きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

舞鶴山’25.1/19

2025年01月23日 | 村山地方

本日は、天童市内にある舞鶴山公園での探鳥会に参加。天気はズバリ晴れ。こういう日は、あんまり鳥が出ないことが多いが、さてどうなるか。まずは、展望台のところまで歩いたが、鳥影はまったく無し。早々に西側の道路を下って矢場跡の方に移動した。歩きながら鳥探しだが、それよりも足元に集中。今朝は放射冷却で路面がつるっつるに凍っている。恐々下って行った。

矢場跡の下に来たところで皆さん、双眼鏡で何かを探している。聞くと、上の土手の木にアトリがいるとの事。樹間を探して、やっとアトリを見つけた。ここではしっかり観るのが難しいので、道路を上って矢場跡に行ってみた。アトリは飛び去ってしまっていたが、土手にまだ小鳥が残っていた。見ると、ミヤマホオジロ雄だった。木の枝に飛んだところで、後姿の証拠写真しか撮れなかった。もう少し早く来ていればと間に合ったのになぁ・・・残念。さらに下って行ったところで、シジュウカラ、ヤマガラ、エナガなどの混群に出会ったが、シャッターチャンスは訪れなかった。それなりには鳥が出たが、写真は撮れずと、かなりストレスが溜まってしまった。このままで終了かと思われたが、幸運は最後に訪れたのであった。上り坂の途中、斜面にアトリの群れを発見。やっとじっくり鳥見&鳥撮りの時間到来。木の実を頬張る様子を観察することができた。

<アトリ>

アトリを撮っていると、「ミヤマホオジロがいるよ。」との声。アトリの群れと一緒にミヤマホオジロもエサ取りしているようだった。さっきはちょこっとしか見られなかったので、じっくり観察できてラッキーだった。

<ミヤマホオジロ雄と雌>

そして、最後の出会いは、集合場所に戻ってきたところで。道路脇の木にコゲラが飛んできた。

これだけ超近いと撮らずにはいられない。枝が込み入ってなかなか難しかったが、数枚ちょっといい感じのが撮れたのでよかった。

<コゲラ>

今日は、探鳥会に参加し、いろんな方と鳥談義しながら鳥見ができて楽しかった。

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舞鶴山 ’24.12/30

2025年01月05日 | 村山地方

少々遅くなりましたが・・・、皆様、明けましておめでとうございます。昨年に引き続き、今年もご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

さて、2024年もあと2日となったこの日、鳥撮り納めという事で、天童市内の舞鶴山に行った。ここ2,3日雪が降ったので、もしかすると下の矢場跡まで車で行けないかもしれないなぁ・・・と思い、山頂に車を置いて、歩いて矢場跡の方まで行った。すでに柿の実はなく、周辺は閑散としていた。しばらく鳥の出を待つも、全く鳥の声がしない。仕方なく、山頂まで戻って行った。全く鳥がいないので、ひたすら坂道を上っていくのは体力的にも精神的にもどっと疲れてしまった。車に戻り、車内でコーヒータイムしながら考えた。このまま帰るにはまだ昼前だし早いなぁ。どこか近くにいいところはないかなぁ。あそこは良さそうだが、車を停めるのがちょっと難儀だなぁ。あっちは結構遠いしなぁ。・・・などと考えた末、まずは、山頂周辺をさくっと歩いてみることに。すると、やっと鳥さんの声が聞こえた。エナガの声だ。相変わらず動きが速いが、何とか数カット撮ることができた。相変わらずの可愛らしさだ。

<エナガ>

エナガに続けてカラ類も登場。混群作っているから当たり前か。こちらは証拠写真程度。

<シジュウカラ、ヤマガラ>

カラ類が去ったので、また移動。今度は、下の斜面に何か動く物体発見。雪の上にいたのはアトリだった。数羽のグループで、エサを探している様子。樹の枝に飛び上がり、種のようなものを食べ始めた。結構距離的に近いが、全然警戒していない。食事に夢中のご様子だ。

<アトリ>

アトリを心行くまで堪能したところで、さらに歩を進めた。カラ類とエナガは観ることができたが、コゲラにはまだ会えていない。さっきから声はするが、なかなか姿を現してくれない。階段を上ったところで、やっとコゲラを見つけることができた。コゲラは結構撮る機会はあるが、なかなかこれは良いぞというのが撮れない。今回も、結局いつもと同じような感じかな。んー、なかなか難しいコゲラくん。でも、今回は、後頭部の赤を観ることができた。これはきっといいことがあるぞ。

