きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

シギ・チドリ③’20.9/15

2020年09月27日 | シギチ日記
シギ・チドリ探鳥。2回隣県に出かけ、十分楽しんだので、今シーズンはこれでおしまい・・・と思っていたが、ひょんなことから3回目、出かけることになった。
前回から2週間経っているので、前回とはまた違ったシギチに出会えるのでは・・・と期待しながら出かけた。今回は鳥友人と現地で待ち合わせて一緒の鳥見だ。現地に着いたのは今回も6時半ごろ。早速水辺を見ると・・・静かだ。鳥影なし。どうしたんだ?またハヤブサか?ハヤブサは見当たらず。しばらくすると、ソリハシシギ発見。そして、キアシシギ、トウネン、コチドリ、メダイチドリと、前回と同じメンバーが登場。これで5種となったが、前回、前々回からみると数が少なく、やや物足りない感じだ。

3時間ほど経って、思い切って場所を変えてみることに。大きな池になっているところに行ってみた。かなり距離があるが、池の手前の方に小さい鳥たちがいっぱいいた。双眼鏡で確認すると、トウネンの群れだった。その中、やや大きな鳥が・・・。ムナグロ幼鳥が3羽。さらに場所を変え、別の大きな池の方に行ってみると、遠くにカモ類が見えた。マガモかと思ったら、嘴がでかい。ハシビロガモだった。そして、カモと一緒に泳ぐ小さな鳥は・・・。アカエリヒレアシシギが2羽。やや距離はあるものの、じっくり観察することができた。

今日は、はじめはシギチが少なく、「はずしたかな?」と思ったが、終わってみれば、まあまあ楽しめたシギチ探鳥だった。
【出会った鳥たち】 コチドリ、メダイチドリ、ムナグロ、トウネン、キアシシギ、ソリハシシギ、アカエリヒレアシシギ、ハシビロガモ 他
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霞城公園’20.9/7,16

2020年09月21日 | 霞城公園
秋の渡りシーズン到来。・・・かと思い、南に帰っていく夏鳥が渡り途中に立ち寄る街中公園に通っているが・・・。全然会えない。やっとコサメビタキを見つけたと思ったら、樹上に居て、生い茂る葉っぱで見えないand撮れない。こういう時は、あせっても仕方がない。見られる鳥をじっくり見よう。
石垣の所に行くと、シジュウカラが水浴びをしていた。大きな石にくぼみがあり、そこに雨水がたまっているようだ。しばらく見ていると、他のシジュウカラもやってきて、代わる代わる水浴びをしていた。

次は、ササゴイ。この公園のお堀に長期滞在中だ。旅立ちも近いので、まずはエサをたくさん獲って、体力をつけよう・・・ということかな?

最後は、イカル。厳しい冬に備えて、木の実を夢中で食べるイカルたち。移動の途中この公園に立ち寄ってくれるので、毎年、イカルとの出会いも楽しみの一つだ。


追記
9/20に霞城公園で探鳥会があり、コサメビタキを複数観察した。エソビタキも1羽確認。センダイムシクイも1羽。期待したトケン類、キビタキやサンコウチョウは見られなかった。カッコウやサンコウチョウは、すでに確認情報があるので、やはりタイミングだろう。またしばらく通うことになるなぁ。
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シギ・チドリ②’20.9/2

2020年09月09日 | シギチ日記
先週のシギ・チドリ三昧が忘れられず、2週続けてシギ・チドリ探鳥に。この日も早朝3時過ぎに家を出、現地到着は6時過ぎ。車外に出ると・・・、鳥の声がしない。機材、飲み物を準備して、いざ水辺へ。少し離れた所から水辺の様子を確かめると・・・鳥影なし。別のポイントにいるのだろうか?何気なく防波堤を見ると、大型の鳥が。肉眼ではウミネコかと思ったが、双眼鏡で見たら、ハヤブサだ!

