きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

ヨシゴイ巣立ち’24.7/26

2024年08月20日 | 村山地方

見ということで、5時頃家を出た。約40分ほどで到着。ポイントに着いて、まずは双眼鏡で確認。本日も雛は出ていない。巣のある草むらのバックが土手で、一面クズの葉に覆われているので、巣立っても見えないのかもしれない。しばらく待ったが出てこないので、周囲を少し歩くことに。すると、水が流れ込む水路のところにゴイサギ幼鳥を見つけた。体上面に見られるたくさんの白斑を星に見立てて、いわゆる「ホシゴイ」と呼ばれている。ピクンとも動かず、微動だにしない様子だったが、しばらくすると、水面をじっと見つめて、・・・、パクッ。画像を見ると、魚というよりドジョウのような獲物をゲットした。見ていると、このホシゴイ、なかなか腕のいい漁師さんのようだった。これなら、食いっぱぐれはなさそうだ。

<ゴイサギ幼鳥>

ゴイサギの方に気を取られていて気付かなかった。ヨシゴイの親がエサを運んできたようだった。エサやりが終わったようで、草むらから出ていた。残念。見逃してしまったぁ。しかし、まずはヨシゴイ成鳥をしっかり撮らせてもらった。しばらくすると、飛び去り、離れた所の草むらに入って行った。

<ヨシゴイ成鳥>

そんなことをしていると1時間以上経ってしまった。今日もだめかと思い始めた頃、土手一面のクズの葉がそこだけ張っていない場所があり、何と、そこに居ました、ヨシゴイの雛ちゃん。

やっと見つけることができた。そこは巣のある所から20mほど離れた所だった。もうこんなに離れた所まで移動していたんだ。やはり、クズの葉が覆っているので分からないんだなぁ。まあ、こちらにとっては邪魔なクズだが、ヨシゴイ雛たちにとっては良い隠れ蓑になっているのかもしれない。

<ヨシゴイの雛>

たっぷり雛を観察撮影したところで、他に何か鳥さんがいないか探していくと、「チィー。」という声とともに、カワセミが飛んできた。「とまってくれぇ。」と念じると、近くの枝にとまってくれた。少し暗かったが、それよりもかなり近かったのでラッキーだった。

<カワセミ>

今日は、何とかヨシゴイの雛を撮ることができ、最後はカワセミが〆てくれたので、楽しい鳥見となった。

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ヨシゴイⅠ’24.7/16

2024年08月09日 | 村山地方

そろそろヨシゴイの雛が誕生している時期かと、近くのフィールドに行ってみた。沼のそばの駐車スペースに車をとめ、機材の準備をしていると、鳥友人もやってきた。やっぱり、鳥見人の考えることは同じということかな。・・・で、この沼で繁殖しているヨシゴイ。昨年まで巣を作っていた草丈の長いまとまった草むらがきれいに刈られ、巣を作れなくなってしまった。どうなるのかなぁ・・・と心配していたが、どうやら、沼の南側の方に巣を作ったらしい。大丈夫だろうか・・・と、心配しながらの様子見の鳥見だ。ポイントに陣取り周囲をくまなく探すも、雛も成鳥も見当たらない。しばらく探してやっと見つけた。草丈の長い草むらの根元のところからちょこんと姿を見せている。胸の模様から雌のもよう。しばらく周囲を見ているようだったが、その後南の方向に飛んで行った。雛に与えるエサ探しかな。

<ヨシゴイ雌>

これは、きっと雛がいるに違いない・・・と、ゆっくり、ていねいに葉っぱの中を探していくと、やっと雛を見つけた。3羽確認できたが、写真は、1枚しか撮れなかった。しかも、草むらの中から出てこないので、証拠写真程度。鳥友人の話では、4羽確認できたとの事。今季も何とか繁殖が成功したようで、良かったぁ。

<ヨシゴイの雛>

ヨシゴイが戻ってくるのを待っていると、上空を舞う猛禽を発見。ノスリだった。急いでカメラを向けたが、じきに遠ざかって行ってしまった。画像を見ると、嘴のところが黄色っぽいので、幼鳥と思われる。

<ノスリ幼鳥>

ヨシゴイが戻ってきた・・・と思ったら、さっき飛んで行った方からではなく、沼の反対側の北の方から飛んできた。草むらにとまったところで確認すると、雄のようだ。お父さん、お母さん、ともにエサ取りに大忙しといったところかな。

<ヨシゴイ雄>

雄も、草むらに入りたぶんエサを与えたところで、顔を出してくれた。その後、またエサ取りに向かうお父さん。

ヨシゴイを待っていると、「ジェー、ジェー。」とうるさいのが、オナガ。最近出会っていなかったので、一応記念撮影という事で・・・。

<オナガ>

本日は、ヨシゴイの雛を確認できたので良かった。じっくり撮影は、次の楽しみにしよう。

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どうする?ヨシゴイ’24.6/11

2024年07月02日 | 村山地方

2年続けてヨシゴイの繁殖を観察して来たこの沼。今年はどうかと様子見に行って驚いた。巣を作っていたヨシが、刈られたのか短くなっていた。これで巣作りできるかなぁ。今年の繁殖はどうなるのだろう。そして、この日はヨシゴイが飛ぶところをチラっと見えただけで終わってしまった。そして、2回目。雄が飛んできたところを見つけた。今回は雄しか確認できなかったが、雌も居るのだろうか。さてさて、どうする?ヨシゴイ。繁殖できそう???

<ヨシゴイ雄>

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フクロウの雛②’24.5月

2024年06月18日 | 村山地方

フクロウの雛に再会してからさらに2週間ほど経った頃、もう一度会いに行ってみた。前回はなかなか見つけられなかったが、今回は割合すぐに見つけることができた。前回とほぼほぼ変らないようなところに3羽まとまっていた。しかし、しばらくすると、何かの拍子に雛が飛んでしまった。飛んだ方向からこの辺だろうと予想して探したが、なかなか見つけられない。そのうち、フクロウに会いに、一人、二人とやってきた。最後には5,6名ほどになった。あちらこちら探していくと、何とか1羽見つけることができた。今度は、葉っぱに隠れ、頭だけが見えるような感じに。距離も遠くなり、写真的には厳しい感じになった。3羽がばらばらになり、3羽一緒のところを観ることができなくなった。後から来た人は残念でした・・・という感じに。さて、そろそろ帰る時間となってきた頃、フクロウが飛ぶところが目に入った。飛んだ先を探してみると、何と、サクランボ畑の脇の低い木にとまるフクロウの雛1羽を見つけた。急いでカメラを向けて連写した。近くにモズがいて、しきりに雛を威嚇するような声で鳴いている。そして、これはたまらんというように、雛は飛び去ってしまった。もう少し見ていたかったのに、モズのせいで・・・・。残念。これが、今年のフクロウの雛とのお別れとなった。また来年、出会えるといいなぁ。

<フクロウの雛>

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フクロウの雛巣立ち①’5月

2024年06月02日 | 村山地方

そろそろフクロウの雛が出ている頃では・・・と、行ってみた。昨年まで親がよく居た木をようっく探したが、フクロウは見当たらず。今年は繁殖しなかったのかとガックリ。他の樹も探してみたが、やはり見つけられない。諦めて車にもどって、機材を片付けようとしたところ、向こうの高い樹の上に何やら白いものが見えた。「はて?」と、双眼鏡を向けると、何と、何と、フクロウの雛ではあ~りませんか。やったぁ。今年も無事繁殖してくれたぁ。

雛は3羽だった。うれしくて、うれしくて、数限りなくシャッターを切りまくってしまった。後で整理するのが大変だったのは言うまでもない。雛がいるという事は、親もいるという事。しかし、いくら探しても親は見つけられない。よほど見えにくいところに鎮座しているに違いない。本日は、雛を見つけられただけで100点満点だ。

<フクロウ雛たち>

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