最近、鳥友人からシギチ見てきたなどの話を聞くたびに、自分もシギチを見たい!という思いがぐっと湧き上がってきた。東日本大震災前は、毎年、春と秋に宮城県にシギチを見に行っていたが、震災後は一度も行っていない。そろそろ自分もまた行ってみようかなぁ・・・と思うようになっていた。・・・で、この日、ついに、8年ぶりに蒲生に行くことに。朝7時45分に家を出、国道48号線を通って仙台宮城ICから高速道に。仙台南部、東部道路を行き、仙台港ICでおりた。干潟側は工事車両が行き交うので、向洋海浜公園の駐車場に車を置いた。10時頃到着。海辺を歩いて干潟の所に行った。周囲を見回したが、チュウサギ、コサギぐらいで、シギチは見当たらず。「これはハズしたかな?」と、少し落ち込んでいると、「ピョー、ピョー。」とアオアシシギが3羽飛んできた。かなり距離があるので、双眼鏡での観察のみだ。久しぶりに見るアオアシシギ。これだけで十分だ。でも、すぐに飛び去ってしまった。また静寂が・・・。待つこと1時間余り。上空をシギの群れが飛んできた。そして、目の前の砂地に降りた。トウネンの群れだった。エサを探したり、窪地に座り込んだり、水浴びをしたり、頭かきをしたり・・・と、トウネンのかわいらしさてんこ盛りだ。極々普通種のトウネンだが、8年ぶりに見るトウネンは、天使のようにかわいらしかった。もう、これで十分。2時間半かけて来た甲斐があった。車に戻ろうと、砂浜を歩いていると、シロチドリの群れに遭遇。これまた久しぶりの出会いだ。足環を着けた個体もいた。この日は、トウネンとシロチドリをじっくり観察撮影することができ、8年ぶりにシギチを楽しむことができた。
【出会った鳥たち】 チョウゲンボウ、シロチドリ、オオメダイチドリ、トウネン、アオアシシギ
【出会った鳥たち】 チョウゲンボウ、シロチドリ、オオメダイチドリ、トウネン、アオアシシギ