きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

いこいの森Ⅵ’20.5/16

2020年05月28日 | マイフィールド
本日は土曜日という事もあり、キャンプ場にはいくつかテントが張ってあり、家族などでにぎわっていた。樹木の葉がだいぶ大きくなり、鳥を見つけるのが大変になってきた。いつもの広場で鳥の出を待っていると、キビタキのさえずりがあちらから、こちらからと聞こえてきた。しかし、オオルリの声は全く聞こえない。今季、オオルリをしっかり見ていないので、今日こそは・・・と思って来たのだが、今日も出会えなかった。
本日、しっかり観察撮影できたのが、コサメビタキ。小さな声で複雑なさえずりをする。動きが速く、姿を確認するまではなかなか「コサメビタキ」と断定できない。それでも、こちらが動かずにじっとしていると、コサメビタキの方から次第に近づいてきて、頭の真上までやってきた。首が痛くなったが、しばらくじっくり観ることができた。

【出会った鳥たち】 サンショウクイ、キビタキ複数、コサメビタキ、メジロ 他
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チゴハヤブサ’20.5/15

2020年05月24日 | 村山地方
一週間ほど前、「チゴハヤ来てるよ。」との情報をいただくも、いろいろとあって、なかなか行けず・・・。この日、何とか時間が取れたので行ってみた。現地に着くと、「キィー、キィー。」と、チゴハヤの声が聞こえる。声を頼りに探すと、杉の木に2羽とまっていた。1羽は全身が見えるが、向こう向き。もう1羽は、杉の枝で隠れてほとんど見えず。見える位置を必死に探すが、全然見えず。全くこれほど上手に身を隠すとは・・・。チゴハヤ、すごい!証拠写真を撮って、鳥見ついでに、チョウゲンボウの様子を見に行った。ヒナは誕生しただろうか?期待して行ったが、残念ながら未だのようだった。雄が大きくなった葉の陰に隠れて様子を見守っている・・・ように見えた。チョウゲンボウを見ていると、「キィー、キィー。」と、チゴハヤの声が聞こえてきた。まさか、ここでも出会えるとは・・・。ビックリ!声のする方を探すと、高い杉の木に止まっていた。そして、ここでも、チゴハヤは杉の枝に隠れて、全身を見ることはできなかった。「チゴハヤは隠れ上手」と言えそうだ。ここで、コムクドリ雄にも出会えたので、一応ついでにということで、ムクドリも撮ってみた。

【出会えた鳥たち】 チゴハヤブサ3、チョウゲンボウ、ムクドリ、コムクドリ雄1
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月山志津’20.5/12

2020年05月20日 | 月山
TVニュースを見ていたら、蔵王や鳥海山の山岳道路が開通したとの事。月山はどうなっているのかな?春スキーは、最初オープンしたが、緊急事態宣言を受けて営業自粛中だし、志津温泉も全館休業となっている。ただ、志津のネーチャーセンターは昨日から開園しているとの事。という事で、本日は、月山中腹の志津にある「県立自然博物園」に行ってみた。ここは、この時期、締まった残雪の上を縦横無尽に歩きながらブナ林を散策することができる。ただし、日中の気温が上がると、雪が融けてぬかるようになってしまうので、気温の低い早朝が良い。しかも、早朝の方が鳥のさえずりも多い。そんな訳で、家を5時に出て、到着したのが6時頃だった。
車を降りると、まず、キビタキのきれいなさえずりが出迎えてくれた。長靴に履き替え、いざ、雪の上へ。今冬、雪が異常に少なかったので不安だったが、思ったより雪が残っていた。ただ、ずっと気温が高かったので、思ったより雪が融けて、ザブザブ状態だった。結果、2,3回樹木の根元のところでズボッと足がぬかってしまい、膝をすりむいてしまった。気をつけねば・・・。


まず、はじめに出会ったのは、商売人に喜ばれる「クロジ」だった。鳴き声が近かったので、飛ばさないよう慎重に探すと、何と目の前の枝で鳴いていた。ただ、この個体、「クロジ」なのに、黒くないぞ。これまで出会ったクロジ雄は、背中・腹と黒灰色だったが、この個体は背中が茶褐色だ。図鑑で確認すると、どうやら昨年生まれの若雄のようだ。クロジの若雄は初めての出会いだ。


