きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

西川町志津’22.5/17

2022年05月28日 | 月山
この時期、残雪の上を歩きながら、渡ってきたキビタキやコルリを観察撮影するのが恒例となっている。昨年は、運良くマミジロと出会うことができた。今年は、例年になく雪が多くなかなか行けなかったが、やっとこの日訪れることができた。今回は、鳥友人と一緒だ。西川町志津の自然博物園に朝7時の集合。
雪の上を歩きながら山へと上って行った。昨年は、コルリやクロジのさえずりが聞こえたが、今日は鳥の声が全く聞こえない。どうしたことか?やっとキビタキの声が聞こえてきた・・と思ったら、斜面の向こうの高い木の上に。かなり距離があったが、他に鳥影もなく、頑張って近くまで行ってみた。下に降りてこないかとしばらく待ってみたが、一向にその気配無く、諦めてまた鳥探しに移動した。そのあと、今度は若い個体と出会った。羽根がボサボサだったが、どうしたことか。
<キビタキ>

見晴らしポイント近くで、クロジのペアを発見。藪の中を移動し、なかなか出て来てくれないので、一枚も撮れず。すでにペアができているので、さえずりが聞かれなかったという事か。コルリの声も聞こえなかったので、もしかすると、コルリもペアができているのかもしれない。今シーズンは訪れる時期が遅かったのかもしれない。先ほどキビタキを見つけた場所に、今度はゴジュウカラを見つけた。
<ゴジュウカラ>

1時間半ほどの探鳥で、キビタキとゴジュウカラぐらいしか出会えなく、ややがっかりした気分で山を下った。斜面を下る途中、やや遠くの木の上に小鳥発見。画像を確認すると、ニュウナイスズメの雌だった。もう少し近くで見たかったなぁ。ネーチャーセンター裏の沢では、ミソサザイがさかんに鳴いていた。証拠写真パチリ。
<ニュウナイスズメ・ミソサザイ>

雪が融けた湿地にはミズバショウとリュウカンカが咲いていた。山にはヤマツツジも。
<ミズバショウ・リュウキンカ・ヤマツツジ>

お目当ての鳥さんには全く出会えなかったが、雪の上を歩く爽快感、新緑の美しさをたっぷり味わうことができた。
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朝日町大沼’22.5/12

2022年05月23日 | マイフィールド
ここでは、毎年カイツブリが繁殖している。毎年訪れるとすでにヒナは大きくなっていて、小さくてかわいいヒナを見たいとずっと思っていた。今年こそはと、少し早めに行ってみた。まずは一度行ってみないことには様子が分からない。この日、沼でカイツブリを探すと、3羽確認できた。2羽はペアで、巣に出入りしているようだ。もしかすると、すでに卵を産んでいるのかもしれない。そして、わからないのがもう1羽のカイツブリ。こちらは、ペアから離れた所で一羽で泳いだり、エサを獲ったりしている。ペアになる相手はいないのかと、しばらく観察するも、やっぱり1羽だけのよう。次回再度確認しなくては・・・。
<カイツブリ>

カイツブリを観察している時、ずっと鳴いていたのがノスリだ。ペアのようで、少し離れたところにとまっていて、さかんに鳴いているのがどうやら雄のようだった。雌はカラスにモビングされて嫌がっているようで、雄の方に気が向かないようだ。
<ノスリ>

池の周りを散策しながら出会った鳥たち。まずは、いつまでいるのかというアトリ。もう5月の中旬だというのに・・・。もしかして、留鳥になろうとしているのか!次は、その留鳥のイカル。なかなか見通しの良いところに出てくれず、証拠写真しか撮れず。最後は、夏鳥のコサメビタキとノジコ。特に、ノジコはうれしかった。久々に声と姿を楽しむことができた。とまった木が今一つだったが・・・。
<アトリ・イカル・コサメビタキ・ノジコ・藤の花>


【出会った鳥たち】 ノスリ、フクロウ、カイツブリ、クロツグミ、コサメビタキ、アトリ、ノジコ
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シギチ見に’22.5/6