これじゃあ、シギ・チドリが全くいない訳だ。こんな目と鼻の先にハヤブサが居たんでは、シギ・チドリが飛んで来るはずがない。おそらく、このハヤブサが来たので、それまで賑わっていたシギチは一瞬にして飛び去ってしまったのだろう。全く、もう~(泣)仕方なく、ハヤブサを撮って、別のポイントの方に歩いて行った。

先週はなかったが、あちらこちらに大きな池ができていた。鳥がいないか見回したが、それらしき鳥影はなかった。ただ、チュウヒが飛び去る様子をちょっとだけ撮ることができた。もう少し早く来ていればとやや残念。

結局、元のポイントに戻ることに。防波堤の上にハヤブサが2羽いた。キーキー鳴きながらエサをねだっているようだ。さっきの幼鳥は、まだ一人(鳥)立ちしていないようだ。
そろそろシギチが戻ってきているかもと、淡い期待を抱いて土手の上へ。先週は水が引いていたので結構近くから見られたが、今日は水量が多くて入れないので、反対側の土手の上からの観察撮影だ。双眼鏡で見回していくと、コチドリ幼鳥を発見。それに、メダイチドリ幼鳥もいた。


1時間待って、2時間待って、出てくれたのがキアシシギ2羽。今年生まれの幼鳥と成鳥のようだ。胸腹に横縞があるのが成鳥夏羽。胸腹が白く、上面が灰色で小さな白斑が点在しているのが幼鳥だ。それから、キョウジョシギ幼鳥が3羽。


前回に比べると種類も数も少ない。「今日は、こんなところかなぁ。4種かぁ。あぁ~。ハヤブサのせいだ~!」普通にいるはずのトウネンの姿すらない。「今日は早目の撤収かぁ~。」と半分あきらめて、場所を移動してみた。つり人が通るところだ。そこの水たまりにシギチらしき鳥がいるのを遠くから見たのだ。ダメ元で行ったのだが、これがとんでもないことに・・・。
小さな水たまりに出てきたのは、トウネン。特に異常なし。コンクリートの上には、何とソリハシシギが。久しぶりの出会いにドキドキ感。


次に水たまりに出てきたのは、赤褐色っぽいシギ。撮っている時は、ずっと「オバシギかな?」と思っていたが、撮った画像を見て、「ん?」目の周りの白いアイリング。オバシギではない。何だろう?とずっと考えていたが、結論として出したのが、ウズラシギ幼鳥だ。水たまりから飛んで、水辺の方に移動した。そこでも、トウネンと一緒に行動していた。

水たまりでの撮影で、ずうっとトウネンだと思って撮っていた個体。この個体もあとから画像を詳しく見ると、まず、上面に赤褐色がなく、灰色っぽい。そして、目の周りに白いアイリングがある。これは、トウネンじゃないぞ。図鑑とにらめっこして出した結論。オジロトウネン幼鳥だ。

現在の自分の鳥見スタイルが、撮影中心になっているので、その場でじっくり鳥を観察することができていない。なので、種を間違って判別したり、特徴をしっかりとらえて撮ることができなかったりする。できれば、スコープでじっくり特徴を観察して、種名が分かった上で撮影するのが一番良いのだが、そうすると、カメラの機材とスコープの両方を持ち歩かなければならなくなり、とっても無理な話だ。今回のシギ・チドリ探鳥は、そんなことを考えさせられた一日となった。
【出会った鳥たち】 チュウヒ、ハヤブサ、コチドリ、メダイチドリ、キョウジョシギ、キアシシギ、トウネン、オジロトウネン、ソリハシシギ、ウズラシギ
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シギ・チドリ三昧’20.8/26

2020年09月01日 | シギチ日記
鳥友人から有難い情報をいただき、この日、太平洋側に出かけた。目的はズバリ、シギ・チドリだ。残暑とはいえ、連日猛烈な暑さが続いている。日陰の無い海沿いなので、早朝から鳥見して、お昼前には撤収することにした。出発は、夜明け前の3時半。3時間弱で現地到着。ここは、震災前に3,4回来たが、震災後は初めてだ。埋立地という事もあり、様子は全く違っていた。それでも、何とか無事ポイントに着くことができた。気温は、23,4度といったところか。それほど暑くはない。朝食は後回しで、暑くなる前に鳥見だ。4時間ほど鳥見して、観察できたシギ・チドリは10種。今シーズン1回目としては上々だ。種名ごとに記録しよう。
①メダイチドリ  
観察をスタートして、最初に目についたのが、このメダイチドリ。幼鳥が多かったが、胸の赤褐色のきれいな夏羽も見られた。和名の通り、眼の大きいのがよくわかった。全長20cmほどだが、それより一回り大きいオオメダイチドリが入っていないか、眼を大きくして探したが、見当たらなかった。

