きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

蒲生’19.9/13

2019年09月27日 | シギチ日記
「シギチ三昧」のあの快感が忘れられず、再び蒲生へ。さあ、「柳の下にドジョウは2匹」いるかな?家を出たのは8時頃。予定では10時頃には着くはずだったが、関山峠での工事中などで1時間以上オーバーし、着いたのは結局11時過ぎになってしまった。仕方ないので、早めの昼食をとって干潟へと向かった。遠目には鳥影がなく静かな様子だったが、ポイントに着くと、やっぱり静かだった。「これはハズレかな?」と不安になりながら見回すと、やっと1羽シギ発見。アオアシシギだ。前回はあまり撮れなかったので、今回は貴重な1羽でもあり、じっくりと撮らせてもらった。何度見てもシギは良い。特にアオアシはスマートで、かっこいいシギだと思う。


ある程度撮ると、他に居ないのかなぁ・・・と、周囲を見回した。すると、水辺の向こうの草むらに、何やら鳥らしきものが・・・。よ~く見ると、チュウシャクシギだった。今回は、この「草むらシギ」が多く、水辺にはほとんど鳥影がなかった。まあ、居たことは居たが・・・。ダイサギ、コサギとウミネコぐらいは。あとは、トウネンが1羽ポツンと。何だか1羽だけで寂しそうな感じだ。「草むらシギ」で見つけたのは、オオソリハシシギ2羽とキアシシギ2羽。それからキョウジョシギが1羽。先日出会ったメンバーとほぼほぼ同じ。


先日は居なかった大きなシギが1羽、やはりこの草むらに居た。くちばしの異様な長さと曲がり具合。そして腰が白いダイシャクシギだ。歩き方が変で、左足を痛めているようだ。少し痛々しかったが、それでも、カニ?などを次々と獲っては食べていて、元気そうだった。食べるところを観察したが、砂の中にあの長~いくちばしを根元まで刺して、エサをはさんで、くちばしを上げる。くちばしの先の方にあるエサを上手に上の方に移動させ、エサを宙に浮かせてパクッと飲み込む。その時、目をつむることが多かった。カニの足がのどに引っかかって痛いのかな?と、見ながら思った。他にも、羽繕いや羽を広げる様子を観察することができた。何とか無事に越冬地までたどり着いてほしいと願うばかりだ。



【出会った鳥たち】 ダイサギ、コサギ、ウミネコ、トウネン5、キョウジョシギ1、キアシシギ2、アオアシシギ1、チュウシャクシギ1、オオソリハシシギ2、ダイシャクシギ1
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コサメビタキ他’19.9/20

2019年09月21日 | 霞城公園
霞城公園にて、午前中は探鳥会。

平日開催という事で、人が集まるか不安だったが、有給をとってきたという方もいてビックリ。鳥見熱に脱帽だ。下見した時、鳥影が少なく心配したが、まぁまぁ何とかそれなりに出てくれた感じだった。一言で言えば、今日は「コサメビタキ ディ」だった。行く先々でコサメビタキが出てくれて、みんなで楽しむことができた。ここ2,3日の間に入ったのかもしれない。トータル7~8羽はいたのではないか。今季まだコサメビタキを撮っていない。・・・という事で、午後から個人的にコサメビタキを撮りに、再度公園を歩くことにした。のんびり木に止まるアオサギや、早々と渡ってきたコガモを撮りながら、コサメビタキがいたポイントへ。着いてすぐに発見。相変わらずの素早い動き。それでも何とか撮ることができた。目が愛くるしいコサメちゃんでした。
この日出会った鳥たちは、以下の通り。

【この日、出会った鳥たち】 カルガモ多数、コガモ10±、アオサギ、コゲラ、モズ1、コサメビタキ多数、キビタキ雌1、ヒヨドリ、シジュウカラ、ハクセキレイ、トケン類3

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シギチ三昧日③’19.9/6

2019年09月13日 | シギチ日記
シギチ残り4種は中大型のシギたち。干潟に着いて最初に見つけたのが、アオアシシギだった。足が長くスマートな体形が羨ましい。あやかりたいものだ。


その近くには、やや小ぶりのシギが2羽。色合いやくちばしなどにあまり特徴がなく、何シギか最初はわからなかった。しばらく観察して、やや横長の姿勢や足の色、上面の色からキアシシギとわかった。


