きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

大山上池・下池’23.11/22

2023年12月02日 | 庄内地方

久しぶりの鳥見。どこに行こうか悩んだが、鶴岡市の大山上池・下池に行くことにした。ここは、山形県内唯一のラムサール条約登録の場所だ。下池の隣には都沢湿地もあり、一年中鳥見できる場所だが、やはり、何といっても秋からが面白い。ハクチョウ類、カモ類はもちろん、それをねらってオジロワシやオオワシ、クマタカなどが姿を見せてくれる。という訳で、今回は、カモ類、とりわけアメリカヒドリ、トモエガモ、ミコアイサを期待して、さらには、猛禽類が出てくれることを願って、朝8時に家を出た。月山道が凍結していないか不安だったが、杞憂だったようだ。まずは、上池に行ってみた。ここでは、特にこれと言ったカモさんは見当たらず。近くにカンムリカイツブリが居たくらいかな。コガモが休んでいたが、翼鏡の緑がとっても綺麗だったので、記念に撮ってみた。

<上池、コガモ>

続いては、下池。上池から車で移動5分くらいかな。

まずは、池全体の様子を見回したが、猛禽類は見当たらず。アオサギが木の上にとまっていた。ハスの葉が残っているところに何かいないかと探していくと、何となくアメリカヒドリっぽいのを発見。光の当たり具合や体の向きによってアメリカヒドリに見えるが・・・。でも、これはやはり交雑種のよう。いわゆる「アメリカキドリ」だな。残念。

<アメリカヒドリっぽい個体>

他には、特に珍しいカモさんは見当たらないので、近くに居たカモさんなどを撮った。一応、記念写真という事で。まずは、オオバン。オオバンはクイナの仲間なので、カモさんではないが・・・。近かったので。

<オオバン>

続いては、カンムリカイツブリ。カンムリカイツブリは、ここ下池で繁殖しているようだ。近くに居たが、こちらがカメラを向けると背中を向けてしまう。そして、すぐに潜ってしまう。警戒させてしまったようで、ゴメン。

<カンムリカイツブリ>

最後にマガモ。超普通・普通のカモさんだが、近くに居ると、やっぱり綺麗な頭に魅せられてしまう。頭のグリーンと嘴の黄色。ベタに綺麗だ。

<マガモ>

ここで、仕事現役時代の知人に遭遇。懐かしい。互いの近況やら体力の衰えを共有したところで、場所を移動。トモエガモがいるらしい。これは有難い。こちらは、カモとの距離がだいぶ近い。木々の間からトモエちゃんを探していくと・・・、居ました。数えると、オスだけで6,7羽いるようだ。ただ、寝ている個体が多く、なかなか顔を見せてくれない。何とか粘って数枚撮ることができた。一応、これで本日の目標達成・・・かな。

<トモエガモ>

今日は、久しぶりに月山を越えて庄内に鳥見に来て、何とかトモエガモに出会うことができた。次回は、ぜひオオワシ、オジロワシに出会いたいものだ。

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鶴岡市大山下池’23.2/28

2023年03月10日 | 庄内地方
最近の暖かさで、月山道路も路面凍結などがなくなっただろう。という訳で、冬ワシと冬カモねらいで鶴岡市大山の下池に行ってみた。朝家を出たのが9時頃とややのんびりスタートとなった。着いたのが10時半頃だった。今日も天気が良い。この天気だけでも気持ちがいい。カメラを準備し、早速池の方に歩いた。まずは、双眼鏡でぐるっと見回した。まずは、やや遠目ながらミコアイサ雌を発見。まずは証拠写真をパチリ。近くに雄がいないかとくまなくチェックするも見当たらず。雌1羽でのんびりしているところか。
<ミコアイサ雌>

さらに進むと、白いカモが目についた。カワアイサ雄だ。3羽仲良く泳いでいる。時折潜水してエサを探している模様。飛び立ったところを運よく撮ることができた。
<カワアイサ雄>

ヒドリガモの中にアメリカヒドリでも入っていないかと探してみたが、全く見つからず。特に珍しいカモさんもいないようなので、池の北側に行ってみた。マガモとオナガガモが多かったが、運良く、トモエガモを見つけた。くちばしを羽の中に入れお休みモードだった。顔を出しても、すぐにまた顔を隠してしまう。何とか粘り、2羽仲良く泳ぐ姿を観察撮影することができた。全部で5羽確認することができた。今シーズン、トモエガモに出会えていなかったが、最後の最後に出会えてよかった。
<トモエガモ雄>

そろそろ時間となったので、最後に大山公園に上ってみた。途中、シメが数羽木にとまってくれた。また、展望台の所で、小型のタカがカラス数羽にモビングされている場面に遭遇。
とにかくすごいスピードで飛び回るので、カメラはもちろん、双眼鏡で姿を追うのも大変だった。何とか証拠写真をと頑張ったが、わずかに見られたのは2,3枚だけだった。大きさと下面の模様などからハイタカではないかと思う。
<大山公園からの下池とシメ、ハイタカ>

今日は、ズバリ晴れの天気で、あんまり鳥さんと出会えないのでは??と、若干不安もあったが、結果的にトモエガモにも出会えたし、ハイタカとカラスのバトルも観察できたし、とても楽しい鳥見ができた。

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大山下池’22.11/15

2022年11月20日 | 庄内地方
2度目の雁見に・・・と思っていたら、いろいろと事情が重なり、結局行けずじまい。それでも県内なら大丈夫かなということで、大山下池に行ってみた。期待としては、アメリカヒドリを見たい。情報としては、来ているようなので、あとは鳥運次第かな?現地到着は9時半ごろ。午後から雨が降る予報なので、お昼過ぎには帰ることにした。
<下池全景>

