きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

チゴハヤブサ’22.7/21

2022年07月28日 | 村山地方
久しぶりにチゴハヤブサを見に行った。前回見に行ったのは6月初めごろで、交尾する様子も観察できた。今頃はどんな様子なのか。抱卵しているのだろうか?すでに雛が孵っているのか。はたまた、すでに巣立ってしまったか。現地に着いたのは10時頃だったが、チゴハヤブサの鳴き声は聞こえない。しばらく様子を見ようと、周囲をうろうろ歩いていると、上空をノスリが飛んだ。それと同時に、「キー、キー、キー。」と切り裂くようなチゴハヤブサの声。チゴハヤブサ2羽がスクランブル発進。どこから発進したか分からなかったが・・・。
ノスリを追い出し、杉の木に戻ってきたチゴハヤブサ。位置を確認し、姿の見える所に移動した。
<飛翔、木とまり>

やや距離はあるものの、しっかり確認できたので、今日はこれで良しとしよう。
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ヨシゴイ②’22.7/14

2022年07月25日 | 村山地方
前回ヨシゴイを観察したのが約1か月前の事。その後どうなったのか。繁殖したのだろうか?
確かめねば・・・。という事で、約1ヵ月ぶりのヨシゴイポイント。現地到着は午前9時頃になった。カメラ機材を準備し、沼をぐるっと確認するも、ヨシゴイの姿はなし。やや不安になったが、しばらくじっと待つことに。すると、水面近くをヨシゴイがこちらに飛んできた。ホッと一安心して、じっくりヨシゴイの観察撮影をスタート。しかし、しばらくすると、ヨシゴイはまた飛び去ってしまった。
<ヨシゴイ成鳥>

ヨシゴイがいなくなりしばらくボーッとしていたが、何気なくササの密集したササ山(勝手に命名しました)を見ると、何と、ヨシゴイの雛が!「良かったぁ。繁殖してたんだぁ。」まずは証拠の記念写真をパチリ。俄然観察意欲が高まり、目を皿にして観察すると、雛が3羽。さらに、数えていくと、どうやら4羽いる模様。凄い。親鳥が戻ってきたので、雛の観察をとめて、親鳥の方にカメラを向け撮影していると、突然、親鳥が飛んだ。飛んだ先は、雛のいるササ山だった。親鳥がやってくると、雛たちは大騒ぎとなった。親からエサをもらおうと必死の形相だ。親鳥に一番近い雛は嘴を大きく開けて、親鳥の頭を咥えようと・・・。親鳥は、その雛の嘴に自分の嘴を差し込み、給餌している。とにかく4羽もいると大騒ぎだ。親が飛び去り、やや静けさを取り戻した。こちらもホッと一息つき、撮った画像をチェックすると、・・・、何と、雛が5羽!5羽もいたんだぁ。ヨシゴイの雛が5羽もいたとは、全く驚きだ。
<ヨシゴイの雛>

5羽もいると、さぞかし子育てが大変だろうなぁ。これからしばらく、ヨシゴイの子育て奮闘記を観察させていただこう。
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蔵王③’22.7/11

2022年07月22日 | 高山植物・野草
今回は、奥さん同行の蔵王。なので、あまり歩かないコースにして、刈田岳駐車場どまり。メインは、御田ノ神湿原で高山植物を楽しむ。というか、一番は避暑ですけどね。
お昼前に到着。まずは、御田ノ神湿原へ。前々回来たときは、チングルマが花盛りだったが、今回はすでに終わっていた。が、その代わり、様々な高山植物の花咲く姿を愛でることができた。
入り口付近では、トキソウが咲いていた。そして、相変わらず優美なハンサンチドリ。草の陰に隠れるように咲いているのがアカモノ。トキソウのそばには、濃いピンクがきれいなサワラン。ピンクのかわいい花がたくさんついたウラジロヨウラク。まだ咲き始めという感じのキンコウカ。大きな花を咲かせたアズマシャクナゲ。まだまだ見頃のワタスゲと、すっと伸びたコバイケイソウ。たくさんの花々を楽しむことができた。
<湿原風景、トキソウ、ハクサンチドリ、アカモノ、サワラン、ウラジロヨウラク、キンコウカ、アズマシャクナゲ、ワタスゲ、コバイケイソウ>

