きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

蔵王探鳥③’23.7/4

2023年07月29日 | 蔵王・その他高山

今回の蔵王は、「私も行く。」というので、奥さん同行の鳥見だ。そんな訳で、いつもよりもずいぶんと遅くなっての出発となった。奥さんは、朝することがいろいろとあるもので・・。

今回がたぶん今シーズン最後の蔵王鳥見となるだろう。最後に何とかホシガラスと出会いたい。まずは、御釜の駐車場まで上り、カヤクグリ、ウソ、そして運が良ければイワヒバリを・・・と、探した。駐車場周りのタンポポは綿毛も無くなり、もうウソは来ないだろう。カヤクグリはどうだろう。鳴き声すら聞こえず・・・だった。とりあえず、イワヒバリを期待して、少し歩いてみることに。相変わらずビンズイは愛想がいい。行く先々で姿を見せて、鳴き声を聴かせてくれる。

<ビンズイ>

リフトのところまで行き、カヤクグリがいないかチェックしていると、「フィ、フィ、フィ。」と、ウソの声が聞こえ、近くに飛んできた。雄2羽と雌1羽だった。幼鳥とはすでに別行動になったようだ。食事中のところを撮らせてもらったが、顔の周りにたくさんの食べかすが付いている。相変わらずの食べっぷりと言ったところか。

<ウソ雌、雄>

次は、ハイラインを下り、刈田岳駐車場に行った。いつもの「指定席」に車をとめ、ホシガラスを探す。遠くの方から声が聞こえるので、探すと、かなり遠くにホシガラスを見つけた。こっちに来ないかなぁ・・・と、待ち続けるものの、結局遠いままだった。ただ、遠くの枯れ木にとまっているキジバトを見ていたら、そこにホシガラスがとまった。これは一応証拠写真という事で、数枚パチリ。

<ホシガラス>

こんな感じで今シーズンの蔵王探鳥は終了。来年もいい出会いがありますように・・・。

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アオバズク②’23.7/13

2023年07月24日 | 村山地方
「雛出たよ~。」と情報が届くのをずうっと待っているが、なかなか来ない。とうとう待ちきれず、自分で確かめに行った。そろそろ巣立ってもいい頃だと思うのだが・・・。現地に到着して、早速探すと、割合簡単に見つけた。結構高いところにいて、下からおしりを見上げる形に。程なくして、隣の木にとまる個体を発見。どうやら上の方にいるのは雌かと。
<アオバズク雌>
そして、隣の木の下の方にいるこちらが雄かと。こちらは、近くて、背景もすっきりしているので、写真を撮るならこちらでしょう。林内を飛ぶムクドリやカラスを警戒して、警戒のポーズをとる場面も見られた。
<アオバズク雄>
残念ながら雛はまだ巣立っていないようだったが、雌親が巣の近くで見守っているようで、「早く出てお出で。」と、言っているのかいないのか。あと1週間ぐらいだろうか。
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ヨシゴイ雛・巣立ち’23.7/14

2023年07月19日 | 村山地方
「ヨシゴイ雛出たよ。」と、鳥友人に聞いた。そろそろとは思っていたが、出遅れてしまった。空模様を見て、この日行ってみた。駐車スペースに車をとめ、機材の準備をしていると、知り合いの鳥ガールさんが来た。「こんな朝早くからですかぁ?」と声をかけたが、まぁ、お互い様ですが・・・。
成鳥の姿はすぐ確認できたが、雛の姿はなかなか見つからず。仕方ないので、しばらくは成鳥の様子を観察・撮影した。事前情報では、もしかすると、番が2組いるかも?との事だったので、ていねいにチェックしたが、確認には至らず。こんな狭い場所で2組も繁殖できるだろうか。沼から流れる小川の周囲が背丈のある草原になっているので、もしかするとそこかもしれないが・・・。わからない。
<ヨシゴイ成鳥>
近くの鳥ガールさんに聞いてみたが、雛は一応出ているらしいが、草の中でとっても見づらいようだ。これは、場所を変えるしかないなぁ。沼の反対側に向かって移動し、雛が見える場所を探した。何とか、反対側で沼に下りられる場所を見つけ、雛を探した。そして、何とか、雛4羽を見つけることができた。巣立ってどのくらいだろうか。1週間くらいかな?そんな感じだ。親が2,3回やってきたが、給餌の場面を見ることはできなかった。もしかすると、親がわざと給餌を控えているのかもしれない。雛に自分でエサを獲らせるつもりで。
雛が水面に首を伸ばして、獲物を探す様子も観察できたので、少しずつ自立を促しているのかも。
<ヨシゴイ雛>
雛たちもこれから獲物の獲り方を覚えて、一鳥前のヨシゴイに成長していくだろう。ガンバレ!ヨシゴイ雛たち!
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アマゴイルリトンボ②’23.6/27

