毎年訪れる新潟県阿賀野市の瓢湖。目的はもちろん「ハス花とヨシゴイ」だ。こちら山形でもヨシゴイは見られるし、繁殖もしているが、ハスの花との取り合わせはなかなか見られない。そして、何より、瓢湖のヨシゴイは近い。人馴れしているというか、人を全く気にしない?ように見える。今年も天気予報を見ながらいつ行こうか計画を立て、この日行くことに。この日の最高気温は28度とそれほど暑くはなさそうだが、それでも、お昼過ぎには帰れるように、家を出たのは早朝3時頃。瓢湖には、6時前に到着した。カメラ機材を準備し、いざスタート。まずは、全体のハスの状況を確認。ここ数年、訪れるたびにハスの面積が減っていて、もう2,3年もしたらハスの花が見られなくなるのではないかと心配していた。ところが、今回、瓢湖全体を見回して驚いた。何と、ハスの面積が昨年よりも増えているみたいで、全滅寸前だった南側もかなりハスの葉が増えていた。どうしたことかよくわからないが、まずは何よりだ。北側はハスの葉がびっしり見られたが、ヨシゴイ観察にはあまり向かないかも。びっしりだと、ヨシゴイの姿が隠れて見づらくなるからだ。東側もだいぶびっしりとハスの葉が見られる。ハクチョウのモニュメントのある西側は逆にきれいさっぱりハスの葉が無くなっている。という事で、まずは東側の散歩道を歩きながらヨシゴイを探すことに。まずは、ハスの花でも・・・。
<ハスの花>
歩き始めて2,3分ほどでヨシゴイを発見。これは幸先良し。じっくりと撮らせてもらった。距離的には5mほどかな。獲物を探すところから、獲物を狙う場面、獲物を獲る場面といろんな場面を観察撮影することができた。さすが瓢湖だ。地元じゃ、とてもこんな写真は撮れない。
まずは、ヨシゴイのいろんな仕草を載せよう。自分的には、獲物をねらってハスの茎に首を巻くところが良かった。
<ヨシゴイ、仕草いろいろ>
最後は、やっぱり「ハス花とヨシゴイ」でしょう。毎年ねらっているが、これがなかなかに難しい。今年は何とかそれっぽいのを撮ることができた。
<ハス花とヨシゴイ>
ヨシゴイは魚獲りの名鳥。次回は魚獲りの場面をピックアップして紹介します。