アオアシとキアシが飛び去ってしまったので、また先に進んでいくと、くちばしが細長く、下に曲がった中型のシギが1羽。チュウシャクシギ冬羽だ。


またしばらく進むと、水の中にポツンと1羽佇んでいたのは、オオソリハシシギ。でも、すぐに仲間が3羽飛んできた。4羽いるということか。しかし、しばらく観察していると、先ほどの1羽は、3羽のグループには入らずにまだポツンとしている。孤独が好きなのか?自分と似ているなぁぁぁ。エサとりの様子を観察していると、泥の中にくちばしを突っ込み、つかまえたカニをおもむろに水の中に入れて、またくちばしで挟んだ。これを2,3回繰り返してから飲み込んだ。砂や泥を水で洗い流してから飲み込んでいるようだ。


バッテリーが無くなったので、替えのと交換したものの、「あれっ、電源が入らないぞ。」そうです。充電しておくのを忘れていたのでした。まあ、だいぶ撮って、十分にシギチを堪能することができたので、今日はこれで十分です。今日は天気が良すぎて、写真の出来は今いちでしたが、とても楽しいシギチ三昧の一日でした。もう一回ぐらいは来たいなぁぁぁ。

【出会った鳥たち】干潟にて メダイチドリ1、トウネン6,7 、ハマシギ1、キョウジョシギ1、アオアシシギ1、キアシシギ2、チュウシャクシギ1、オオソリハシシギ4

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シギチ三昧日②’19.9/6

2019年09月10日 | シギチ日記
事前の情報では、車で向洋海浜公園には上れないとの事だったが、一応行ってみると、上れるようになっていた。ラッキーだった。時間的にはお昼にはまだ早かったが、早めの昼食をとり、ゆっくり干潟に向かうことにした。平日なのでサーファーはいないと思っていたが、予想以上にいたのでビックリだった。干潟に行って、2時間ぐらいの鳥見だったが、結果的に8種のシギチに出会うことができた。早めにこっちに移動してきて正解だった。かなりの枚数を撮ってしまい、整理が追い付かない状況になっているので、とりあえず4種をアップして、残り4種はまた後日アップすることにする。
まずはトウネン。3,4羽で動き回っていた。秋のシギチは難しい。今年生まれの幼羽、夏羽から冬羽に換羽中の個体などが入っているので、識別が難しい。なので、とりあえずは写真をたくさん撮って、あとで画像を見ながら判別することにしている。まぁ、トウネンに関してはほとんどが幼羽かな?と思った。


トウネンと一緒にちょっと大きめのシギが1羽目に入った。くちばしがやや下に曲がっていて、腹から胸に黒い斑点がたくさん見られたので、ハマシギの幼鳥と思われる。


場所を少し移動すると、砂浜をちょこまか動き回るシギを発見。キョウジョシギだ。英名で「turnstone」と云う通り、小石などをひっくり返してエサをとる。この個体も幼羽のようだ。


キョウジョシギを追っていくと、水辺の所にメダイチドリを見つけた。これまた幼羽だった。9月上旬になると、幼鳥が多くなるのかもしれない・


part③に続く。
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シギチ三昧日①’19.9/6

2019年09月09日 | シギチ日記
そろそろシギチシーズンかと、鳥友人にメールすると、もうとっくにシーズンインとの事。すっかり出遅れてしまった感があるが、この日、隣県にシギチに会いに出かけた。本日の目的は、休耕田のシギチ。現地に到着してぐるっと見回したが、水がだいぶなくなっているためか、見当たらず。もう少し奥に行くと、畦道脇のまあまあ水のある所にシギを発見。トウネンのようだ。6羽ほどのトウネンの中に、1羽一回り大きなシギが入っていた。はじめはエリマキかな?と思ったが、撮った画像を見ると、頭が赤褐色で、胸から腹にかけて黒い斑点があり、ウズラシギだった。ウズラシギをこれまで近くで見たことがなく、今回トウネンと一緒の所を観察して、そのサイズ感を初めて実感することができた。一度群れが飛んでしまい、戻ってきたときにはウズラシギは入っていなかった。トウネンは好きなシギの一つだが、トウネンばかり見ていてもすっかり飽きてしまった。1時間くらいの時間だったが、「これ以上ここにいても仕方ないなぁ・・・。さて、どうしよう。」と、いろいろ考えたが、まだお昼前の時間だったので、蒲生に行ってみることにした。結果的にこれが吉と出たのでした。続きは、Part2,3にて・・・。

【出会った鳥たち】休耕田にて  トウネン6、ウズラシギ1、ハクセキレイ5

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