5日間の大型連休。今年も島に渡るのを控えているので、それに代わり、昨年に引き続いての新潟鳥見行だ。夜明け前の3時半に家を出、新潟の現地に着いたのが6時半過ぎだった。昨年は、コマドリがウェルカムソングで迎えてくれたが、今年は全く声がしない。静かだ。朝食を済ませ、昨年と同じポイントに行った。すでに5,6人のカメラマンが陣取っていたので、自分は隣の水路側で待つことにした。しばらく待ったが何も出ないので、ちょっと散策しながら鳥を探してみた。昨年はコマドリやコルリが鳴いていたが、今年は全然声がしない。「今年ははずしたかなぁ?」と思いながらポイントに戻った。そこで待つこと、1時間半ほど。やっと出始めた。まずは、キビタキ雌。この個体は、このポイントが気に入ったようで、何度も何度も出てくれるが、皆さん、ほとんど無視だ。そしてねセンダイムシクイも頻繁にやってくるが、動きが速く、これもやっぱり無視だ。自分も含め、皆さんのお目当ては、やはりコマドリ、コルリだ。コルリは、お昼過ぎにやっと出てくれたが、すぐ岩陰に隠れてしまい、撮れずじまいだった。コマドリは、昨日の15時頃に出て、それから写真撮り放題だったとの事。(昨年もご一緒になった方の情報)結局、帰るまで一度も現れず・・・だった。オオルリ雄も、次第によくやってくるようになった。隣の水路には雌もやってきて、近距離で観察することができ、だんだん楽しい鳥見になってきた。そして、一番(?)盛り上がったのが、ある鳥の判定だった。「クロツグミの雌か?」「いや、シロハラじゃないかな?」「マミジロの雌では?」と、皆さん言いあっていたが、何度か出るたびに写真を撮り、その結果、「マミジロ雌」ということで落ち着いた。自分にとっては初見の鳥さんなので、ラッキーだった。帰る時刻までギリギリ粘ったが、結局コマドリは出ず、コルリも撮れずに終了となった。来年からは島に復帰する予定なので、ここには、この時期来れなくなると思うが、何かの機会があれば、また来てみたいところだ。
【出合った鳥たち】 オオルリ、キビタキ、コサメビタキ、コルリ、アカハラ、マミジロ、センダイムシクイ、アトリ、シメ、コゲラ、ヒガラ、メジロ
【出合った鳥たち】 オオルリ、キビタキ、コサメビタキ、コルリ、アカハラ、マミジロ、センダイムシクイ、アトリ、シメ、コゲラ、ヒガラ、メジロ