きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

飛島’08.10/19(2日目)

2008年10月28日 | 飛島

時刻は定かでないが、夜中ふっと目を覚ますと、ビュー・ビュー、ガタガタすごい風の音だ。これじゃあ、朝飯前の鳥見はムリ!って言うか、船は大丈夫なの?と心配になってきた。でも、布団の中で心配しても始まらないので、鳥会えずとりあえず7時頃に起きて、朝食をとることにした宿の方に船の事を聞くと一言、「大丈夫です~。」あぁ良かったこれで安心して鳥見できる。と言ってもいられない。この強風じゃあ、鳥が出てくれるかどうか。鳥会えずとりあえず、今一つ気分が盛り上がらないまま、宿泊代を精算し、いざ出発2日目のコースは、昨日の成果と課題を踏まえ、学校グラウンドと鼻戸崎にしぼることにした。まずは学校グラウンドへ。先客で、女性の方が二名いた。昨日と同じで、ミヤマホオジロの群れがいる。気のせいか、昨日より数が減ったような気がする。昨日のシラガホオジロを探したが見つけられなかった。抜けてしまったかなジョウビタキもいなかった。ここは帰りにまた寄ることにして、次のポイント・鼻戸崎に向かう。昨日のオジロビタキポイントに行くと、ここにも先客二名がいた。ご挨拶して、オジロビタキ情報を尋ねると、今日は出ていないとの事。ただ、ルリビタキ♀が出ているとの事。これまたうれしい情報だ。オジロビタキに負けず劣らず、ルリビタキも大好きな鳥さんだそして、そのルリビ嬢の登場。  しかし、やっぱり動きが速くて撮れずじまい。そのうち、奥の方に移動してしまった。先客の方々がいなくなり、独りでちょっと粘ってみたが、現れず。自分も東屋の方に移動することにした。東屋の手前、土手の白っぽい枯れ木に小鳥を見つけた。後ろ向きで、背中の色や羽の感じから「コサメビタキかな?」と一瞬思った。しかし、・・・双眼鏡を向けると、横を向き、こちらを向いたその小鳥。何と、のどがオレンジ色だった。「おぉ~、オジロビタキ♂だぁぁぁ」その時、カメラはスコープに装着していたが、レリーズは外していたので、あわてて取り出してセットし、スコープを向け・・・ようとしたとたん、行ってしまった。グ・ヤ・ジ・イ飛んだ方向を確かめ、急いで追いかけたが見つからなかった。急いでYさんにケータイで連絡すると、しばらくしてYさんが現れた。右方向・左方向と探したが、やっぱり見つからなかった。その後、北上のYさん・埼玉のMもいらした。あと5秒待っていてくれたら、一枚くらい撮れたのに~~。やはり世の中、こんなもんですね。連絡を差し上げたYさんはじめ、皆さんに申し訳ないやら、くやしいやらで、ガックリ状態だったでも、世の中そう悪いことばかりではありませんでした。何と、そこにあのルリビタキ♀が現れてくれたのですCimg1935。しかCimg1951も2羽。二倍!二倍!と気持ちがだいぶ盛り上がってきましたしばらく私たちの心を和ませてくれたルリビ嬢に感謝ですそれから、オジロビタキを探しているとき、「捜査に行き詰ったら、現場に戻れ。」の鉄則通り、オジロビタキの出たすぐ近くで、ビンズイに出会うこともできました。やっと気持ちも復活したところで、最後のポイント・学校グラウンドに下りていきました。ここでおにぎり弁当を食べながらシラガホオジロを探しましたが、結局見つからずじまい。もう抜けたのかもしれないなぁ。その代わり、ノビタキが3羽入っていました。Cimg1958 これも今季初見。ここで、12時を過ぎ、船の時刻もあるので、マリンタワーにいくことに。最後、惜しまれる出会いもありましたが、結構いろんな鳥さんに出会えて、充実した二日間となりました。二日間、楽しいお話を聴かせていただいた宮城のYさん・北上市のYさん・東京のOさん・そして埼玉のMさん、お世話様でした。また来春、お会いできるといいなぁぁぁ。

【出会った鳥たち】 ミヤマホオジロ・カシラダカ・ホオアカ・ホオジロ・ウグイス・メジロ・ビンズルリビタ♀・ノビタキ・オジロビタキ♂・クロツグミ

Cimg1921 Cimg1929 Cimg1949 Cimg1955 Cimg1954 Cimg1933 Cimg1963 Cimg1967 Cimg1970

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

飛島’08.10/18(1日目)

