きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

初冬の立山・ライチョウツアーⅡ’24.11/12-14

2024年12月03日 | 県外の鳥見

昨夜は早めに寝たので、今朝は6時前に目が覚めてしまった。窓から外を見ると、天気は良さそうだった。記念に窓から撮った写真を貼っておこう。

<部屋の窓から見た外の景色>

天気が良さそうなので、寒そうだがちょっと外に出てみることに。雪は降らなかったようで、昨日と同じような景色だった。でも、雲海も見えて、本日は最高に良さそうな予感がする。

<宿の外で撮った朝の風景>

<朝のミクリガ池、朝の地獄谷、朝の雄山>

<雲海、立山三山、剱岳>

朝食を済ませ、8時半、2日目のライチョウ探しに出発。まずは、昨日の斜面。夜中から早朝にかけてライチョウの鳴き声が聞こえていたので、今日も居るのは確認済みだ。昨日は4羽確認したが、今日は6羽見つけることができた。まずは、下の画像。ここには4羽写っているが、分かるだろうか。

<4羽のライチョウ>

続いては、雄の写真。雄はたぶん4,5羽居たと思う。

<ライチョウ雄>

そして、雌の写真。雌は1羽しかいないようだった。雄に比べると、目元がとっても愛らしい。雄は勇ましく、雌は愛らしい、というのがライチョウの感じかな。

<ライチョウ雌>

そして、最後は雄と雌、ペアで仲良く・・・。

<ライチョウの雌雄>

たっぷりライチョウを観察撮影したが、ずっと同じ個体では飽きてしまう。そろそろ違う個体も見たいということで、再びライチョウ探しに・・・。9時近くになったが、空一面の青空。

何という美しさ。思わず言葉を失ってしまうほどの絶景だ。どう文章にすればよいか分からないので、とにかく、写真をどうぞ。

<みくりが池温泉、ミクリガ池、雄山>

一日中絶景に息をのみながらライチョウを探したが、結局、他の場所では見つけることができなかった。でも、まあ、これだけライチョウを満喫したのだから、贅沢は言えません。そんなこんなで、夕方4時を過ぎたあたりには、これまた絶景が。夕焼けに染まる山々。そして、雲海。もう、これ以上は望めないだろうというほどの素晴らしい一日。

<月と雄山、月と夕焼けに染まる雄山、夕焼けの雲海>

こうして、楽しかった2日間が無事終了したのでした。そして、ライチョウも、絶景ももう十二分に堪能したという事で、3日目は、早々に下山し、家路へと着いたのでした。いやぁ、立山室堂、最高。そして、ライチョウ最高。最後に、私たちを連れて来てくれたTさんに心より感謝して、このライチョウ記事を締めたいと思います。参加した皆さん、お世話になりました。Tさん、有難うございました。

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初冬の立山・ライチョウツアーⅠ’24.11/12-14

2024年11月26日 | 県外の鳥見

8月開催の鳥見仲間との懇親会の折り、「白いライチョウを観たい」と話が盛り上がり、6月に続いての「ライチョウツアー」実施となった。今回もTさんが運転して連れて行ってくれるとの事。とっても有難いお話だ。前回は5名だったが、今回は6名参加で、2泊3日のツアーだ。初日、早朝5時に山形市を出発し、食事タイムを含めて約7時間。立山駅周辺の無料駐車場に着いたのが12時頃。近くの食堂でお昼を食べて、13時のケーブルカーに乗車。そして、約7分で美女平に到着。ここでバスに乗り換えて約50分。14時頃に室堂平に到着。天候は、曇りといったところ。風があり、時々青空がのぞくこともあった。そして、今回の宿泊は「みくりが池温泉」。日本一高い温泉との事。前回泊ったのは「雷鳥荘」で、ここより若干下ったところだ。前回、宿まで歩くのがきつかったとの声があり、こちらに変更していただいたようだ。Tさんの心配りに感謝だ。まずは、ここまでの道のりと車窓から見えた風景などを載せよう。「仙洞杉」は、立山一の太さを誇る杉で、樹齢は千年以上。「称名滝」は、350mの高さを誇り、日本一との事。バスが滝の見える所で止まってくれるサービス付き。

<立山駅の外と中・車窓からの景色(仙洞杉・称名滝・室堂バスターミナル)>

そして、本日宿泊の「みくりが池温泉」。ターミナルから歩いて15~20分くらいで到着。名前の通り、手前には「ミクリガ池」があり、さらに反対側の下には「地獄谷」がある。火山性の有毒ガスが出ているので、立入禁止だ。

<ミクリガ池・地獄谷・みくりが池温泉>

宿への道すがら、ライチョウの居そうなところをチェックし探しながら歩いて行ったが、何と、宿に付く前に見つけてしまった。あちらこちら雪の残った斜面に、すっかり溶け込むように佇むライチョウ。早速出会ってしまった幸運を逃すまいと夢中でシャッターを切り続けた。やっと一息ついたところで、目の前の宿にチェックイン。部屋に荷物等を置いて、いざ、ライチョウのもとへ。ライチョウの居た斜面は、みくりが池温泉手前の階段脇の斜面。ていねいに見ていくと、4羽確認することができた。個体によって白い羽毛に換羽するスピードが違う。だいぶ換羽の進んでいる個体もあれば、まだまだ黒い部分の残っている個体も居る。ここで一段落ついたところで、もう少し歩いてみた。「血の池」を通って、前回泊った雷鳥荘の見える所まで行ってみた。しかし、ライチョウは見当たらなかった。

<ライチョウ>

<血の池・雷鳥荘2枚>

1日目は早目に切り上げて、お楽しみの温泉に入った。そして、これまたお楽しみの夕食タイム。

<夕食タイム>

1日目にして目的のライチョウに出会ってしまったが、明日は、もう少し広い範囲を探して、またまたライチョウ探しに頑張ろう。どんな出会いがあるか楽しみ、楽しみ。

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新潟県瓢湖②’24.8/1

2024年09月01日 | 県外の鳥見

ヨシゴイは、魚獲りの名鳥だ。たまに、魚以外の沼エビや飛んでるトンボを獲ったりもするようだが・・・。という事で、今回はヨシゴイの魚獲りに焦点を当ててまとめてみた。瓢湖のヨシゴイは、人馴れしているかのように警戒心が薄いので、超近くで観察撮影することができる。

今回は、探し始めてすぐにヨシゴイを見つけることができ、じっくり撮ることができた。まずは、ハスの茎にとまって、水面をジーっと見つめて、一気に飛び込むシーンを・・・。水面をじっと見つめ、獲物を見つけると、首を少しずつ伸ばしながら水面との距離を縮め、そして、くちばしから頭と一気に突入だ。

<魚獲り①>

続いては、ハスの葉の上からの魚獲りシーン。ここでも、魚を見つけると、首を伸ばして距離を詰め、そして、一気に飛び込む。一瞬にして魚をくわえ、ハスの葉の上に戻る。くちばしを左右に振りながら魚を少しずつ口元へ持ってくる。そして、最後はパクっと一気飲みだ。

<魚獲り②>

最後も、ハスの上からの魚獲り。ただ、この時は、一気に飛び込んで、魚をくわえたのは良かったが、一緒に小さな葉っぱもくわえて出てきてしまった。なので、魚を左右に振りながら口元に持って行くときに、何と、大切なごちそうを落としてしまったのでした。魚は、ハスの葉の上に落ち、ヨシゴイは「しまったぁ。落としてしまったぉ。」と落ちた魚を見つめたのでした。最後は、くわえ直して飲み込みましたけどね。

<魚獲り③>

最後は、魚を次々とゲットした魚獲り名鳥の得意げなシーンを一気にお見せします。

<魚ゲット数々>

こんな感じで、お昼ごろまで、ヨシゴイ三昧だった。お昼頃には暑くなったが、とっても楽しい遠征鳥見となった。

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新潟県瓢湖①’24.8/1

2024年08月27日 | 県外の鳥見

毎年訪れる新潟県阿賀野市の瓢湖。目的はもちろん「ハス花とヨシゴイ」だ。こちら山形でもヨシゴイは見られるし、繁殖もしているが、ハスの花との取り合わせはなかなか見られない。そして、何より、瓢湖のヨシゴイは近い。人馴れしているというか、人を全く気にしない?ように見える。今年も天気予報を見ながらいつ行こうか計画を立て、この日行くことに。この日の最高気温は28度とそれほど暑くはなさそうだが、それでも、お昼過ぎには帰れるように、家を出たのは早朝3時頃。瓢湖には、6時前に到着した。カメラ機材を準備し、いざスタート。まずは、全体のハスの状況を確認。ここ数年、訪れるたびにハスの面積が減っていて、もう2,3年もしたらハスの花が見られなくなるのではないかと心配していた。ところが、今回、瓢湖全体を見回して驚いた。何と、ハスの面積が昨年よりも増えているみたいで、全滅寸前だった南側もかなりハスの葉が増えていた。どうしたことかよくわからないが、まずは何よりだ。北側はハスの葉がびっしり見られたが、ヨシゴイ観察にはあまり向かないかも。びっしりだと、ヨシゴイの姿が隠れて見づらくなるからだ。東側もだいぶびっしりとハスの葉が見られる。ハクチョウのモニュメントのある西側は逆にきれいさっぱりハスの葉が無くなっている。という事で、まずは東側の散歩道を歩きながらヨシゴイを探すことに。まずは、ハスの花でも・・・。

