きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

秋のタカの渡り観察③’24.9/24

2024年10月19日 | タカの渡り観察

鳥海山での秋のタカの渡り観察3回目。朝の8時頃から昼過ぎの13時頃まで観察した。着いて早々に谷の下の方から出てきて、旋回しながら上昇し、山頂の方に飛んで行った個体。逆光もあり、黒い鳥という感じで始めはイヌワシと思い込んでしまった。しかし、家のパソコンで確認すると、ハチクマだった。現場で居合わせた方には「イヌワシ出ましたよ。」と言ってしまったが、大変申し訳ありませんでした。自分の願望が入ってしまい、イヌワシに見えてしまったようだ。いかん、いかん。先入観なしで観ないとなぁ。・・・で、この日観察できたのは、

以下の通り。

観察時間帯: 8:00~13:00  天候:晴れ  風:2,3mくらい

◆ツミ 16羽  8時半過ぎ、8羽のツミが鷹柱をつくった。この時、何と言う事か、自分は諸事情(笑)により観られず・・・残念。9時半頃には、3羽が飛んだ。これはしっかり観察できた。

◆ノスリ 4羽 ノスリの写真は載せられるようなものが撮れなかった。 

◆ハチクマ 3羽(イヌワシと見間違えた個体を含めて)3羽とも、旋回しながら谷の方に飛んできて、山頂方面に飛んで行った。

本日は、あわせて23羽のタカが飛んでくれて、退屈しないタカ見となった。今年のタカの渡り観察はこれで終了となった。また来年、良い出会いがあるといいなぁ

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秋のタカの渡りin鳥海山②’24.9/14

2024年10月06日 | タカの渡り観察

この日から1泊2日で、鳥海山に秋のタカの渡り観察に行った。1日目のこの日は、朝は青空で天気が良かったが、11時前くらいから雲が湧いてきて、次第に雲に覆われ、すっかり周りが真っ白になってしまった。これじゃあ、何にも見えないぞぉ。お昼過ぎの2時くらいにやっと雲がはれてきたが、すでに遅し・・・か、タカは全然出てくれなかった。2日目は、午前中タカ見の計画だったが、朝から天候が悪く、時折激しい雨降りとなってしまった。結果、タカが出てくれたのは、1日目の朝のうちだけだった。まずは、ツミ。やや遠かったが、だんだん近くまで来てくれたので、何とか数枚撮ることができた。虹彩が黄色なので、雌だ。

<ツミ>

次は、曇り空の中を飛んでくれたハチクマ。虹彩が黄色っぽいので雌の成鳥と思われる。だいぶ尾羽が擦れている。幼鳥かとも思ったが、この尾羽を見て成鳥と判断した。

<ハチクマ>

今回は天候に恵まれず、かなり残念だった。ちなみに、この2日後、タカが次々現れ、切れ目なく次々と渡っていく様子が観察できたとの事。(鳥友人からの羨ましい情報。) やはり、タイミングだよなぁ。次回に期待しよう。

今回の写真は、300mmF4に2倍のテレコンを付けての撮影。35mm判換算で1,200mmの画角。

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タカの渡り観察①’24.9/9

2024年09月20日 | タカの渡り観察

秋のタカの渡りが始まっている。「タカの渡りネットワーク」を確認すると、少しずつ渡るタカの数が増えてきている。これは楽しみだ。という事で、この日、今シーズン1回目のタカの渡り観察に。観察場所は、今年も鳥海山。自宅から車で約3時間かかる。夜明け前の3時半に出発し、着いたのが6時半頃だった。天気はズバリ晴れ。日本海に浮かぶ飛島も綺麗に見える。これでタカがばんばん飛んでくれたら最高だ。観察結果は、以下の通り。

【観察記録】

観察時間 6:45~13:00  天候:晴れ 風:風速2,3m/s

<ハヤブサ成鳥1羽>

◇9時半頃、西側の日本海の方から飛んできた。旋回しながら山の方に飛び去った。渡りではないが、獲物を探しながらの移動かと思われる。

<サシバ幼鳥2羽>

◇10時10分頃、サシバが2羽飛んだ。双眼鏡で確認したが、サシバとは判別できなかったが、撮った画像からサシバの幼鳥と分かった。サシバの撮影に気を取られていて、その近くをイヌワシが飛んだことに気付くのが遅れ、気づいたときには、イヌワシの後ろ姿だった。悔しい―!。イヌワシの後ろ姿は最後に。

<ノスリ3羽>

◇10時過ぎ、ノスリ2羽が登場。にかほ高原の方から飛んできて、渓谷を通って山頂の方に飛んで行った。さらに、11時30分、ノスリ1羽が同じように渓谷を通り山頂の方に飛んでった。

<ハチクマ1羽>

◇10時50分頃、山の上空を飛ぶタカを発見。証拠画像を拡大してみると、ハチクマのよう。どこから飛んできたのか分からなかったが、おそらく、山の上の方を飛んできたのではないかと思われる。

最後に、気づくのが遅くなってしまった後姿のイヌワシです。

<イヌワシ後ろ姿>

<感想>

*ハヤブサを間近に見ることができラッキーだった。まあ、渡りではないけど・・・。

*渡りのタカは6羽と少なめだったが、サシバ、ノスリ、ハチクマと一応まんべんなく観察できたので良かった。

*撮影に使用したレンズは140-400mmのズームレンズだったが、飛ぶタカをファインダーに入れるのが難しかった。やはり照準器を使った方がスムーズだなぁと思った。

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タカの渡り③最終’23.9/23

2023年09月30日 | タカの渡り観察

今季4度目の鳥海山。今回で今季の最終の予定。天気はこれ以上ないくらいの良い天気だ。あとは、タカが出てくれるのをただただ祈るのみ。やや気がかりとすれば、この日は土曜日の祝日。きっと駐車場は満車になるだろうと予想できた。なので、出発は夜明け前の3時頃。鉾立駐車場には6時頃到着。案の定、登山者用駐車場は、ほぼほぼ一杯。何とか定位置に駐車して、少し早い朝食と機材の準備をした。さぁ、いつでもOKだよぉ・・・と、タカの出現を待った。

結果は以下の通り。

観察時間:6:30~12:00 天候:晴れ 風:北西の風2~3m

◇ツミ3羽  6時台、7時台、8時台にそれぞれ1羽ずつ飛び、山の方に飛んで行った。

<ツミ>

◇サシバ3羽 8時台に2羽、10時台に1羽、それぞれ山の方に飛んで行った。

<サシバ>

◇ハチクマ20羽± 7時台1羽海沿いに、11時台2羽山の方に飛んで行った。

*11時台に山頂の上空に2度、タカ柱が出現。1度目は12,3羽。

2度目は8羽。家に帰り、PCで画像を確認すると、ハチクマがほとん

どだった。別ルートで飛行して来たのか、全くノーマークだった。

これを入れると、ハチクマは20羽前後飛んだことになる。

<ハチクマ雄>

<ハチクマ雌>

◇ノスリ5羽 9時台に4羽出現。3羽は海沿いを、1羽は山の方に飛んで行った。10時台に1羽、海沿いを飛んで行った。

◇その他  渡りではないが、ハヤブサ2羽とトビ1羽が飛んだ。ハヤブサは、若鳥と成鳥。

<ハヤブサ>

<感想>

今日は、これまで3回の不調を吹き飛ばすようにいろいろなタカが飛んでくれた。期待のハチクマも近くを飛んでくれて、雄と雌それぞれ撮影することができた。さらには、渡りではないが、ハヤブサが超近くを飛んでくれて、これまたドキドキだった。山頂の上空にできたタカ柱は、どういうルートで飛んできたのか。来季も同様に別ルートで飛んで来るのか、要チェックだ。それでは、渡って行ったタカたちの無事を祈りつつ、来年またいい出会いがあることを願って、今シーズンのタカの渡り観察を終了とします。

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タカの渡り②’23.9/15

2023年09月21日 | タカの渡り観察

今季3度目の鳥海山。早朝まで雨降りだったが、7時、8時頃からは晴れの予想だった。確かに、駐車場に着いた頃までは遠くまで見通せて、最高のタカ見になるかと思っていた。ところが、8時半頃から、雲というかガスというか、下の方からどんどん湧き上がってきて、みるみるうちに辺り一面白一色となってしまった。全く何も見えない。ある程度時間が経てば晴れてくるかもとずうっと待った。待っても待っても雲はなくならず、結局帰る時間となってしまった。結局、この日確認できたのは、・・・以下の通り。

観察時間 8:30~11:30  天気:曇り(下界は晴れ)

◇ノスリ1  9時台  山の方に飛び去る

◇サシバ2  10時台 2羽とも山の方に

<サシバ>

下の方はすっきり晴れていたようだが、上の方は雲の中となってしまい、肩透かしを食らった感じになってしまった。どうも、今季は鳥海山との相性が悪いみたいだなぁ。なんとか、リベンジしたいが・・・。

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