2022年05月17日 | シギチ日記
5月に入り、シギ・チドリのシーズンがやってきた。やっぱり、シギチを見るなら太平洋側でしょう・・・という事で、この日、宮城県の蒲生海岸に行った。朝4時前に家を出発し、着いたのが6時過ぎだった。軽く朝食をとり、海岸沿いを歩いて行った。水辺で周囲を探すも、シギチの姿は全く無し。ダイサギがのんびりエサ探しをしている。場所を移動し、最初に出会ったのがチュウシャクシギだった。結構いるぞ。数えると、20羽は確認できた。これだけの数のチュウシャクシギはあまり出会ったことがない。これだけで来た甲斐があった。しかし、急に海側から霧が流れてきて、あたりは霧の中に入ってしまった。周囲は2,30m四方くらいしか視界がきかなくなってしまった。天気が良いというのはよかったが、まさか濃霧になるとは・・・トホホ。
<チュウシャクシギ>

次に見つけたのが、メダイチドリ。そして、その近くにトウネンが1羽。メダイチドリもトウネンも夏羽だ。まあ、当たり前だが。やっぱり、秋に比べると春は夏羽で色がきれいだ。
<メダイチドリ・トウネン>

頭の上をコアジサシが飛び交っているので、コアジサシの飛翔写真に挑戦。
<コアジサシの飛翔>

コアジサシを見ながら、やや小高い砂地に上がると、そこに、ハマシギが休んでいた。霧の中で見づらいが、ざっと60羽ほどいる。ほとんど、くちばしをしまい込んで寝ている。霧の中、寝ているばかりのハマシギを撮っても仕方ないので、また水辺の方に移動。そこにもハマシギが居た。
<ハマシギ>

ハマシギが休んでいる近くをシロチドリが行ったり来たりしていた。数は5,6羽といったところか。メダイチドリほど目立たず地味系のチドリだが、山形の内陸ではまずお目にかかれないチドリなので、しっかり目とカメラに焼き付ける。
<シロチドリ>

最後に登場は、キアシシギだ。これまた極々普通種だが、15羽。15羽も一堂に会したキアシシギは自分的にはお初かも。メリケンが入っていないかチェックしたが、やはり極々普通のキアシだった。
<キアシシギ>

キアシシギ群れの前をハマシギ2羽がちょこちょこ動き回るのがとってもめんこかった。そして、その近くには、コアジサシが水際にポツンと佇んでいた。なかなかいい雰囲気だったので、ここでもパチパチ撮影。でも、やっぱり霧が・・・。まぁ、霧中でシャッターを切ったということか・・・。(泣)
<コアジサシ>

【出会った鳥たち】トウネン1、ハマシギ60+、キアシシギ15、チュウシャクシギ20、シロチドリ少数、メダイチドリ少数、コアジサシ20±
コメント (2)
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いこいの森’22.5/2,9

2022年05月13日 | マイフィールド
5月に入り、夏鳥たちがだんだん出揃ったところで、マイフィールド詣でだ。まずは、キビタキ探し。斜面の上に上り、キビタキを上から目線で撮ることができる。しかし、肝心のキビタキがなかなか姿を見せてくれない。鳴き声は聞こえるのだが、遠い感じだ。やっと出てきてくれたが、今一つ。こんな感じで、キビタキは結構観察撮影できたが、どうも画像が納得いかないなぁ。
<キビタキ雄>

キビタキを待っている間に、エナガの登場。しばらく観察していると、どうやら巣作りをしている模様。木の下からでは、巣の様子は全く分からないが、テレビの映像などを見ると、鳥の羽根やコケを使って、ふわふわの羽毛ふとんのような巣らしい。何とか無事繁殖してほしい。そういうことで、1週間後にエナガの巣をチェックしてみたが、下から見上げる形なので、いるのかいないのか、抱卵しているのかどうか、さっぱりわからない。巣の上の枝に、変なものを発見。鳥の毛がふわふわくっ付いていて、巣のようにも見える。1週間前にはなかったような気がするが・・・。まさか、エナガの巣じゃないよなぁ・・・。それにしても、エナガの巣はどうなっているのだろう。足元の方を見た時に、鳥の羽根を見つけた。どうも、木の上のあの変なものの羽根と似ている。というか、同じ羽根のような気がする。何の羽根だろう。家で「野鳥の羽」図鑑で調べてみたところ、ヤマドリの背の羽が一番似ているような気がした。
<エナガ>