<コゲラ>

上の方に上がり、見晴らし台?から天童市内の景色を眺めた。斜面の高い樹木は、景色が見えづらくなるという事で、数本、幹の途中から伐採されていた。昨年か一昨年、ここでカモシカに出会ったので、いないかチェックしながら歩いたが、いなかった。天然記念物にそう易々と会えないかぁ。さらに進むと、小鳥が飛んだ。とまったところを双眼鏡で確認すると、何と、ミヤマホオジロ雄だった。こんなところで出会えるとは。舞鶴山に鳥見に来る目的に一つが、このミヤマホオジロだ。今シーズン初めての出会いだ。これは、もしかして、コゲラの赤をゲットしたおかげかな?

<ミヤマホオジロ>

西側の方では何も出なかったが、山頂に戻ってきてからは、次々といろんな鳥さんが登場してくれて、終わってみれば、大満足の鳥撮り納めとなった。2025年は、どんな鳥さんとの出会いが待っているか、楽しみ・楽しみ。

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悠創の丘②’24.12/25

2024年12月31日 | 村山地方

悠創の丘に行った3日後、一昨日から悠創の丘にクロジが来ているという情報をいただいた。せっかくこの前行ったのに・・・。その後に出るとは・・・、何というタイミングの悪さ。愚痴っても仕方がない。ここは、行くしかないでしょう。年の瀬に「クロジ」とは、何という縁起の良さ。9時半頃に到着。早速現場に急行。顔見知りの方に聞くと、今日は未だ出ていないようだ。土手の上の方の柿の木からメジロの声が聞こえる。ずっとクロジの出てくるのを待つのも時間がもったいないので、そちらに移動して、しばらくメジロに相手してもらった。

<メジロ>

次は、エナガの登場。これもやっぱりタイミングで、タイミングが合わないと、カラ類、エナガさえも出てくれない。という訳で、出会いに感謝して、有難く撮らせてもらった。超近くまで来てくれて、まん丸エナガがとってもめんこかった。

<エナガ>

エナガの集団が去ってしまうと、急に静けさがやってくる。必死に鳥影やら鳥の声を探すがなかなか出ない。今冬は鳥が少ないとあちこちで聞くが、全くの同感だ。鳥影を探し求めてうろうろしていると、シロハラを発見。今冬はシロハラとの相性はいいようだ。昨日、一昨日と雪が降ったので、エサ探しに苦労しているのかもしれない。こういう時は、やっぱり柿の木食堂が盛況だ。

<シロハラ>

シロハラを観察撮影していると、鳥友人が登場。連絡はしていなかったので、全くの偶然だ。しばらくぶりで鳥談義をして楽しむ。そんな時、杉林の中に鳥影を見つけた。双眼鏡で確認すると、クロジだった。やっと出てくれた。でも、杉林の中はとっても暗い。かなりの枚数撮ったが、ほとんどがボケボケで、証拠写真にしかならない状態だった。話によると、クロジは10数羽居るらしい。自分が見た所では、5,6羽は確認できた。何とか、明るいところに出てくれないかと根気強く待ったが、この日は出てくれずに終了となった。

<クロジ>

クロジを待っている間に出てくれたのが、キセキレイとモズだった。どちらもほんのちょっとだけの出番だったが、まあ、退屈しのぎには良かったかも。

<キセキレイ>

<モズ>

 

という事で、今年のブログ記事の更新は、これで最後となりました。

今年もいろんな鳥さんに出会うことができました。そして、この拙いブログにご訪問くださった皆様、有難うございました。

来年は、「巳年」。という訳で、来年は「長い物には巻かれろ」をモットーに、優柔不断に・・・いや、柔軟に時の流れに身を任せつつ鳥見を楽しんでいきたいと思いますので、来年もどうぞ、よろしくお願いします。

