コマドリを求めての今季2度目の蔵王であったが、コマドリはおろかウソも出ず・・・さて、どうしようかと考えた末に浮かんだのが「御田ノ神」湿原だった。名前も場所も聞いてはいたが、一度も訪れたことのなかった所だ鳥はあっさり諦め、高山植物に切り替えることにした。刈田岳駐車場から道路を山形側に500mほど下ったところにある。今日は「海の日」で祝日と言うことで、お昼近くになって、たくさんの車が上がってくるので、三脚を担いですれ違うのが結構勇気のいるところだった初めて訪れた湿原は、ワタスゲが一面咲き、それにキンコウカ?の黄色とサワランの赤紫色が彩りを添えていた避難小屋までの木道の散策路があり、ぐるっと一回りしても2,300mほどの小さな湿原だった。途中、ウソの声が聞こえ探したが、姿は見えず・・・アキアカネがサワランやワタスゲにとまるところを撮って、本日は終了となった。野鳥は全然だったが、久しぶりに高山植物を堪能することができた。
この日は34℃の予想だったが結果的に35℃を超える猛暑日となった本当なら再びコマドリに・・・の予定だったが、昨夜は飲み会今朝は早朝作業と多忙であったため、家を出たのが9時過ぎになってしまったお目当ては、ずばりアオバズク某神社に行ってみたが、全然見つからず場所を変えて探し回ったが、やはり見つからず・・・トホホほぼ諦め状態でトボトボ歩いていると、地面に白いものがあちらこちらにもしやと上を見上げると、 何と、アオちゃんではなく、トラちゃんだった一気に気持ちが高まり撮影モードに。3羽確認することができた。これまで出会ったトラちゃんは、いつも距離が近く、デジスコでは全身が撮れなかった。今日は大丈夫かと思ったが、やはり全身は撮れなかった。でも、周囲に邪魔な枝などがなく、とっても有難いところにとまっていてくれたただ、林の中なので暗くてSSが上がらず、ボツ画像が山となってしまった汗だくの鳥見となってしまったが、思いがけないトラフズクとの出会いがあり、楽しい半日だった。それにしても暑い・暑い駐車していた車の中は灼熱地獄だったちなみに、次の日再度トラフズク撮りに行ったが、すでに移動した後のようで、くまなく探すも見当たらず・・・だった。
連日蒸し蒸しした天気うっとうしい雨降りの日が続く。土日というと天気が悪く、なかなか鳥見に行けないやっとタイミングが合ったので、あちらこちらと回ってみた。まずは、とある沼。2週間ほど前に抱卵中のカイツブリを見つけたので、その後を確かめに行ってみた巣からちょっと離れたところに カイツブリがいたその周りを探したが、ヒナはいないようだ。まだふ化していないのかな?親が巣に戻り、上に座った。その様子は、卵を温めるという姿勢よりも、ちょっと腰を浮かせてふわっと座るような感じだった。あとはこれといった鳥も出ずトンボに切り替えた。手前の池の周りを見回すと、ちょっとすごい光景を見つけたどうしてこんなに・・・?ここは「トンボの○○か?」そんなことを思いつつ、他のトンボを探すと、腹のところが黄色いトンボが飛び回っている。 でも、全然止まってくれず証拠写真も撮れず・・・だった。はじめ、コシアキトンボか?と思ったが、家で図鑑を見たが違うようだった。じゃあ、何?とさらに調べたが、自分が使っている図鑑には載っていないトンボだったようだ遊歩道を歩いて行くと、カイツブリを発見。双眼鏡で見ると、何と小さなヒナが一緒に泳いでいるではないか気付かれないよう草むらに身を隠して観察and撮影した。父さんカイツブリも来て、ヒナにエサを与えている。親の背中にのったり、親に付いて 泳ぐ仕草がとってもめんこいでも、あまり長居してストレスを与えるといけないので、そそくさとその場を離れた。この日はここで終了。そう言えば、2回ほど「キョロロロロ~。」が聞こえた
【出会った鳥たち】カイツブリ親子・サンコウチョウ・アカショウビン他
蔵王でのウソ観察の一コマです。ウソのペアがタンポポの実をひたすらむしゃむしゃと食べまくっていました。ウソの体重は結構あるので、タンポポのくきにのるとタンポポが倒れてしまうのでした。これは結構笑いましたねぇ。
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YouTube: ウソ♀食事に大忙し
梅雨入りしてからずっと雨降りが続いている土日も雨降りで鳥見できず、ストレスがたまってきたこの日、久しぶりの晴れ予報だったので、コマドリねらいで蔵王に行くことにした。毎年この時期、一度は蔵王に行っているいつものように夜明け前の3時半ごろ家を出て、蔵王の宮城県側聖山平に5時ごろ着いた。窓を開けて、鳥の声に注意しながら山道を下ったが、コマドリの声は全然聞こえなかった車を降りて機材をセットしていると、仙台のAさんがいらした。下の方に下ってみたが、コマドリの声はかすかに遠くの方から聞こえる程度だった。あっさりとコマドリは諦め、車に戻った途中、 木の上でさえずるヒガラと、近くで鳴いているメボソムシクイを見つけた次は、例によって「駒」つながりということで、駒草平のコマクサを見に行った時期が過ぎてしまったようで、花は終りに近い状況だった。それにしても、今日は久しぶりに天気がいいアマツバメが気持ちよさそうに飛び回っている。この後、お釜に行くか、リフト乗り場に行くか迷ったが、最近イワヒバリとは縁がないので、ウソとウグイスねらいでリフト乗り場に向かったしばらくすると、 早速ウグイスが木の上に上ってさえずり始めたので、少しずつ距離をつめようと歩き出すと、飛ばれてしまったこれが数回続いた。この個体はかなり警戒心が強いようだウグイスはあちらこちらで鳴いているので、違う個体にターゲットを絞って撮影した。お目当てのウソも何回かやってきてくれたよく止まるお気に入りの枝があり、そこをチェックしておくと、現れるとすぐわかる。そして、昨年もだったが、タンポポの種が大好物のようで、タンポポがたくさん咲いている所に降りては食べまくっていた食べることに夢中になっているので、かなり近くまで寄ることができた。始めは♂2♀1で現れたが、その後、5,6羽の小群でやってきて、最後は♂1♀1のペアで行動していた。昨年のこの時期は、ヒナも親といっしょに行動していたが、今年はいなかった。まだ繁殖は始まっていないのだろうか。昨年は雪が多かったので、遅れているのだろうか。ここで半日鳥見をしていたが、朝のうちはとっても涼しかったが、お昼頃になって太陽が上の方にくるとジリジリと暑くなり、首元やうでが赤くなってしまった今日は、 他にカッコウ、ホトトギス(声)、ホシガラス、モズ、アオジを見ることができ、久しぶりに充実した鳥見となった。
【出会った鳥たち】 コマドリ・ビンズイ・ヒガラ・メボソムシクイ・カッコウ・ホトトギス・ウグイス・ウソ・アオジ・モズ・ホシガラス