きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

アカショウビン’17.5,6月

2017年07月28日 | 県内の鳥見
今季は運よく2回、アカショウビンに会いに行くことができた。1回目は5月。諸事情により午前中のみの鳥見だったが、ペアを観察することができた。天候の関係で、現地に到着したのが遅くなってしまったが、鳥友人もいて、楽しく鳥見することができた。そして、2回目は満を持して早めに現地に到着。それでも、先客が4,5名いた。皆さん同じ方向にレンズを向けている。その先を見ると・・・、アカショウビン!横枝に止まっている。一息つく間もなく、撮影態勢に入った。この日の個体は、まったりする時間が長く、最初は喜んでパチパチとシャッターを切っていたが、ずっと同じ画像なので、だんだん飽きてきた。しまいには、「誰か飛ばしてくれないかなぁ・・・。」と、罰当たりなことを思ったり・・・。お昼頃には、先客の方々が撤収し、自分一人となり、アカショウビンを独り占めとなった。アカショウビンを観ながら昼食を食べ、動画を何本も撮ることができた。2時半頃撤収したが、まだ、アカショウビンはまったりしている。「来年も来てネ。」「来年も会おうネ。」と、別れのあいさつを交わして、山道を上って行った。

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蔵王Ⅱ’17.7/9

2017年07月18日 | 蔵王・その他高山
前回は刈田岳駐車場周辺でウソを目的に探したが、好物のタンポポの綿毛もなくなっていたので、しっかり観ることができず、結果的に植物メインの鳥見になってしまった。今回は、御釜まで行って、イワヒバリを待つことにした。早朝4時ごろに家を出て、「たいらぐら」で朝食を済ませ、若干の休憩・仮眠をとって、御釜の駐車場に着いたのが7時頃だった。昨年タンポポがたくさん咲いていた場所は、工事関係で立ち入りできなかった。蔵王レストハウスも内外装工事中だったが、中に入ることはできた。時々ウソの声が遠くから聞こえるが、こちらに来る様子もないし、カヤクグリは声すら聞こえないし・・・で、まずは、目的のイワヒバリポイントに向かった。火山活動があり、あちらこちらに注意や避難案内の立て看板があるが、登山客やら観光客やらで、結構人がいる。特に御釜の水面に異状もないようなので、じっくりイワヒバリを待つことにしよう。・・・と思っていたその時、小鳥が3羽、下の方から飛んできた。即、双眼鏡を向けると、イワヒバリだった。こんなにあっけなく出てくれて、何と楽ちんな鳥見だろう。そして、こちらが慌てふためく間に、どんどん近づいてくる。手が届くほどの近さで、1or2m?ファインダーからはみ出してしまい、こちらが後ずさりする程だ。そろそろ戻ろうかというときには、上の登山道の方まで飛んできてサービスしてくれた。今日はラッキーな鳥見だったなぁ・・・と思いながら駐車場に向かうと、階段脇の草むらに・・・。「えっ、ウソ?」「うそじゃありませんよぉ。」とでも言うように、こちらを見ながら綿毛を食べているウソ。何というタイミングの良さ。これまたラッキーだった。よく見ると、胸の所まで赤くなっているアカウソだった。メスはしっかり全身を撮らせてくれて、今日はラッキー・ラッキーな鳥見となった。

【出合った鳥たち】 アカウソ、ビンズイ、イワヒバリ、アマツバメ、モズ、カッコウ、ホシガラス

 
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ノスリの巣立ち’17.6月,7月

2017年07月11日 | 村山地方
いつものフィールドでいつもの鳥を撮っていると、頭上から「ピー、ピー」と、鳴き声がした。真上を見上げると、ノスリのヒナがじぃーっとこちらを睨んでいた。いつの間にこんなところで繁殖したのか。全然気が付かなかった。そして、10~15分ほどして戻ってみると、巣の脇の横枝にとまっていた。巣立ちだ。チョウゲンボウは巣から飛び立って巣立ちをするが、ノスリは巣の脇の枝に枝移りして巣立つ。もう一羽のヒナは、まだ白い羽毛が見えるので、巣立ちまでには、もうちょっと日数がかかりそうだった。それにしても、巣をよく見ると、ハンガーが巣材になっているが、カラスの古巣を使ったのかなぁ?それともノスリもハンガーを使うのかなぁ?ちょっと疑問だ。


・・・・。2週間ほどして、再び見に行った。2羽とも巣立ち、元気に飛び回っていた。ただ、近くにチゴハヤブサがいて、時々テリトリーに侵入して攻撃される様子も観察した。まあ、これくらい成長すれば、何とか無事に生きていけるんじゃないかなぁぁぁ。
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チョウゲンボウの巣立ち’17.6月

2017年07月09日 | 村山地方
例年2~3ペアが繁殖しているチョウゲンボウ。今年は1ヵ所失敗したらしい。カラスにやられたのか、ヘビが侵入したのかわからないが、とっても残念だ。都合をつけて行ってみると、別の巣から無事巣立った幼鳥が元気な姿を見せてくれて。ホッとした。数日後、ひょんなことで、別の樹洞で繁殖したチョウゲンボウを見つけた。まさか、こんなところで繁殖していたとは・・・、全くの予想外であった。そして、この日、偶然にも、幸運にも、ヒナが巣立つ瞬間を観察することができた。この日はやや風が強く、ヒナがしきりに羽ばたく様子が見られたので、「これはもしかすると・・・。」と思い、カメラをセットしてスタンバイした。そして、その瞬間は突然やってきた。何の前触れもなく、極々普通にというか、スーっとと言うか、ヒナが巣から飛び出していった。1羽が飛び出すと、ぼくも、わたしもと、飛び出していった。実にあっけない巣立ちだった。もう少し感動的な巣立ちを期待していたが、実際は本当にあっけないほどの一瞬だった。それでも、家に帰り、撮ってきた動画を繰り返し見るうちに、感動が大きくなっていった。今回は、貴重な場面を観察することができてラッキーな鳥見だった。

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