2008年10月22日 | 飛島

春と秋、恒例となりつつある飛島行き。今秋は所用で3連休に行けず、土日の一泊二日となってしまった天気予報では二日間とも晴れで雨の心配はなし。あとは鳥が出てくれるのを祈るのみだ18日(土)、朝6時に家を出た。月山を通ると、山々は赤と黄色に彩られ、紅葉がきれいだただ、TVのニュースで、○○ハムシという昆虫が大発生し、ブナの葉っぱが枯れてしまい、今年の月山はあまり紅葉が期待できないとのことだった。時期もあるだろうが、確かに今一つかな?定期船の発着所に着いたのが8時過ぎ。9時30分出航なので、車の中で朝ご飯を食べ、少し寝た9時30分、定時出航。波も無く船は全然揺れなかった。今日は11時に飛島に着き、夕方5時頃まで宿に帰る予定だ。そうすると、約4時間ぐらいの鳥見となる。明日は13時30分の出航なので、午前中いっぱいの鳥見だ。と言うことは、今日・明日と半日ずつの鳥見となる。それで、今回はポイントを絞って鳥見することにした。今日のコースは、学校グラウンドからヘリポート、そして上の畑を見て、Uターンして最後は学校グラウンドで終了というものだ。宿で荷物を整理して、いざ出発。一路学校グラウンドへ。草むらの草丈が長く、中にいた鳥たちを飛ばしてしまったとまった木に双眼鏡を向けると、Cimg1834 Cimg1824 Cimg1841 Cimg1870 ミヤマホオジロの群れだった。カシラダカもいる。そして、ヒッ・ヒッ・ヒッと、木の枝をわたり飛ぶジョウビタキの♀。どれも今季初見だミヤマホオジロは草むらに下りて、草のみをついばんでいる。ジョウビタキの♂も現れた。ミヤマホオジロは、マイフィールドでは1羽でも見つければラッキーだが一度に10も20も見ると、何だか有り難味が薄らぐみたいだ。薄らぐ前に、次のポイントに行こう。次はヘリポートだ。ここでは珍し系が期待されたが、何もなし。でも、ここで思わぬ人に・・・。宮城のYさんにバッタリ先日の伊豆沼でもバッタリお会いして以来だ。何という奇遇な!お昼を過ぎていたので、自分はここで昼食タイム。Yさんは鼻戸崎の方に移動された。カシラダカしか見つからず、食べ終わると、自分も即移動した。坂を上り、畑のほうに行った。Cimg1898 これが結構な距離で、疲れてきた二の畑に来たところで、ケータイが鳴った。さっきのYさんからで、鼻戸崎にオジロビタキが出ているらしいとってもうれしい情報だ。一応一の畑まで見て回ったが、これといった鳥も出ず、急いで鼻戸崎に向かった。教えていただいたポイントに行くと、Yさんはいなかったが、二名の方がいたので、オジロ情報を訪ねると、枯れ木に止まるとのこと。しばらく待っていると、やって来た~でも、動きが速い。速すぎる~。カメラを構える間もなく、飛んでしまうYさんの言うとおり、写真はかなり厳しい。双眼鏡で二度見ることができたので、今日はこれで良しとしよう。明日はここからスタートだな、きっと。時間もなくなってきたので、急ぎ最後のポイントでもある学校グラウンドに下りて行った。ここにYさんがおられた。そして、その後、東京のOさんがいらした。YさんとOさんは顔見知りのようだ。私は初めての方なので、挨拶させていただき、たくさんの鳥情報を伺った。そして、その一つ。何とこのグラウンドにシラガホオジロがいると言う。これは探さねば!桜の木にとまったところを何とか見つけることができた。頭のシラガがとてもはっきりしている「すばらしい個体」との事。でも、残念ながら撮れなかった。Cimg1912 何とか草むらのを撮ることができたので、ほっと一安心。と言うところで、本日は終了となった6時頃夕食の部屋に行くと、鳥見の方々がそろっていた。北上市のYさんは、先月の石巻でご一緒させていただいた方だった。お久しぶりでした。鳥談義に花が咲き、アルコールが進み、部屋に戻ってテレビを見ているうちに、寝てもうた・・・。気が付くと、11時を過ぎている。こりゃあ、えらいこっちゃ朝起きられなくなってしまう~~~と、布団に潜り込むのであったぁ・・・