まずは、池全体を見回してみた。手前の方にいるのは、マガモ、オオバン。奥のハスのところには、マガモ、ヒドリガモ、コガモなど。ずっと向こうの奥にもたくさんカモたちがいるが、遠くてはっきり分からなかった。ミコアイサがいないかと丁寧に見たが、見つからない。まずは、手前でのんびりしているマガモから。日が当たり、マガモの頭部の緑色の金属光沢がとってもきれいだ。見ていると、羽ばたきも披露してくれた。
<マガモ>

マガモ同様のんびり近くを泳ぐのはオオバン。こちらは、日が当たっても当たらなくとも姿は真っ黒のまま。まあ、あえて挙げれば、赤い目がチャームポイントかな?あっ、白い額板もか。
<オオバン>

池全体を見ていると、白いのが目立っている。カンムリカイツブリだ。魚を獲った1羽のところにもう1羽寄ってきた。見ていると、獲った魚をプレゼント?した。えっ、求愛?今の時期に?今のうちに相手を決めておこうという事か。観察していると、足を出して頭か首を掻き始めた。こんな足をしていようとは・・・。
<カンムリカイツブリ>

そして、こちらは普通のカイツブリ。体全体が白っぽくなり、冬羽に生え変っている。こちらは1羽単独で泳いでいて、まだお相手はいないみたいだ。
<カイツブリ>

さて、お目当てのアメリカヒドリ探しだ。池の中央あたりをヒドリガモがまとまって泳いでいる。アメリカがいないか見て行くと、青色が少し入った個体が見つかった。少しアメリカの血が入っているのかもしれない。ハスの間にもカモが入っているので、だいぶ見づらいが探してみた。すると、かなり青っぽい頭のヒドリガモを見つけた。「これはアメリカかもしれないぞ。」と動きをずうっと観察して行ったが、眼から眼の後ろにかけて青色があるものの、
後頸部は青くない。そして、脇や上面は灰色っぽく見えた。これは、アメリカっぽいヒドリガモだ。アメリカヒドリならぬ「アメリカキドリ」だな。
<アメリカヒドリ×ヒドリガモの交雑個体>

では、アメリカヒドリはいないのか?さらにハスの間を探していった。お昼近いという事で、頭と顔を羽に入れて寝ているカモばかりでなかなか判別できない。粘りに粘り、何とかアメリカっぽいのを探し出した。しかし、遠いうえに、ハスの茎が込み入って見づらいのなんの。ちょっと目を離すと、どこだったか分からなくなる。何とか、証拠写真程度には撮ることができたので、本日はこれで良しとしよう。
<アメリカヒドリ>
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大山下池’21.11/8

2021年11月16日 | 庄内地方
カモを見に、鶴岡市の大山下池に行った。ここは、ラムサール条約に登録されたところ。

これからの時期、たくさんのカモたちとそれをねらう猛禽類、マガンなどが楽しめる探鳥スポットだ。
まずは、池の奥から飛び出してきたコハクチョウ。鳴きながら頭上を飛ぶ場面、周辺の田んぼから帰ってくる場面、水面低く飛び出す場面など、様々な場面を楽しんだ。

今回は、見られるカモ類などをまんべんなく撮ってみた。
<マガモ>

<ヒドリガモ>

<オナガガモ・ハシビロガモ>

最後は、カモ以外に見られた鳥たち。
まずは、カンムリカイツブリ。この日は、3羽確認することができた。
<カンムリカイツブリ>

その他の鳥たち。
<オオバン・カワウ・コハクチョウ>


猛禽類が見られなかったのが残念。また、隣の高館山に上ってみたが、期待したミヤマホオジロなどは見られず、これまた、残念。最後は、駐車スペース前の草むらでベニマシコ雌を見られたのは収穫だった。しかし、写真が撮れず、これまた残念。
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青と白’21.10/22

2021年10月23日 | 庄内地方
10月23日、庄内空港「開港30周年」を記念し、また、新型コロナ感染症と戦う庄内地区の医療従事者へのエールということで、庄内空港の上空を中心にブルーインパルスの展示飛行が行われる。その予行飛行ということで、前日のこの日、10時50分から30分間、ブルーインパルスが飛んだ。
今年の5月に山形市内でもブルーインパルスの展示飛行が行われ、妻と二人で見に行った。その時に撮ったブルーインパルスがこれ。

それ以来、妻は「かっこいい~~。」と、ブルーインパルスにハマってしまっている。その妻にせがまれ、この日、二人で庄内地方まで来てしまった。辺り一帯田んぼの中の農道に車を停め、現れるのを待った。周囲の田んぼには、たくさんのハクチョウがいた。あっちの田んぼにも、こっちの田んぼにも・・・。結構な数のハクチョウたちだ。もうこんなに飛来しているのかと驚いた。東の方には、鳥海山が見えるのだが、恥ずかしそうに雲に隠れている。

鳥海山をバックにブルーインパルスを撮りたいと思っていたが、これでは無理だろう。
ちなみに、ブルーインパルスの隊長は遠渡2等空佐。山形県三川町のご出身。つまり、今回は、故郷の町の上空を飛ぶということで、まさに「故郷に錦を飾る」だ。感慨もひとしおのことだろう。

という事で、以下、「青と白」の画像をどうぞ。
もちろん、青はブルーインパルス、白はハクチョウたちだ。
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