夏鳥たちが繁殖の時期に入り、新緑も深緑に変わり、だんだん鳥見観察のしにくい季節となった6月。とりあえず毎年観察している猛禽の繁殖の様子を観察しよう・・・と思ったが、時期を逸してしまい、すでに巣立っていたそれでは赤い鳥を今年も探そうとマイフィールドに2度行ったが、2回とも声すら聴くことができなかった今年は繁殖場所を変えたのだろうか。ガックリだそんな落ち込んだ気持ちを和ませてくれたのは、 このカイツブリだおそらく抱卵中と思われる。6/12~19と抱卵しているので、そろそろヒナが誕生しているかもしれないここにきて、梅雨時の雨降りが続き観察に行くことができないのが残念だ今度の土日の天気はどうだろうか。鳥がいない中、近くに来てサービスをしてくれる大変心やさしい鳥さんにも出会った。「コンコンコンコン。」と木をつつく音が異常に近かったので、真上を探すと、コゲラが虫捕りに夢中になっていた普段は動きが速くて、とてもとても写真を撮るのが難しいコゲラだが、この時は写真のみならず、 動画まで撮っていいよと言ってくれた(ホントに?)それから、鳥をなかなか見られなくなるこの時期、相手してもらっているのがトンボたちだ。朝日町の沼では、初見のモノサシトンボに遊んでもらったそして、赤い鳥が出ないのならと、毎年見に行く「日本一小さな赤トンボ・ハッチョウトンボ」に今年も会いに行った。しかし、行ってみてドキッいない!いない!ハッチョウトンボが全然いない何とかかんとか必死に探すと、やっと雄が3匹、雌がたったの1匹だいつもの年なら、 すでにたくさん出ているはずなのに・・・湿地の水が少なくなってしまったことが原因なのか分からないが、大変心配だ
【6月、出会った鳥・トンボたち】 キビタキ、サンコウチョウ、クロツグミ、サンショウクイ、 コゲラ、カッコウ、ツツドリ、カワセミ、アカショウビン、ヤマセミ、カイツブリ、カルガモ、チョウゲンボウ、チゴハヤブサ ハッチョウトンボ、モノサシトンボ