【出会った鳥たち】 ミヤマホオジロ群れ・ジョウビタキ♀♂・アオジ・カシラダカ・ヒバリ・ホオアカ・モズ♂・メジロ・イソヒヨドリ♂・シラガホオジロ・オジロビタキ♀2

Cimg1817 Cimg1881 Cimg1855 Cimg1864 Cimg1822 Cimg1821 Cimg1868 Cimg1875 Cimg1880 Cimg1886 Cimg1903 Cimg1893 Cimg1914 Cimg1913 Cimg1916

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の渡りⅢ山形市’08.10/4

2008年10月06日 | 村山地方

先週、トケン類を求めて山形市内の公園に行ったが、全然出会えなかった仕方なく、終わり近いヒガンバナを撮ってきた。Cimg1523 今年はまだじっくりトケン類を見ていない。それなのに、もう渡りは終わってしまったのだろうか???いやいや、そんなことはないたまたま先週は鳥運が悪かっただけだ。・・・と、自分に言い聞かせ、今日も行くのであった。K公園に着いたのが9時半ごろ。今はスポーツの秋だ。山形市内の中学校の大会をやっていた。野球にソフトボールの大会だ。いつもの駐車場はいっぱいで、体育館の方にとめた。で、スタートは体育館のところからだ。先週は反時計回りに回ったが出会えなかったので、今日は時計回りに歩くことにしたまず、歩いて2,3分ほどした東やのあるところで、トケン類発見でも、すぐ飛ばれてしまった。ソフトボールの試合場を過ぎ、児童館の裏側に移動。ここは、自分的にはトケン類のポイントなのだが・・・、いないここでしばらく時間をとって、じっと待ったがやはりいない。先週来た時に、ここでキビタキ♂と♀を見つけた。今日もいるかなぁぁぁ、とがんばって探したが見つからなかった。コサメビタキは今日も出てくれた。Cimg1525 Cimg1555 弓道場を過ぎ、大手門東側まで移動。先週撮ったヒガンバナはもうすっかり終わっていた。ここで、水面をチラッと横切る青いものを発見。周囲を探すと、カワセミがいたしきりに水面に飛び込むが、収穫なしのようだ。やや遠いが、証拠写真という事で、カシャ・カシャ。このまま体育館まで行ってもいないような気がして、Uターンして来た道を戻って行くことに。しかし、歩けど歩けど、鳥の姿はなし。何だかとっても疲れた感じだ車に戻ったとき、まだ11時だったが、おにぎり昼食タイムにした。ちょっと元気を取り戻したところで、このままじゃあ帰れない!もう一回、さっきトケン類と出会ったところに行ってみることにした。結果的にこれが正解だった。やっと見つけたヒヨドリがしきりにちょっかいをだしてきた。ヒヨドリより一回り二回り大きい感じがする。Cimg1560 Cimg1610 ツツドリかなと思った。肩や上面の羽に色が違うところがあり、換羽中のようだ。とにかくトケン類の識別は難しい。まず大きさで見ると、一番大きいのがカッコウ。キジバトぐらいかな?次がツツドリ。ハトより小さく、ヒヨドリより大きい感じだ。一番小さいのがホトトギス。ヒヨドリぐらいの大きさだ。次に見るのが、胸から腹の横斑だ。カッコウは横斑が細い。一方、ツツドリは横斑が太くて粗い。ホトトギスも太くて粗い。ジュウイチは胸から腹にかけての横斑がない。・・・と、図鑑には書いてある。だが、実際一羽だけ見ても、なかなか分からない。ましてや、幼鳥となると難解だ。やはり、何回も観察しないと。カッコウの幼鳥では、頭の後ろに白斑が見られる。これも大切な識別ポイントとなる。一度、三種いっしょに並んでくれるとうれしいのだが・・・。このポイントで、3羽ほど見つけることができた。そして、毛虫を捕って食べるのを何度か観察できた。ここも毛虫の多いポイントなのかもしれない。今シーズンはなかなかトケン類に出会えなかったが、今日、やっとじっくり観ることができた。ただ、樹上の葉っぱの多いところにばかりいて、下のすっきりした枝になかなかとまってくれなかったので、写真はいまいちだったただ、そろそろマイフィールドにも冬鳥がやってくるかもしれないし島にも行きたいしハクガンも来たようだし・・・ということで、トケン類探しは一応ここで完結ということにしよう。

【出会った鳥たち】ツツドリコサメビタキアカゲラ♀・モズ♂♀・シジュウカラ・カルガモ

                              カワセミ

Cimg1522 Cimg1546 Cimg1614 Cimg1568 Cimg1603 Cimg1645 Cimg1606 Cimg1604 Cimg1609

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする