今季今のところ例年より雪が少なくなっている。鳥見に出かけるには好条件だ。そこで、3連休どこに行こうか迷ったが、蕪栗沼に行けば、レアな猛禽やレアな雁に会えるかな?と思い、この日出かけた。早朝5時前に家を出、蕪栗沼に着いたのが8時ちょっと前だった。まずは、沼の様子を見に行こう。草むらからベニマシコの声が聞こえるものの姿を見せない。沼を見ると、何と、タヌキさんが・・・。何か咥えている。おいしいものでも見つけたか?沼には、ハクチョウとオオヒシクイ、それにマガンが少々残っている。遠くにオジロワシが止まっていないかしつこく探したが、残念ながらいなかった。まだ来ていないのか、たまたま留守だったのかは不明。次は、猛禽類がちょっと近くで見られる堤防の方に移動した。何か出てくれないかなぁ・・・と待っていると、ベニマシコの声が。だんだん声が近くなり、肉眼でも見える距離になった。必死にレンズを向けるが、動きが速くてなかなか撮らせてくれない。それでも、何とか数枚撮ることができた。その後、ベニマシコの飛んで行った方に歩いていくと、草むらからひょっこり。現れたのはオオジュリン。草丈の長いヨシの茎にとまったり、木の枝先にとまってのんびりしたりと、こちらはサービスがいい。おかげで動画も撮ることができた。車の所に戻ると、ベニマシコが待っていてくれた。しばらく撮っていると、向こうの草むらに鳥が飛びこみ、近くの木にとまった。ノスリだった。足に何か持っているようだ。ネズミかな?と思ったが不明。肉を引きちぎって食べる場面を観察。食事が終わったところで、こちらもお昼タイムにしようと、沼の南側駐車場に行った。鳥見タイムの最後は、珍ガン探しに。田んぼ巡りをしていると、シジュウカラガンを発見。20数羽いるようだ。近年、シジュウカラガンが増えてきているという話は聞いていたが、実際にシジュウカラガンの群れに出会ったことがなかったので、わくわくしながら観察・撮影した。もうこれだけで、宮城まで来た甲斐があったというものだ。
【出会った鳥たち】 ノスリ、チュウヒ、オオヒシクイ、マガン、シジュウカラガン、ミコアイサ、オオジュリン、ベニマシコ 他
【出会った鳥たち】 ノスリ、チュウヒ、オオヒシクイ、マガン、シジュウカラガン、ミコアイサ、オオジュリン、ベニマシコ 他