②コチドリ
撮影している時はシロチドリと疑いもなく撮っていたが、後日画像を見ると、不明瞭ながらアイリングが見られ、何といっても足の色が淡い黄色で、シロチドリの足の色と違っていた。図鑑で何度も照らし合わせて、コチドリ幼鳥で納得した次第です。

③シロチドリ
図鑑で何度も調べた上で、シロチドリとしたのが、この個体。ただ、くちばしがシロチドリよりも太いように見えるので、もしかすると、メダイチドリの幼鳥かもしれない。ん~、難しい。 

④ムナグロ
全長25cmほどの中型のチドリだ。水辺から離れた草むらの方に3,4羽見つけた。腹の所に黒斑が見られ、夏羽から冬羽への換羽中の個体と思われる。しばらくすると、水辺のところにやってきて、水浴びを始めた。頭を水の中に入れ、さかんに羽をきれいにしていた。

⑤トウネン
シギの基本種。全長15cmほどの小型のシギだ。水辺でさかんにエサとりをしている。上面の色や模様に個体差があり、冬羽なのか、夏羽から冬羽への換羽中なのか、なかなか識別が大変で、シギチ初心者の自分には奥深い種である。
トウネンの他にヨーロッパトウネンが入っていないかと探したが、自分には見つけられなかった。後から来られた鳥知人のSさんによれば、幼鳥は見分けやすいとの事。もっともっとトウネンをしっかり観察しておかねば・・・。

⑥キョウジョシギ
突然飛んできた。すぐ確認すると、キョウジョシギだった。幼鳥のようだ。成鳥雄の夏羽をまだ見たことがない。「京女」らしい姿を一度見てみたい。

⑦キアシシギ
大きな水たまりに一羽いて、エサを探していたのがキアシシギだった。25cmほどの中型のシギで、全体的に灰色であまり目立たないが、よく見られるシギなので、基本種としてしっかり観察しておこうと思った。くちばしは長く、足は短いのが特徴。

⑧イソシギ
奥の草むらの所で、エサとりをしていた。やや距離はあるものの、白い切れ込みはしっかり確認できた。

⑨キリアイ
はじめ、やや遠くの水辺でトウネンと一緒にいるトウネンより少し大きめのシギは何だろう?と思っていたが、次第に近いところまで来てくれるようになり、くちばし先端の曲がりや背中の白いV字からキリアイだとわかった。見つけた時は、水辺でさかんにエサとりをしていたが、9時を過ぎたあたりから、石の陰でトウネンと一緒に座り込み、のんびりお休みモードに入ってしまい、写真的には物足りない状況となってしまったのでした。

⑩タカブシギ
隣の大きな水たまりに行くと、一羽、貸し切り状態で、のんびりエサをとっていた。眉班がよく目立ち、上面には黄褐色味があることから幼鳥のようだ。

 時々、猛禽類も現れた。ミサゴ、ハヤブサ、チョウゲンボウだ。ハヤブサにいたっては、水辺で賑やかにしていたシギ・チドリたちを思いっきり飛ばしてくれた。それを境に水辺は静まり返り、早朝の賑わいはその後戻ることはなかった。まったく、もぉ~。(泣)

 という事で、予定通り11時ごろ帰宅となった。今秋のシギチ探鳥1回目は10種出会うことができ、上々の鳥見となった。

【出会った鳥たち】 ミサゴ、ハヤブサ、チョウゲンボウ、メダイチドリ、コチドリ、シロチドリ、ムナグロ、トウネン、キョウジョシギ、キアシシギ、イソシギ、キリアイ、タカブシギ、


コメント (6)
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