きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

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新潟県瓢湖・福島潟’08.7/20

2008年07月21日 | 県外の鳥見

昨年に引き続き2度目の瓢湖行きだ。昨年は8月のお盆前に行って、ハスの花が満開だった。今回は、花はちょっと早いかもしれない。ただ、仕事の都合などで、8月は遠出ができない状況なので、前倒しで行くことにしたそれくらい昨年の瓢湖は楽しかった出発は昨年と同じで夜明け前の3時過ぎ。鳥見のための早起きは全然苦にならないが、夕べ、所用で出かけて、帰ってきたのが9時過ぎだった。なので、寝不足で眠い途中、小国町と新潟の新発田市で仮眠して行った。でも、瓢湖の駐車場に着いたのは6時半くらいで、大体予定通りだ。朝食にはちょっと早いと思ったが、途中で戻ってくるのも面倒なので、食べてからスタートすることにした。来る途中、新潟に入ってからポツリポツリと雨が落ちてきたので、かなりあせったが何とか降らずにすみそうな感じだ。はやる気持ちを味わいながら「瓢湖大橋」なる橋のところにまず行った。ハスの花はやっぱりちょっと早かったようだ。Cimg0963 それでも、咲き始めてはCimg0802 いて、桜なら3分咲きといったところか。花にレンズを向ける熱心なカメラマンも数人いる。橋の上から全体の様子を見て、そこから反時計回りに歩いていった。そういえば、まだチョウトンボが出ていなかった。昨年はアヤメ園のところで乱舞していたのだが・・・。まだ出現していないのだろうか?その代わりにといっては失礼だが、一見シオカラトンボに見えるトンボを撮った。頭の色や脇腹の色・模様がシオカラとは違っていた。帰ってからの宿題となった。一本の茎に3匹とまっていた。最初に見つけた鳥はモズの幼鳥だった。親からエサをもらって、元気に飛び回っていた。そうか、繁殖も終わり、巣立ちの季節なんだ、今は水路のところがヨシゴイのポイントだ。ここは、まとまった数のハスの花は遠いが、ちらほらと花のつぼみがあり、開けた空間が広がっている。わきにヨシ原があって、いかにもヨシゴイ向きといった感じた。Cimg0824 行ってすぐにヨシゴCimg0842 イ一羽と出会うことができた。やや遠いが、デジスコにはOKだ。出会った時にきっちり撮っておかないと、あとは出会えない・・・何ていうことはよくある鳥見の世界。ひたすらシャッターを押していると・・・、チーという一声とともにカワセミ登場。おっ~、これは「ハスカワ?」昨年も運良く出会うことができたが、Cimg0819 今年もいきなりの「ハスカワ」だ。背中や腹の色合いから幼鳥のようだ

