きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

ハイチュウ雌’24.11/20

2024年12月06日 | 県内の鳥見

鳥友人よりの耳寄り情報をもとに、この日やってきたのは、県内某所。ハイイロチュウヒの雄が来ているという。教えてもらったポイントに着いたのは10時頃。農道の一角に車をとめ、周囲を見回すと、丈の高い草原が広がり、いかにもチュウヒの好きそうな環境だ。鳥との出会いは運次第なので、あまり期待せずにのんびりと待ってみたが、なかなか猛禽類は飛んでくれなかった。それでも、1時間ほどして、草原の向こうに低く旋回する猛禽を発見。かなり遠いが、腰の白がはっきりと確認できた。ハイイロチュウヒ、通称「ハイチュウ」の雌だ。本当は雄を期待して来たのだが、雌が出てくれただけでもラッキーだ。この後、さらに1回飛んでくれたが、これもやっぱり超遠い。それでも、こちらに向かって低く飛んで来るハイチュウ雌の姿はわくわくする場面だった。久しぶりにハイチュウに出会うことができ、情報を寄せてくれたSさんに感謝だ。以下の画像は、35mm判換算2,000mmで撮ったものを、さらに少しトリミングしたものなので、ほぼほぼ証拠写真という事で・・・。

<ハイイロチュウヒ雌>

 

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赤い鳥求めて’24.6/7

2024年06月30日 | 県内の鳥見

6月に入り、今年も赤い鳥さんことアカショウビンに会いたくなった。今年は2回出かけたが、1回目は全く出てくれず。朝8時ぐらいから待って、お昼過ぎの2時ぐらいまで待ったが、1度も出てくれなかった。近くで鳴いたり、鳴き交わしたりしたが、全然姿を見せてくれなかった。やっぱりポイントの環境が変わってしまったからだろうか。ここでは、いくつかの小さな池があり、毎年モリアオガエルが産卵するのだが、今季はモリアオガエルの卵塊が3,4つしかなかった。モリアオガエルが居なくなってきたという事だろうか。そして、数年前から池の水が少なくなってきている。このことも関係あるのかもしれないなぁ。2度目の訪問。今回も1度も出なかったら、もう来るのはやめようと思っていた。この日も朝8時くらいから待っていた。そして、2時間半ほど経った頃、アカショウビンの声が近くなってきた。期待と不安と入り混じった気持ちで待っていると、何と、アカショウビン、来てくれました。山側の池の杉の木にとまりました。急いで、カメラ向け、夢中でシャッターを切り続けたのはもちろんです。飛び去るまでわずか30秒ほど。あっという間の時間でしたが、最高の時間でした。飛び去って一息ついたと思ったら、さらにもう一羽、アカショウビンが飛んできたのでした。飛び去った個体の後を追いかけるように飛び去って行きました。たぶん、先の個体は雄で、あとから来たのが雌だと思う。とにかく、雄と雌の両方を見て撮ることができ、ラッキーだった。お昼が過ぎ、また全く出ない状況が続いたので、引き上げることに。山道を上っていくと、アカショウビンの声が聞こえ、何と、2羽並んで枝にとまっていた。あわててカメラの準備をしたが、間に合わず、1羽飛んでしまった。何とか、残った1羽だけ撮ることができた。

<アカショウビン雄・雌>

こんな感じで、何とか2回目はアカショウビンに出会うことができた。今日も全く出なかったらあと来ないことに・・・と思って来たのだが、1回だけだが出てくれた。たぶん次来ても、おそらく出ないだろうと思う。なので、今年はこれでアカショウビンはおしまいにしようと思う。今日出たアカショウビンのとまっている時の感じは、エサを探している感じではなかった。全く下の池の方に目を向けなかったので・・・。もうここはエサ場ではなくなったのかもしれない。来年どうするか、考えないといけないなぁ。