2023年07月16日 | トンボの観察
前回ラッキーにも出会えたアマゴイルリトンボ。ただ、前回は時期が早かったのか、1匹しか出会えなかった。他のトンボもあまり見られなかった。そんな訳で、しばらくぶりという事もあり、そろそろたくさんのトンボが見られるのでは???と、期待しつつのトンボ観察。
まずは、手前の休耕田でハッチョウトンボ探し。小さいのでつい見過ごしてしまうハッチョウトンボ。何とか、目を凝らして探すと、割合簡単に見つかった。ただ、問題は、カメラの問題だ。コンデジで撮ったのだが、クローズアップモードで撮ったが、あまりに小さいので、ズームにするとどうしてもボケてしまう。何とも歯がゆいが、腕が腕なので仕方がない。
<ハッチョウトンボ雄>

<ハッチョウトンボ雌>

ハッチョウトンボと同じ田んぼにハラビロトンボ雄を見つけた。ハッチョウトンボの小さな体をずっと見続けると、ハラビロトンボの何と大きなことか。まあ、普通のトンボの大きさですけど。
<ハラビロトンボ雄>

そして、いよいよアマゴイルリトンボの池に。期待しながら行ったのはいいが、見つからない。しばらく探すも見つからない。ガックリしてハッチョウトンボの所に戻った。そろそろ時間切れかなぁ・・・と、未練がましく再度アマゴイルリトンボの池に。すると、何と、今度は見つかりました。撮影を続けると、雌も見つかり、雄は何と、3匹も確認できたのでした。
<アマゴイルリトンボ雄>

それにしても、アマゴイルリトンボ雌が見つからない。見つけたのは、雄と交接した時で、それまで雌の存在に全く気が付かなかった。その後も、雌を追い続けるも、周囲の風景に溶け込んでしまい、ちょっと目を離すと、どこにいるかわからなくなってしまう。雄は色合いからすぐに見つかるが、雌を見つけるのは超難しい。やはり、産卵という大切な役割を担っているので、天敵に見つからないようにということだろう。
<アマゴイルリトンボ雌>

今シーズンはあと観察する予定はないので、また来年、無事に出会えることを願うのみ。
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蔵王②’23.6/19

2023年07月11日 | 蔵王・その他高山
天気予報を見ながら、2度目の蔵王鳥見に。この日も、早朝4時に家を出発。御釜の駐車場には6時過ぎくらいに到着した。それほど風もなく、暑くもなく。というか、寒い。上着2枚着ないと寒い感じだ。やはり、山に来るときは、準備が肝要だ。さて、本日は、カヤクグリを撮りたい。なので、レストハウス脇で、しばらくカヤクグリが出てくるのを待った。しかし、一向にその気配はなく、ただじっとしていても仕方ないので、少し歩くことに。
<馬の背、熊野岳方向>

ここでは、いつも相手してくれるビンズイが今日も。もうペアはできていると思うのだが、まださえずっている。ペアができない若い個体なのかなぁ。何とか頑張ってほしいものだ。
<ビンズイ>

あわよくばイワヒバリが・・・と期待したが、これまた全く現れず。諦めてレストハウスの方に引き返した。ウソが来るのを待っていると、「フィー、フィー。」とウソの声が聞こえ、こちらに飛んできた。駐車場脇のタンポポはだいぶなくなってしまったが、わずかにあちらこちらに綿毛が見える。
<ウソ雛>
柵の上にとまったのは、雛だった。雛に出会えたのは何年ぶりだろうか。久しぶりにかわいい雛の様子を見ることができた。

<ウソ給餌>
雛が柵にとまっていると、雄がやってきた。雛は羽をバタバタさせてエサのおねだりだ。

<ウソ雄>
今回の給餌は雄だったが、もちろん、雌も給餌しているはずだ。育ち盛りの雛の食欲を満たすのも一苦労だ。

<ウソ雌>
お父さんが給餌している間、雌は近くのタンポポのところで食事中だった。お母さんももちろん栄養をとらないとネ。

<カヤクグリ>
予定では、そろそろ下のリフト乗り場駐車場に移動する時刻だったが、一応、念のため、駐車場の端から下の様子を見回すと、やや遠くにカヤクグリを見つけた。「やっと見つけたぞ。」
と、急いでカメラ向けシャッターを切った。しばらくすると、もう1羽飛んできて、木に2羽とまった。兄弟だろうか。やや距離はあるものの、一応本日の目標はクリアした。

<高山植物>
10時ごろ、リフト乗り場駐車場に移動。ここから、コンデジを持っての高山植物撮りに。
今日は、ハクサンチドリが見頃だった。赤紫色の花が美しい。そして、前回は咲いていなかったマイヅルソウも観ることができた。

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