<ハスの花>

歩き始めて2,3分ほどでヨシゴイを発見。これは幸先良し。じっくりと撮らせてもらった。距離的には5mほどかな。獲物を探すところから、獲物を狙う場面、獲物を獲る場面といろんな場面を観察撮影することができた。さすが瓢湖だ。地元じゃ、とてもこんな写真は撮れない。

まずは、ヨシゴイのいろんな仕草を載せよう。自分的には、獲物をねらってハスの茎に首を巻くところが良かった。

<ヨシゴイ、仕草いろいろ>

最後は、やっぱり「ハス花とヨシゴイ」でしょう。毎年ねらっているが、これがなかなかに難しい。今年は何とかそれっぽいのを撮ることができた。

<ハス花とヨシゴイ>

ヨシゴイは魚獲りの名鳥。次回は魚獲りの場面をピックアップして紹介します。

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立山・室堂平Ⅲ’24.7/11

2024年08月05日 | 県外の鳥見

「ライチョウツアー」3日目、最終日。夜中、雷鳴で目が覚めた。こんな高い山でカミナリがなったらどうしよう。・・・と、不安になり、いろいろな悪いパターンを思い浮かべてしまい、なかなか眠ることができなかった。何とか、朝にはカミナリは収まったが、相変わらずの悪天候だ。結局、立山室堂平のポスターや絵葉書に見るような絶景は一度も見ることができなかった。まぁ、もう一回来てねぇ・・・という事かな。朝食後、天気を見ながら宿を出るタイミングを見計らったが、待っても雨の上がる気配は無し。ということで、雨の中を出発した。結局、3日間とも雨だったなぁ。自分はこれまでずうっと晴れ男だったが、最近、年とともにその効力が薄れてきている傾向がみられる。飛島行きもそうだ。現役時は飛島に行けなかったという年はなかったのに、定年になってから、船が出ずキャンセルという年が出てきている。それはさておき、昨日ライチョウに出会ったポイントで、周辺をていねいに見ていくと、大きな岩の所にライチョウを見つけた。今度は雌だ。よかったぁ。これで雄と雌両方に会うことができた。となれば、ヒナも居るのでは?さらに周辺をくまなく探したが、残念ながら見当たらなかった。

そして、このライチョウ、どんどんこちらに近づいてくる。そして、とうとう足元まで来てしまった。それこそ、「いい子ねぇ。」と頭を撫でてあげたくなる超近さ。そのあと、飛び去ってしまった。こちらもさらに歩を進めると、またまた、ライチョウを発見。今度は雄と雌が一緒で、大きな岩の下で雨宿りをしている感じ。雌は先ほどの個体だろうか?

<ライチョウ雌・雄もちょっと>

雨がずっと降り続き、ライチョウペアもなかなか雨宿りから出られない様子なので、さようならをして先に進んだ。あとはヒナに会えればもう言う事なしなのだが、結局出会えず。代わりにちょこちょこ出てくれたのがカヤクグリだった。動きが速く、なかなかじっくり撮らせてくれなかったが、それでも、結構近くに出てくれて、楽しませてくれた。

<カヤクグリ>

帰りに再度保護センターに寄って、ライチョウの確認情報を伝え、記念シールをいただいた。昨日は真っ白いライチョウだったので、今回は、お母さんライチョウにヒナたちが寄り添う写真シールをいただいた。次回訪れる機会があれば、本物のヒナたちに出会いたいものだ。

こうして、電撃的に開催した「立山室堂平でライチョウに出会うツアー」は終了となった。今回は、ライチョウのヒナが巣立つ時期に合わせての訪問だったが、残念ながらヒナたちに出会うことはできなかった。後日、立山自然保護センターの「ライチョウの目撃情報」によれば、自分たちのツアー二日目の7/10の午後4時頃にみくりが池近くでヒナが確認されているとの事だった。この時間帯は、自分たちは宿に戻り、お風呂に入ってゆっくりしていた時間だった。

やっぱり、タイミングだよなぁぁぁ。まあ、これからの宿題は残ったものの、長年夢見てきた立山のライチョウに出会うことができたので、大・大・大満足と言っても過言ではありません。そして、これもひとえに、このツアーを企画準備していただいた鳥友人Tさんのおかげです。本当に有難うございました。また、同行させていただいた皆さん、楽しい鳥見時間を有難うございました。

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