車の外でランチタイム。今日は曇り空で風が超涼しい。気温はどのくらいだろう?体感的には18,9度といったところかな。下界の予想気温は30度らしい。食べ終わると、そのまま鳥の出を待つことに。一番に出てくれたのは、やっぱりウグイスでした。そして、やや遠くにウソのペア。そしてモズも出てくれた。期待していたのはカッコウだったが、駐車場から離れた所で鳴いている。数年前に駐車場のすぐ脇にとまってサービスしてくれたのだが今も脳裏に焼き付いている。しかし、柳の下に2匹目のドジョウはいなかった・・・。仕方ない、ならば、こちらから出向くことに。低木をブラインド代わりに少しずつ近づいて、何とか撮ることができた。
<ウグイス、ウソ、モズ>

<カッコウ>

こんな感じで、4時間ほど涼みながら高山植物を観賞し、高山で見られる鳥さんを楽しむことができた。いやぁ、涼しくて超気持よかったなぁぁぁぁ。
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蔵王②’22.7/2

2022年07月16日 | 蔵王・その他高山
2度目の蔵王訪問。今回は日程変更につき、まず刈田岳駐車場で鳥見し、その後御釜の方に行くことになった。
まず、刈田岳駐車場では、端っこに車をとめ、鳥の出を待つもなかなか現れず。時々ウソの声がして探すと、遠くの木の上にとまっているが、すぐに飛んでしまう。タンポポの綿毛はすでに準備OKになっているのだが、何故かウソのやってくる気配がない。どうしたことか。気づかないのだろうか?そんなはずはない。こちらが見つけられないようなところにある綿毛に飛んで来るウソだ。まだゆっくり綿毛を食べる暇がないのかもしれないなぁ???遠くにとまったウソの画像を見ると、口に何やら草?のようなものを咥えている。巣材を運んでいるようで、巣作り真っ最中なのかもしれない。
・・・で、ちょっと駐車場から出て鳥を探していると、ホシガラスの声が聞こえてきた。前回のあの夢のような出会いが蘇る。見つけたのは、やや遠くの木にとまったホシガラス。証拠写真でもとシャッターを切ると飛び立ち、何と、こちらに向かって飛んで来る。先ほどよりは近い枯れ木にとまった。どこから来たのか、もう1羽いて2羽に。前回ほどではないが、今回もホシガラスがちょっとだけサービスしてくれた。
<ホシガラス>

次は、御釜の駐車場に行った。レストハウス前の柵の所でウソが待っていてくれた。雄と雌のペアで、柵にとまりながらタンポポの綿毛を食べている。前回は雄しか撮れなかったが、今回は雌の食事の様子も観察することができた。ここでのお目当てのイワヒバリは、今回も残念ながら出会う事が出来なかった。今季はイワヒバリとのご縁がないようだ。次回に期待したい。
<ウソ> 遠くにとまるウソの写真は、刈田岳駐車場で撮ったものだ。巣材を咥えている。
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ノスリ親子’22.6月

2022年07月12日 | 村山地方
5月下旬、鳥の観察中、近くで「ピィー、ピィー。」と険しい鳴き声が聞こえてきた。声のする方を探していくと、ノスリがとまっていた。そして、近くからはか細く鳴く声が聞こえてくる。ノスリの巣があった。巣を確認すると、中には真っ白な雛が・・・。2羽確認できた。
孵化して3,4日といったところか。その後、親子にストレスを与えないように、時々来て、短時間で観察撮影させてもらった。
<親>

巣近くの木の枝にとまり、さかんに鳴く様子が見られた。雛を襲うカラスやトビなどを警戒しているのだろう。巣に運び込んだエサは、確認できたものでは大きさからアオダイショウ、ネズミかモグラだった。
<幼鳥>

大体1週間ごとに訪れたが、始めは真っ白だったヒナが少しずつ幼羽が出てきて、1ヵ月ほど経つと、姿も大きさも親とほとんど変わらないほどになっていた。これから、親鳥に狩りの仕方などを学びながら、厳しい自然の中で逞しく生きて行ってほしいと切に願う。
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