Cimg0829 ところで、ヨシゴイとカワセミが同時に登場し、どっちを撮ろうか迷ってしまった。あちらを撮れば、こちらが撮れずここは公平に代わる代わるということで・・・みたいな。するとヨシくんが、「ぼくがメインだろ!」って、ぐ~んとこっちに寄ってきてびっくりえっ!こんなに近づいてOKなの?みたいな。12,3mといったところか。Cimg0883 それではアップで撮ってあげましょう。ついでにおみ足も。それにしてCimg0933 も、ヨシゴイの足の指はどうしてこんなにも長いのだろうか?葉っぱの上にのって歩くときの加重を分散するためだろうか??などと考えながら場所を移動し、正面の広場のところに来た。ここでは、昨年ウチワヤンマに出会ったが、今年は見当たらない。と言うか、トンボがあまりいない。でも、ここでもヨシゴイを見つけた。しかもかなりの近距離だ。Cimg0953 ハスの茎に二股をかけているところも観察できた。湖を一周したところで9時頃だった。今日は昨年のような暑さはなく、ちょっと汗ばむ程度?といったところだ。で、時間の余裕もあり、もう一周することに。これが結果的に良かった訳で・・・。今日出会えないでいたチョウトンボにやっと出会うことができたのでした。まだ1,2匹で、やっと出始めたところといった感じかな?なのでラッキーでしたあぁ、良かった良かった。これCimg1007 で、今日の目標はすべて達成!気を良くして車に戻った。そして、これからの予定を考えた。このまま帰るにはあまりにも早すぎるだろう。せっかく3時間もかけてここまで来たんだから。昨年行けなかったというか、行ったのに行けなかった?みたいな福島潟に行こう。福島潟は、瓢湖から北の方に車で20分ほどのところにある。今回は「ビュー福島潟」を目印にして行き、何とか行き着くことができた。初めての場所なので、下見の気持ちで歩き回った。Cimg1021 水面では、カンムリCimg1031 カイツブリがのんびり浮かんでいた。オニバスを見たかったのだが、見つけることができなかった。福島潟のは「北限のオニバス」ということで、一度見てみたいと思っていたのだが・・・。来年の目標となってしまった。ここにもハスの花が咲いていた。沼の向こう側にカメラマンたちが撮影しているのが見えたので、自分も行ってみた。瓢湖は3分咲きといったところだったが、ここは7,8分咲きといった感じで、満開に近い状態で、とってもきれいだトンボでも撮ろうかと思ったら、ここで雨が降り出したいよいよ、今日はここまで!といったところか。時計を見ると、11時半近くだった。途中でお昼を食べて帰ることにしよう。山形から3時間かけてやって来たかいがあった、充実した鳥見でした。

【出会った鳥たち・トンボたち】 ヨシゴイカワセミカンムリカイツブリ・モズ・コサギ・コハクチョウ(残留組)

Cimg0806 Cimg1034 Cimg0840 Cimg0917 Cimg0955 Cimg0952 Cimg0984 Cimg0985 Cimg0932 Cimg0817 Cimg0831 Cimg1022 Cimg1027 Cimg0805 Cimg0973 Cimg0947 Cimg1002 Cimg1012

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蔵王’08.6/28

2008年07月02日 | 蔵王・その他高山

そろそろイワヒバリ見に行こうか。今年もコマドリ見たいなぁ・・・と思っていたところ、宮城のYさんに「コマドリ、ご一緒しませんか。」と誘っていただいた。断る理由はない。もちろんOKである大黒天で早朝5時の待ち合わせだ。夜明け前の3時半に家を出た。大黒天には5時前に着いた。アオジが木の上でさえずっている。昨年も同じところでアオジに出会った。もしかすると、同じ個体かもしれない。しばらくしてYさんも到着し、早速車で林道を下って行った。聖山平で車をとめ、外に出ると聞こえるコマドリのさえずりだしか~し、木々が高くて景色も見えない状況。声はすれど姿が全く見えない状況場所を移動し、見通しの良いところで探すと、やっとコマドリを発見。Cimg0737_2 ・・・でも、とんでもなく遠い写真は証拠写真程度で、仕方なく、フィールドスコープでじっくり観察することにした。やっぱりオレンジ色がとてもきれいだしばらくさえずってくれたが、こんなに遠くてはいくら撮っても仕方がない。飛び立ったところで、また場所を移動し、聖山平の登山口のところに行った。自分は登山口から下ったことがなかったが、Yさんによると、下に川があって、見通しのきく場所はないということだった。それでも、向こうからコマドリの声が聞こえてくる。これは思い切って下るしかないかすると、木のてっぺんでさえずるコマドリ発見。Cimg0768 これはなかなかいい感じだ空抜けではあるが、結構近い。今度は何とか大きく撮ることができた。そんなこんなしているうちに、8時近くになっていた。昨年のようにはいかなかったが、しっかりコマドリを見ることができたし、ホシガラスやカケスにも出会うことができた。宮城のYさん、早朝よりお付き合いいただき有難うございました。これに懲りず、またご一緒しましょう

【出会った鳥たち】 カケスホシガラスコマドリウグイス・ウソ・アオジ・アカハラ

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