今季の蔵王はなかなかいい出会いがなく、がっくりし続けている。7月も中旬という事で、今季最後の蔵王かもしれない。いつもの通り、まずは御釜の駐車場へ。車は2,3台しかなく、一番手前に停めることができた。カメラ機材を準備していると、ウソの声が聞こえてきた。声のする方を探すと、駐車場端のロープにとまっていた。急いでカメラを向けて数枚撮ったところで飛ばれてしまった。残念。ちょっと幸先不安かも。いつものように登山道を歩いて行ったが、ビンズイの姿がちらっと見えるくらいで、ほとんど鳥影無し。近くに黄色い花が咲いていたので、こちらをパチリ。久しぶりに見るイワオトギリだ。
<ウソ雄、イワオトギリ>
以前イワヒバリが見られたポイントは、高山植物保護のためにロープが張られ、立入禁止となっている。残念だが、仕方なしだ。そんな状況で、何とかイワヒバリが出てくれそうな場所を探して、しばらく待つことに。すると、下の方から飛んで来る鳥影を発見。向きを変えて姿を消されてしまったが、飛んだ方に歩いて行くと、イワヒバリを見つけた。幼鳥だったが、今季初めてのイワヒバリとの出会いだった。3回目にしてやっと出会うことができた。幼鳥1羽だけだったが、今季も何とか繁殖が成功したようで良かった。
<イワヒバリ幼鳥>
また来年出会えますように・・・。
下界は暑さが厳しいですが、蔵王は別世界のように涼しいのでしょうね。
イワヒバリ。未見ですが、なんとなくカヤクグリと雰囲気が似ていますね。
多夫多妻の珍しい繁殖形態をする鳥だそうですね。
この幼鳥にも大勢のお母さんやお父さんがいるのでしょうね。
お暑~ございます。
コメント、有難うございます。
蔵王は標高1,600mちょっとですが、とっても涼しいです。風のある日は長袖2枚でないとだめでした。
蔵王のイワヒバリはどのくらいの数がいるのかわかりませんが、今年も幼鳥に出会えて安心しました。