数年来、一度は行ってみたいと思っていた「まほろば冬咲きぼたんまつり」。2月中旬頃のこの祭り。普通の年なら吹雪や路面圧雪・凍結等で、とてもとても気楽に行けるようなところではない。しかし、今冬は近年にない少雪、暖かさで、この日も山形市は15度と4月上旬並みの暖かさとなったこれは行くしかない!2,3日前のテレビのニュースで15日まで開催と言っていた。明日は最終日で、もしかすると少し早めに終わるかもしれない。自分が見たいのは夜のライトアップされた花と景色だ。・・・ということは、今日14日しかないという訳だ。家族を誘って、家を出たのが午後3時ごろ家から高畠町まで2時間ちょっとかな?と予想していたが、実際には1時間20分ほどで着いてしまった。駐車場に車をおいて、歩くこと数分。場所はすぐに分かった。4時半ぐらいなので、まだ明るいが、空はどんよりとした黒い雲に覆われているので、いつもより暗い感じで、雰囲気が出ている。 わらで作ったつとの中に、ちょこんと咲く牡丹の花。とってもきれいでかわいい赤・ピンク・白・黄色と、色とりどりの花には名前が付けられていた。思いの外客は少なく、じっくりと観て回ることができた一通り観たところで、休憩用テントに行くと、そこは売店だった。自分の大好きな納豆汁が、1杯300円だった。ちょっと・・・・・・と、思ったが冷えてきた体を温めることに。ほかほかのたこ焼きとあつあつの納豆汁をみんなで食べた。体がポカポカになってきた頃、辺りの様子を見ると、日が落ちて暗くなっていた。辺りが明るいときとはまた一味も二味も違った、とってもきれいな風景だった色とりどりの牡丹の花がライトアップされ、バックの建物の照明とのコントラストがとってもきれいだ明るいときの花と、暗い中でのライトアップされた花と、2度おいしい冬牡丹の観賞となった。カテゴリー、適当なのがなかったので、高山植物・野草に入れておきました~。
先日、Kさんからいただいたハギマシコ情報をもとに、本日は、山形市郊外の悠創の丘に行ったいつものように見晴らしの丘に行くと、三脚に付けたフィールドスコープが1台置かれていた。先客がいるようだ。土手の上に行くと、土手で鳥見している方がいた。声をかけようかと思ったのだが、右前方の木の上にハギマシコを見つけてしまい、声をかける間もなく、そちらに移動することとなってしまった。でも、途中ですぐに飛ばれてしまったが・・・十数羽の群れだった。しばらく待ったが、戻ってくる気配もないので、土手を下って、山のほうに行ってみた。左手の林の方からコガラの澄んだ声が聞こえてきた。今日は天気が良く、全然寒くないというか、だんだん汗ばんできた土手の上から見る見晴らしの丘は早春の風景だここでは、シメの群れに出会ったが、今日はハギマねらいなので、パスした。 あとで、ちょっと良さそうなシーンをちょっとだけ撮ったが・・・。ハギマシコを探していると、下の木にとまっているのを発見。急いで来た道を戻り、下に下って行った。今日のハギマシコは、なかなか一ヶ所にじっとしていてくれない。またもや途中で飛び立ってしまったガックリしていると、後ろの方から声をかけてくれる鳥さんがいた。アトリとミヤホだ。声というより気配だが・・・。どっちにしようか一瞬迷ったが、ミヤホにした。 あとからもう一羽飛んできて、♂2羽になった。じっととまってくれて、とってもおりこうさんだしばらくして、またまたハギマの群れ登場。数えると、ちょうど10羽だ。土手の上の方の木にとまり、下に降りた。えさを採り始めたようだ。ここに、ちょっと厄介な鳥たちがいた。スズメたちだ。このスズメたち、とっても神経過敏で、ちょっとしたことに過敏に反応して、すぐバタバタと飛んでしまうのだ。しかも、スズメたちはすぐ近くの木にとまるが、ハギマはしばらく旋回して、遠くに飛んでいってしまうのだ。困ったものだしばらく待っていると、戻ってきてくれた。ホッ。今度はスズメを避けて遠回りしながらハギマシコに近づいた。何とか数枚ぐらい撮ることができた。 こんな感じで、ハギマシコonlyの観察撮影となったが、他にもいろんな鳥たちが顔を 見せてくれた。後になっての後悔だが、アトリを撮っておけばよかったぁ。考えてみれば、今季初お目見えだった。初物と言えば、土手に春を見つけた。オオイヌノフグリが咲いていた今日は建国記念の日だが、景色と陽気は春分の日のようだ。もう十分ハギマを堪能したし、汗をかいたので帰ろうと思ったが、一羽だけのハギマシコがいた。どうやら群れから取り残された感じだ。「みんな~、どごさ行ったな~。」とでも言っているような鳴き声を聞いた。ハギマシコの声は初めてだ。少し濁った感じの「ビィッー」といった声だ。この個体はシメといっしょにいたが、しばらくして、仲間の飛んでいった方向に飛び去った。時計を見ると、12時近くになっていたので、本日の鳥見はこれで終了!今日も楽しい鳥見ができた
