きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

鳥見納め’19.12.29

2019年12月30日 | 霞城公園
今冬は今の所全く雪がなく、穏やかな年の瀬となっている。大晦日から正月は寒波襲来の予報が出されているが・・・。そういうことで、雪がないと鳥見しやすいので、「たくさん鳥見するぞ~。」と、フィールドに出るものの・・・。鳥がいな~い。たぶん、雪がないのでどこでもエサをとることができるため、バラけているのではないかと推測しているのだが・・・。どうなのかなぁ?
さて、今年の鳥見納めは、新春探鳥会の下見で、山形市の霞城公園となった。山形市内ももちろん雪は無し。天気も良く、日差しが温かい感じだ。しかし、小鳥の声がしない。聞こえるのは、ヒヨドリとカラスくらい。何とか見つけたのが、モズとカワセミ。カワセミには撮る前に飛ばれてしまったが、モズは何とか撮ることができた。


キツツキでは、アオゲラが近かった。アカゲラも確認できたが、撮れず・・・。コゲラは、シジュウカラとともに移動しながらエサ探しに夢中のよう。シメの声はちらっと聞こえたが、姿は見えなかった。他の冬鳥は確認できなかった。正月の雪で、少し様子が変わってくれればよいのだが・・・。


【出会った鳥たち】 カルガモ、コガモ、ダイサギ、カワセミ、アカゲラ、アオゲラ、コゲラ、モズ、シジュウカラ

こんな感じで、今年の鳥見は終了となりました。
拙ブログにお越しの皆様、一年間のご愛顧有難うございました。また来年もよろしくお願いします。
それでは、皆様、良いお年をお迎えください。
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朝日町’19.12/19

2019年12月27日 | 村山地方
朝日町の某所でヤマセミを撮った方の話を聞き、早速自分も行ってみた。ここは、20数年前に勤務していた地区なので、懐かしい景色だった。まずは周囲を歩いて様子を見ることに。しばらくすると、「チーッ。」と一声鳴いて、カワセミが近くの枝にとまった。水面にダイブして魚を獲る場面も観察することができた。写真も撮ったが、全てピンボケでボツだった。悔しい!こういう肝心な時に限って失敗してしまう。


カワセミが飛び去ったので、周囲を歩きながらヤマセミの出現を待つことにした。うろうろ歩いていると、目の前に小さな鳥が突然現れた。ミソサザイだった。横枝にとまり、尾羽を上下しながら、体を右に左に、せわしなく動いている。すぐに飛び去るだろうと思ったが、意外にとどまってくれたので、数枚撮ることができた。しかし、待てど暮らせどヤマセミは一向に現れず、今回は諦めて帰ることに・・・。


途中、上郷ダムに寄り道して、カモの様子を見てみた。カワアイサが数羽泳いでいたが、あとはこれといったカモ類はいなかった。遠くに猛禽が飛んでいるのを発見。本日はスコープを持ってきていなかったので、はっきり確認することはできなかったが、翼の後縁の曲線からクマタカと判断。かなり近くを飛んでいたが、カメラ、三脚を準備しておらず、急いでセットしたが、時すでに遅し。かなり遠くに行ってしまい、証拠写真程度しか撮れなかった。やっぱり、いつ・何が出るかわからない。常に準備はしておかないといけないなぁ。本日の教訓でした。


【出会った鳥たち】 クマタカ、カワセミ、ミソサザイ、ヒガラ、シジュウカラ、エナガ
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原崎沼’19.12/1

2019年12月16日 | 村山地方
天童市にある原崎沼。いろんなカモ類と里山の小鳥たちが見られる探鳥スポットだ。近年、カモの飛来数が激減している。それでも、トモエガモやミコアイサなどが入ることもあり、毎年楽しみに訪れる所だ。小鳥類でも、ベニマシコやミヤマホオジロが毎年観察される。
 さて、今回はどんな出会いが待っているのか、ワクワクしながら行ってみた。車を降りて、沼全体を見回すが、特に目につくカモはいなかった。マガモ、ヒドリガモ、コガモが多い感じだ。とりあえず、沼のほとりを歩いていくことに。奥の方に行くと、カルガモ、コガモに混じってヨシガモ、オカヨシガモが入っている。ここでは、ヨシガモは近年増えてきた感じがするが、オカヨシガモはとっても少ないカモで、見つけると嬉しくなるカモだった。今日は、5,6羽はいるだろうか。珍しいので、何枚か撮ってみた。近くのヨシガモなどど比べると、とっても地味な色合いであまり目立たないが、よくよく見ると、首元から胸元の模様がシックでオシャレだ。


 カモ類の次は、果樹畑の方に上って行った。ミヤマホオジロは来ているだろうか。「チッ、チッ。」と、ホオジロ類の声がしたので探すと、カシラダカだった。そして、草やぶから次から次へと飛び出して、高いところの枝にとまった。山の上の方からはベニマシコの声が聞こえたが、姿は確認できず・・・。他には、アカゲラ、カケス、エナガを見つけることができた。しかし、カケスとアカゲラは、込み入った枝の中ばかりで撮れず。エナガは、動きが速く、樹の上の方にいて撮れず・・・だった。(張った画像は、別の日に別の場所で撮ったもの)