キビタキに比べて、オオルリが全く相性悪かった。出ても、高い木の上ばかり。見えても枝や葉っぱでよく見えない。こんな感じだったが、最後の最後、やっと出てくれた。コサメビタキを期待して、山の散策道を歩いていると、山手の方からスーっと飛んできて、下の木の枝にとまった。急いでカメラを向けて撮ったが、シャッター1回だけ。しかも、ピン甘。やっぱり相性悪!近くに雌がいて、雌を追いかけるような形で移動して行った。うまくペアになれるといいね。
<オオルリ>

今シーズン、いこいの森での夏鳥たちのさえずりが今一つ少ない。夏鳥たちのさえずりシャワーを浴びたい。
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新潟de鳥見’22.4/28

2022年05月07日 | 県外の鳥見
計画では昨日飛島に行く予定だったが、風が強く海上荒天という事で、定期船が欠航となってしまった。宿に連絡して予約を変更しようとしたが、5月中旬までずうっと部屋が満室状態という事で、涙を呑んで今回はキャンセルした。泣く子と天気には勝てぬ・・・だ。
連休中の予定が変わってしまったので、計画の立て直しをした。そして、この日、新潟に行くことにした。ねらいは、ズバリ、コマドリとコルリ。
夜中の2時に家を出、新潟の現地到着が5時過ぎぐらいだった。鳥見始めてからの朝食は面倒なので、かなり早いが5時過ぎの朝食タイムにした。5時半頃コマドリのポイントに行くと、誰もいない。いつもは地元の方々がスタンバイしているのだが・・・。まだコマドリは到着していないのだろうか・・・と、やや不安に。カメラをセットしてしばらくすると、やや離れた所からコマドリのさえずりが聞こえてきたので、ちょっと一安心。単に自分の来るのが早かっただけのことでした。6時を過ぎると、一人、二人とカメラマンが集合。結局、最後には10人ほどが集まった。
最初に出てくれたのはオオルリだった。しかし、ちょっとだけ。
<オオルリ>

そしてお目当てのコマドリは、オオルリが去って約5分後。割合すぐに出てくれた。しかも、かなり近い!5,6mといったところか。あまりに近いので、ドキドキしながら夢中で撮った。この時は、まだ人が集まっておらず、自分ともう一人だけ。ほとんど独り占め状態だ。撮っている時は雄だと思っていたが、あとで画像をチェックすると、胸の所に黒い帯がなく、雌だった。それでも、雄に負けないほどきれいだった。その後はまったく姿を見せてくれず。次第に人が集まってきたので、警戒しているのかもしれない。
<コマドリ雌>

その間、ちょくちょく姿を見せてくれたのは、アオジ雌とセンダイムシクイだった。
<アオジ雄雌、センダイムシクイ>

しかし、待っているのはやはりコマドリ。2時間以上経って、かなり待ちくたびれた頃に本命2回目の登場。この時は、先ほどよりはやや距離があり、しかも、あまり長居せずに退場となった。画像をチェックすると、今度は雄だった。個体によって警戒心に差がある。やはり、人が多くなると警戒してか、柵の所まではちょくちょく顔を見せるが、そこから中にはなかなか入って来ないという状況だった。
<コマドリ雄>

11時半頃車の中で昼食を食べ、再びポイントへ。しかし、コマドリはチラッとだけ顔を見せるものの、姿を現すことはなかった。仕方なく、近くに出ているキビタキに遊んでもらった。
<キビタキ>

そうこうするうちに、そろそろ帰る時刻になってきた。最後に、東やのところで鳥の出を待っていると、何やら藪の中で動く気配が・・・。急いで双眼鏡を向けると、背中の青が見えた。間違いなくコルリだ。最後の最後にチラッとだけでもコルリを確認することができ、これで一応コマドリとコルリの目標は達成することができた。そして、1時半頃帰路についた。
コメント (5)
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