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今年の赤い鳥は’23.5/31

2023年07月01日 | 県内の鳥見
「赤い鳥さん」ことアカショウビン。昨年は全く姿を見ることができず。一昨年は2日出かけて、1回だけ、それもちら見のみの出会い。という事で、2年間出会えていない状況で今シーズンを迎えた。今回、まずは会いに出かけて、一回も姿を見せなかったら、今年はもう出かけないことにした。この日、朝5時頃家を出て、現地には6時半頃に到着。朝食をとったり、準備したりして、ポイントに着いたのは、8時頃だった。先客がお二人いて、一回出たとの事。これは期待が持てるぞ。と、現れるポイントを予想して、機材を準備した。準備万端となったものの、一向に赤い鳥さんは出てこない。でも、「キョロロロロ。」という声は何度となく聞こえてくるので、ここは辛抱強く待つしかない。待っている間にいろいろと出てくれた鳥たち。アカゲラ、コサメビタキにホトトギス。
<アカゲラ、コサメビタキ、ホトトギス>

そして、近くで子育て中だったのがこのキバシリ。まさか、こんなところでキバシリに出会えるとは夢にも思わなかった。前々からキバシリをじっくり見てみたいと思っていて、これまで1,2回ちょこっとだけ見たことがあるが、じっくり観察したことはなく、もちろんまだ撮影したこともなかった。今日はキバシリに出会えて写真も撮れたし、もうこれで十分だなぁ。これで、アカショウビンが出なくても、満足して山を越せるというものだ。
<キバシリ>

そんなこんなで、2時間近く経った頃、突然現れたアカショウビン。自分が予想していた通りの枝にとまっていました。約3年ぶりの再会。もう夢中でシャッターを切り続けたのは言うまでもありません。その後も割合コンスタントに出てくれて、お昼過ぎまでに5,6回出てくれたのでした。光が強すぎて、明暗がはっきりしていて、なかなか写真的には厳しいものがありましたが、欲は言えません。これだけサービスしてもらえれば、それはもう御の字です。
<アカショウビン>

これだけの出会いはたぶん、今年はあと無いものと思います。なので、今年の赤い鳥さんとの出会いを求めてのプチ遠征はこれ1回のみとします。また、来年、素敵な出会いがありますように・・・。
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オオコノハズク観察記’21.6月

2021年07月05日 | 県内の鳥見
<5月25日>
今年も繁殖してくれないかなぁぁぁと、期待と願いと込めながら現地へ。周囲を丁寧に探すも、オオコノハズクの姿は見られず。昨年の巣穴をチェックすると、何と、オオコノハズクの顔が見えた。これは、もしかして、抱卵中か?
<6月3日>
現地に着いて巣を確認。何と、巣穴からオオコノハが顔を出している。これは、きっと繁殖してくれるに違いないと、確信。
<6月14日>
親鳥が営巣木近くの杉の木にいるのを確認。ヒナが孵ったのか?

<6月17日>
この日も早朝現地に。巣穴をチェックするも、ヒナの姿は確認できず。親鳥の姿も確認できない。周囲を見ていくと、何と、営巣木の下の低木にヒナが1羽!手のひらにチョコンとのる大きさだ。他にヒナがいないかチェックしたが見あたらず。前日の観察ではヒナはいなかったので、昨夜巣立ったものと思われる。午前中、再度訪れると、親鳥はいつもの杉の木にとまっていた。ヒナも早朝と同じところにとまっていて、ヒナを後方から優しく見守るような形で親鳥がとまっていた。

<6月20日>
巣立って4日目。この日は、鳥友人と観察。ヒナと親鳥は同じ杉の木にとまっていた。ヒナはしっかり確認できるが、親鳥は、杉葉に隠れ、シルエット状態だった。

<6月21日>
巣立って5日目。この日は、ヒナと親鳥が並んで同じ枝にとまっていた。5日目なので、ヒナの体はだいぶ大きくなっているように感じられる。親鳥と並んでも一回り小さい程度だ。時々親鳥の頭の羽根を嘴でつつく。最初親鳥は知らんぷりでそっぽを向いていたが、あまりにヒナがつつくので、急にヒナの方を向いて、顔の辺りを嘴でハムハムした。そんな場面を動画に撮ることができた。動画は、後日アップしますので、乞うご期待。
結局、この日がオオコノハズク親子との最後の出会いとなった。