NOBU@管理人

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悠創の丘①’24.12/21

2024年12月28日 | 村山地方

天童市の舞鶴山と同じで、雪の積もるこの時期気になっていたのが、山形市郊外の悠創の丘。ここは、蔵王の麓に位置し、夏蔵王で繁殖した鳥たちが、雪が降ると麓に下りてくるのだ。そこで、今季一回目という事で、鳥知人を誘って行ってみた。午前10時頃到着し、お昼ごろまでの半日鳥見。まずは、ルリビタキが出るというポイントに行ってみたが、全然気配なし。時間がもったいないので、ここから「どんぐり橋」の方に移動し、さらに「見晴らしの丘」へ。どんどん歩き、あっという間に駐車場に戻ってしまった。というのも、全然鳥の声がしない。鳥影なし。いったい鳥さんはどこに行ったの・・・状態。カラ類の声さえしない。これは、今日は大ハズレか?とトボトボ駐車場に戻ったが、そこで、やっとシジュウカラの声が聞こえてきた。探すと、シジュウカラ、ヤマガラを見つけた。そして、そこに、「ジュリ、ジュリ。」と、エナガの声。急いでカメラを向けたが、何しろ動きがヤバい。何とか数カットだけ撮ることができた。その中で、運よく超近くに来てくれた正面顔を撮ることができた。超かわいい。

<エナガ>

下の畑の先にある柿の木にシロハラを見つけた。だいぶ柿の実はなくなっていたが、シロハラが来てくれてよかった。まずは、証拠写真を撮って、少し近くまで。そして、柿の木がたくさんあるところにも出てくれた。

<シロハラ>

最後の最後に鳥たちが出てくれて、少しは来た甲斐があったかな?という感じ。

最後に、鳥知人からおいしいコーヒーを入れてもらい、いろんな話をすることができ、楽しいコーヒータイムを過ごすことができた。Eさん、お付き合いいただき有難うございました。そして、おいしいコーヒー、ごちそうさまでした。

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舞鶴山’24.12/20

2024年12月22日 | 村山地方

すでに12月に入っているが、自宅周辺の積雪は今のところ5cmほど。このまま正月まで行ってほしいが、さてどうかなぁ。どうかなぁ・・・と言えば、例年この時期訪れている天童市民憩いの山・舞鶴山の柿の木はどうなっているだろう。そろそろ下見に行かねばと思っていたので、この日、天気もまぁまぁのようなので、行ってみた。車から降りると、風が冷たい。まず、矢場跡から下の柿の木をチェック。・・・、何もいない。小道を下っていくと、柿の木の上の方にメジロを見つけた。まずは、証拠写真。逆光なので反対側に移動すると、飛ばれてしまった。そして、近くにいたアオゲラにも飛ばれてしまった。飛ばれるまでアオゲラの存在に全く気が付かなかった。悔しい!でも、また来るだろうと思い、しばらく周辺をうろうろしていると、予想通りアオゲラくんが来てくれた。柿の実をおいしそうに食べているところを撮らせてもらった。

<アオゲラ、メジロ>

アオゲラが飛び去ったので、下の方に下って行った。歩きながら鳥の声に耳を澄ませたが、聞こえるのはヒヨドリの声ばかり也。とにかく鳥がいない。そんな感じだ。しばらくうろうろしていると、シジュウカラの声が聞こえてきて、その後、エナガの声も聞こえてきた。初めは高い樹の上の方で飛び回っていたが、しばらくすると、低木の方に来てくれた。これなら何とか撮れそうだ。それでも、やっぱり動きが速くてなかなかカメラが追いつけない。粘りに粘って、何とか数カット撮ることができた。今シーズン初めてのエナガ撮影だった。まあ、スタートはこんなもんでしょう。

<エナガ>

エナガを観ていると、そこにメジロもやってきた。これまた動きの速いメジロ。カメラワークの練習には最高の鳥さんだ。

<メジロ>

最後は、証拠写真をということで、シジュウカラとヤマガラを1カットずつ撮ってみた。

<シジュウカラ、ヤマガラ>

今日は、300mmレンズに2倍のテレコンを付けて持ってきたが、エナガもアオゲラもかなり至近距離で撮ることができ、これなら1.4倍のテレコンで十分だった。野外でのテレコン交換は、埃などが入るリスクがあるので、できれば避けたいところだ。なので、テレコンをどちらにするか、かなり悩ましいところだと思った。少しでも明るさが欲しければ1.4倍だし、できるだけ大きく撮って、トリミング不要にするなら2倍だしなぁ。まあ、場数を踏んでいくしかないかなぁ。

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