは、いつ以来だろう?全く記憶にないほど遠い昔だ。1日がかりの雪下ろしand雪片付けで、全身ガタガタ状態。
 しばらく鳥見どころではなかったが、やっと、この日鳥見することができた。山形市内に用事があったので、そのついでの鳥見だったが、偶然鳥友人と出会い、楽しく鳥見することができた。スタートしてしばらく何も出ないので、空振りよりはましということで、シジュウカラとヒヨドリをパチリ。今日は、シジュウカラも少なかった。

土手を下り、遊具のある広場に行くと、キツツキの声が聞こえてきた。どこだろう・・・と、あちらこちら探すと、何と目の前の木にとまっていた。しかも、アカゲラとアオゲラが同じ木に。これは、「木が合う」ということか?(笑)ここでは、シメを1羽見つけたが、枝が込み入ったところで、写真は撮れず・・・。

弓道場から東大手門にかけては、モズとジョウビタキを見つけた。ジョウビタキのとまった枝の近くには、猫が太めの横枝の上に・・・。どうなるのか・・・と、固唾を飲んで見ていたが、特に動きはなく、ジョウビタキは普通に飛び去った。

最後は、ハシビロガモ。特に珍しいカモではないが、ここ霞城公園では珍しいカモさんだ。友人の話では、メスもいたらしいが、この時はオスのみだった。

さて、今年も残り数日となった。今年の鳥見納めしなければ・・・。来週あたり、ここ霞城公園カナ?
【出会った鳥たち】 カルガモ、コガモ、ハシビロガモ雄、ダイサギ、アカゲラ、アオゲラ、モズ、シジュウカラ、シメ  他
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オオバンの争い’20.12/9

2020年12月18日 | 村山地方
舞鶴山から移動し、原崎沼へ。カモ類の観察ポイントに着くと、鳥友人二人と遭遇。しばらく鳥談義した後、沼をチェック。今季は、東側の土手で工事中のためか、沼の水位が異常に低くなっている。それもあってか、カモの数も異常に少ない。マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、そしてホシハジロの6種が確認できた。ヨシガモ、オカヨシガモは見当たらず。カワウは15羽ほどいた。手前の水際の所に、オオバンが3羽いた。向こう側にも3,4羽いる。手前の3羽は、仲よくエサを探していたが、「仲よく」と思ったのは、こちらの思い込みだったのカモ・・・。

特に目を引くカモがいなかったので、しばらく手前のオオバンを観察することに・・・。しばらくすると、1羽が何かを咥えた。すると、他の1羽が寄っていく。すると、エサを咥えたオオバンは、さりげなく泳ぎ離れて行った。またしばらくすると、1羽が寄っていく。すると、エサを咥えたオオバンは、水から上がり、咥えたエサを食べようとしている。すると、他のオオバンも水から上がり、少しずつ近寄って行った。そうすると、咥えたオオバンは、また歩いて離れて行った。この繰り返しが3,4回あり、ついに、バトルが勃発!
「来るな!これは僕のだ。」「こっちに寄こせ、エイッ。」「どうだ、参ったか。」「寄こさないと、痛い目に遭うぞ、エイッ。」「おっと、危ない。」「そんなことしても、やらないよぉーだ。」  こんな感じかな?

どうやら、咥えていたのは、魚の切れ端のようだった。争っている間のエサは、後で画像を見ると、近くに落としたようだ。何とか攻撃をかわしたオオバンは、落とした切れ端を咥え、そのまま逃げ延び、一人で食べることができた。食べ物を巡る争いは、ひいては生死にかかわる争いだからなぁ。自然界の厳しさを垣間見るひとときとなった。
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アカゲラ’20.11/17

2020年12月02日 | 霞城公園
霞城公園。晩秋に入り、木々の葉がすっかり落葉し、小鳥が見やすくなってきた。天候に恵まれたこの日、冬鳥に会いたいという事で訪れた。いつものようにお堀に沿って散策道を歩いて行った。お堀には、カルガモの他では、コガモがずいぶん増えてきた。その中に、マガモ雄が1羽入っていた。そして、霞城公園では珍しいオオバンも1羽。どこかから迷い込んだのかな?小鳥は、なかなか出てくれず、シジュウカラがちょこっとあいさつ程度に・・・。ジョウビタキは、遠かったが、一応確認程度。ソフトボール用グラウンド跡近くでは、松の上にアオサギがとまっていた。「天気が良くて、木の上からの眺めは最高だヨ!」と言っているのかいないのか・・・。


児童館跡近くまで来た時、「キョッ、キョッ、キョッ。」と鳴き声が聞こえてきた。「アカか?アオか?」と双眼鏡で探すと、太い幹にとまるアカゲラを見つけた。アオゲラは、9月あたりから確認できていたが、アカゲラはなかなか出会えずにいた。太い幹の樹皮が剥がれたところをつついたりしながら、木から木へ飛び移る。自分は位置を確認しながら距離を詰めていった。太い横枝に逆さになって、一生懸命つついている。そうっと遠回りしながらアカゲラの背後に回り見てみると、穴を掘っていて、頭から体半分ぐらい穴の中に入っていた。エサを探しているのか、ねぐらを作っているのかわからないが、こちらが超接近しても全然気づかないみたいだ。おかげで、羽の1枚1枚まで鮮明に見ることができた。下腹の赤い羽根がとっても鮮やかで、きれいだった。動画も撮ったが、カメラ・レンズが重く、手持ちなので腕が疲れてしまい、ブレブレの無残な映像になってしまった。コンデジを車に置いてきたことを後悔した。こういう時に限って・・・は、よくあること。改めて実感。


【出会った鳥たち】 オオバン、アオサギ、コゲラ、アカゲラ、ジョウビタキ 他
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