<6月22日>
早朝、現場に行き親子を探すが、親もヒナも見つからず。巣立って6日目という事もあり、親子は他の場所に旅立ったと思われる。
 ところで、今季確認できたヒナは1羽のみだったが、この周囲でフクロウも繁殖しており、テンもいるため、他のヒナは巣立ち後に捕食された可能性が高いと思われる。難を逃れた貴重な1羽、何とか無事成長してほしいと願うのみである。
<6月27日>
夕方、鳥知人よりメール有り。「今、オオコノハのヒナを確認しました。」との事。えーっ!まだ旅立っていなかったのか?翌朝、自分で確かめるべく現地へ。しかし、ヒナも親も見つけることができなかった。巣立って10日が経っている。
巣立ってから10日も営巣場所にいるとは考えづらい。推測だが、親子で移動しながら、たまたま営巣場所に戻ったのではないだろうか?そして、翌朝にはまた移動していなくなっていたのではないか。
何はともあれ、ヒナは無事元気だという事で一安心だ。



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アカとクロ’21.6/7,18

2021年06月27日 | 県内の鳥見
6/7
赤い鳥さんねらいで2回目の遠出。朝8時くらいから昼過ぎ2時くらいまでじ~っと粘るも1回も姿を見せてくれず。かなり落ち込んだが、そんなぽっかり空いた心の穴を埋めてくれたのは、アカではなく、クロさんだった。クロツグミ。
視線の前方に鳥がとまった。双眼鏡で確認すると、クロツグミ雌だった。口いっぱいに虫などを咥えている。アカショウビンは出そうもないので、クロツグミに相手してもらうことに。しかし、このクロちゃん、とまった枝先から一向に動く気配がない。じ~いっと不動の構えだ。そして、やっと飛んだと思ったら、手前にある杉の木の陰に。そして、またしばらく動きがなく、やっと飛んだ。そのパターンを2,3回繰り返した。これは、きっと・・・。手前の杉の木の向こう側に移動し、双眼鏡で丁寧に見回していくと・・・。見つけました。幹と枝の所に、苔で作られたお椀のような巣。巣の中には、まだ孵ったばかりと思われるヒナが3羽。親鳥がやってくると、体以上に大きく口を開き、エサをねだっている。撮った動画を後で確認すると、なんと、お母さんはカエルを捕ってきたようで、ヒナの口にカエルを押し込んだ。しかし、カエルが大き過ぎて、ヒナはなかなか丸呑みできずにいる。お母さんは2度3度ヒナの口に入れ直し、やっと飲み込むことができた。この動画を見て、クロツグミがカエルを食べさせていることを初めて知った。ミミズや昆虫だけかと思っていた。ここでは、クロツグミ雌の画像だけ掲載し、巣の画像の掲載は控える。そんなこんなで、この日は、アカショウビンには振られてしまったが、クロツグミの巣を見つけ、ヒナとエサやりのシーンを観察撮影することができた。

6/18
前回は、アカショウビンに完全に振られてしまったので、そのリベンジと、クロツグミのヒナの巣立ちを見たいと思い、この日、またまた出かけた。まずは、クロツグミのヒナだ。わくわくドキドキしながら双眼鏡で確認すると、・・・空っぽだった。遅かったかぁ。残念。1週間ぐらいと思ってはいたが、天気や家庭の事情でこの日に・・・。しかし、この日は、お父さんを確認・撮影することができた。
さて、本命のアカショウビンだが、この日もなかなか姿を見せてくれない。声は数回聞こえたが、近くにいる気配がない。この日は、所用でお昼前には撤収の予定だったので、そろそろ帰り支度を・・・と、東やの方に移動した。すると、その先の山手の方に赤い鳥が飛ぶのを発見。「とまれ!」と念力をかけると、赤い鳥さんが枝にとまった。すかさず、カメラを構えてカシャ。2,3枚撮ったところで飛ばれてしまった。これが、今季のアカショウビンとの最後の出会いだった。
今年は、アカショウビンの警戒心がより強くなったのか、テリトリーが少し変わったのかよくわからないが、来年は良い出会いがありますように・・・。
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