【出会った鳥たち】ミヤマホオジロ・シメ・ハギマシコ・アトリ・カワラヒワ・ツグミ・モズ・ジョウビタキ・シジュウカラ・コガラ・小型タカ(ハイタカかも)
先週、ユキホオジロを見に庄内に行った。運良く6羽のユキホオジロに出会うことができたのだが・・・。15,6年鳥見しているが、こんな苛酷な鳥見は生まれて初めてだった。15,6mはあろうかという物凄い強風そして、その強風で巻き上がる砂ぼこり。降ってくるあられは、強風で威力を増して顔に当たり、痛い三脚は何度も倒れそうになるし・・・。もちろん、100枚近く撮った画像はブレブレで全部ボツせっかくめずらしい鳥さんに出会えたと言うのに・・・。これはリベンジするしかないぞ!次の日から毎日天気予報をチェックした。特に、風速はしっかり確認。7日土曜日。天気はそれ程良くはないが、午前中ぐらいはもつかも、という感じ。風も1,2mと全然問題なし。ノー プロブレムだ。という事で、前段が長くなってしまったが、この日、朝6時に家を出た。道路は雪もなく、凍結もしていないので、無事月山を越えることができた途中朝食をとって、現地には8時半ごろ着いた。すでに車が2台とまっていたが、まだ鳥見は始まっていない模様。早速下の砂浜に下りて行った。先週来たときは所々に少しだけ雪が残っていたが、もうすっかり消えている。「雪とユキホ」をイメージして来たが、あっさり却下となった広い砂浜を探し回っていると、どこからか「ピッ、ピー。」と、かわいい鳴き声が聞こえてきた。ユキホの声だ防波堤を越えて6羽のユキホが飛んで来た。砂浜の上を飛び回り、ようやく降りてくれたよし!今日は風も大したことはない。雪も降ってこない。夢中で撮っていると、声をかけてくださった方がいた。このブログに時々来ていただいているSさんだった。そして、宮城のKさんもご夫婦でいらっしゃっていた。Sさんにはいろんなお話をandご当地情報をお聞きすることができ、とても楽しい時間を過ごすことができたその後、先日山形市の悠創の丘で初めてお会いした山形市のMiさんもいらした。ユキホは、枯れ草のところに集まって、食べ物を探したり、休んだりしていた。それを遠巻きにしながら皆さん、 無言のままひたすらシャッターを切っていった。北海道ではよく観察されるが、それ以外の地方ではとっても珍しい冬鳥だ。白い体に黒い翼。黄色く小さなくちばし。小さくて真ん丸の目。とってもかわいい大きさはスズメぐらいだ。羽に空気を溜め込んでいるので、ぷっくらしてこれまためんこいユキホに夢中になって、回りや空の様子に気付かなかったが、ころころ天気が変わる。あられが降ってきたかと思えば、雨が降って来たりと・・・。とにかくころころ猫の目のように変わる天気だあられが降って、一応「雪とユキホ」は実現したが・・・。雨でスコープもデジカメも濡れてしまい、一時車に緊急避難した。このまま帰ってもよいと思ったが、厚い雲が切れ、青空が出てきた。全く鳥屋泣かせの天気だまあ、これなら大丈夫とまた砂浜に戻ると、十分えさを取ったのか、ユキホはいなかった。しばらくして何とかまたやって来てくれたが、ちょっと撮らせてくれただけで飛び去ってしまった。もう十分かなと思っていると、突然メールが・・・。Kさんからだった。悠創の丘にハギマシコ8羽出ているとの事。現在の時刻12時。ちょっと迷ったが、明日は天気が悪いようだし、せっかく情報をいただいたことだし・・・という事で、思い切って行ってみることにした。ユキホは十分堪能できたし・・・。よし、次はハギマシコだ!朝と同じ米の粉ドライブインで昼食and仮眠をとり、山形へと向かった。それにしても、我ながらくやるなぁ・・・と思った。月山を越えて庄内まで行って、また月山を越えて、そのまま次は山形市へ・・・だ。心配なのは時間だが・・・、やっぱり着いたのは4時だった。もうすぐ日が暮れるし~~!急いで探すが、出たのはシメ・ジョウビタキ・シジュウカラといういつものメンバーであったでも、今日はユキホで十分!楽しい鳥見を満喫できた。