今季の原崎沼一回目はこんな状況だった。

【出会った鳥たち】 マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、ヨシガモ、オカヨシガモ、カイツブリ、カワウ、アカゲラ、ベニマシコ、ツグミ、エナガ、カシラダカ 他
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大山下池’19.11/27

2019年12月08日 | 庄内地方
山形県唯一のラムサール条約登録湿地となっている鶴岡市大山の上池・下池。今回は、下池に行った。


お目当ては、ミコアイサ、トモエガモ。そして、カモを狙う猛禽類だ。自宅から下池までは、約1時間半。現地には、10時頃到着。まずは、全体をずーっと双眼鏡で見回した。残念ながら猛禽はいないようだ。カモ類は、奥の方にたくさん集まっていて、土手側には、マガモとヒドリガモ中心に少しいるといった状況だった。
まず、最初に目についたのは、白く、首が長い水鳥。カンムリカイツブリだ。全体で、5,6羽いたが、その中で、2羽はカップルのようで、求愛行動を観察することができた。2羽が向き合ったところで、「これは、もしかして、ハートマークが出るかも。」と、ずっと粘り、その一瞬を撮ることができた。


次に見つけたのは、同じく白さが目立った潜水ガモ。ミコアイサだ。お目当ての鳥さんだ。何といっても「パンダガモ」と呼ばれるくらい、パンダ顔が何とも言えずかわいい。なかなか近くには来てもらえなかったが、じっくり見ることができた。


最後に見つけたのは、ヒドリガモの中に1羽だけ頭部の色の違うカモ。アメリカヒドリだ。アメリカヒドリは、ヒドリガモとの交雑個体が多いので、要チェックだ。一番の識別ポイントは、頭部の色彩。ヒドリガモの頭部の色は、主に橙赤褐色。額から頭頂にかけては橙黄色。一方のアメリカヒドリは、眼の周囲から後頭にかけて、黒く幅広い帯があり、緑色光沢がある。二つ目のポイントは、体の色。ヒドリガモは、主に灰色で、胸は赤褐色だ。一方、アメリカヒドリは、体の色は、主に赤褐色だ。これに照らして観察すると、この個体はアメリカヒドリだと思う。


たくさん観察・撮影したところで、隣の高館山に上ってみた。ミヤマホオジロなどの冬小鳥を期待したが、声すら聞こえなかった。今日は、猛禽、冬小鳥には出会えなかったが、カモ類に十分楽しませてもらった。

【出会った鳥たち】 マガモ、コガモ、ヒドリガモ、アメリカヒドリ、オナガガモ、ミコアイサ、オオバン、カワウ、コハクチョウ、カンムリカイツブリ、モズ、エナガ、シジュウカラ 他
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蕪栗沼’19.11/22

2019年12月03日 | 宮城の鳥見
宮城県の「沼シリーズ」第2弾。伊豆沼ではあまりいい機会に恵まれず、ガックリして帰ってきたので、今回は仕切り直しということで、蕪栗沼に行ってみた。朝6時に出発。現地には8時半ごろ到着した。先客の方からの情報では、沼にはオオヒシクイのみで、シギがいないとの事。シギも楽しみにしてきたので、ちょっと残念。・・・ということで、まずは田んぼ巡りに出発。土手の上を走行中、小鳥の群れが飛ぶのを発見。雁にしては小さく、下面が白い。車をとめ、双眼鏡で確認すると、タゲリだった。急いでカメラを準備、土手を下り、ゆっくり歩いていくと、・・・どこにもいない。見失ってしまった。あちこち探し回り、やっと1羽見つけた。よくぞ、1羽だけでも残っててくれた。ありがとう!上面の緑金属光沢がとてもきれいだ。


・・・さて、メインの珍ガンはいずこに。ハクガン、カリガネ、シジュウカラガンを求めて、あちらこちらの田んぼをくまなく見て回るも、マガンばっかり。大きな群れが飛ぶのを見つけると、飛ぶ方向を確認して車を走らせる。そんなことを繰り返しながら、やっとシジュウカラガンに出会うことができた。ざっと数えて4~50羽ぐらいの大きな群れだ。北側駐車場に貼ってあった情報によると、シジュウカラガンは、約2,000羽飛来しているらしい。伊豆沼と合わせると、7~8,000羽ぐらいになるかもしれない。あと数年で、1万羽のシジュウカラガンがやってくるようになるかもしれない。数年前まではとても考えられないことだ。そう考えると、シジュウカラガンはもう珍ガンから、普通ガンになってきたのかもしれない。


十分堪能したところで、次は沼の方に行ってみた。もしかすると、シギが来ているかも・・・と、淡い期待を持って・・・。しかし、情報通り、オオヒシクイしかいなかった。本日は、オオヒシクイを見たところで鳥見終了となった。今季の雁見は、これで終了となるのかな?まぁ、冬季の冬ワシに会いに来るかもしれないなぁぁぁ。


【出会った鳥たち】 オオヒシクイ、マガン、シジュウカラガン、タゲリ 他
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