さらに進むと、雪のない散策道に入った。ここは、よくキビタキに出会うポイントだが、今回はいないようだ。また、この斜面ではコルリの声を期待していたが、全く聞こえず・・・残念。展望ポイントを過ぎ、また雪の上を歩きながら鳥の声を探す。石跳川の雪解け水の音に負けないくらいの大きな声が聞こえる。ミソサザイのさえずりだ。そして、キビタキの声も聞こえてきた。近くに雌もいて、雄は、腰の黄色を大きく膨らませ、雌に猛アピールする。そして、タイミングを見計らって猛アタック。目の前を2羽がすごい速さで飛んで行った。


一瞬静かになったところに、今度はカラ類の登場だ。ヒガラ・コガラ・ヤマガラ。カラ類の声の識別練習にはもってこいだ。しかし、これがなかなか難しい。声と姿で何度も確認しながら慣れるしかない。2時間ほど歩いたところで、お腹も減り、鳥見も十分満喫したので、山を下り、センターの方に寄ってみた。沢の方は、だいぶ雪解けが進んでいた。昔、ここで死にそうになったことがあるので、それ以後、この時期は沢の方には立ち入らないようにしている。


雪が消えたところに、黄色いリュウキンカが咲いていた。月山の中腹にあたるこの辺りは、これから様々な早春の花が見られるようになる。タイミングが合えば、その時再度来てみたいものだ。


【出会った鳥たち】 アカゲラ、コゲラ、ミソサザイ、キビタキ、ヤマガラ、ヒガラ、コガラ、クロジ
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いこいの森Ⅴ’20.5/7

2020年05月16日 | マイフィールド
昨日は短時間の鳥見で、オオルリは証拠写真しか撮れなかったので、今日は、半日じっくり腰を据えて鳥見するぞー!と、勢いよくフィールドに出るも、オオルリは姿は無し。さえずりすら聞こえない。どうしたというんだ?移動したのかな?それともタイミングかな?
本日、オオルリに代わって大サービスしてくれたのは、マヒワたち。そろそろ北に帰る頃なのに、なぜか100~200羽のすごい集団になっている。グラウンドの草の実を食べに地面に降りたかと思うと、何かの拍子にザァーと羽音を立てて飛び去ったり、樹木を飛び回ったり、とにかく動きが速くて、写真的には厳しかったが、何とかそれなりには撮れた感じだ。それにしても、新緑にマヒワはどうだろう?特に、雄の色は新緑に溶け込んでしまう。


マヒワの次は、やっぱりキビタキ。本日は、雄4羽を確認した。少しずつなわばりが定まってきているようだ。池の近くの林にも雄がいた。その雄が飛んだところには、雌の姿も。2羽一緒に移動しているような感じで、すでにペアになっているみたいだ。いよいよ繁殖に入るのかな?


【出会った鳥たち】キビタキ雄4雌1、マヒワ多数、アカハラ1、ビンズイ1、コゲラ
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いこいの森Ⅳ’20.5/6

2020年05月12日 | マイフィールド
「stay home 週間」も最終日。・・・とは言っても、隠居暮らしの身としては、極々普通の生活スタイルとなっている。午前中、晴れていればマイフィールドでの鳥見。天気が悪ければ、ウォーキングか雑用。午後は、録画したTV番組視聴。こんな感じで一日が終わる毎日。
さて、本日の鳥見の目的はオオルリ。フィールドに着くと、早速オオルリの鳴き声。これは幸先がいい。急いでさえずりの方向を探すと、高い樹木のてっぺんで鳴いている。下の方に降りてこないかと待ち続けるも、一向にその気がないようだ。このままずっと待っていても仕方ないので、まずは証拠写真のみで良しとしよう。次回にとっておこう。オオルリとは反対に、結構愛想よくしてくれたのが、キビタキだった。そして、今回はキビタキ雌にも出会うことができた。よ~く観察していると、「あれっ?」と思う場面が。この繁殖期、キビタキ雄が雌を追いかけるのが当たり前と思うのだが、雌が雄を追いかけ回していたのだ。これは推測だが、雄が若い個体で、雌が気に入らずに追っ払っていたのか?それとも、雌にはすでに決まったパートナーがいて、別の雄を拒絶したのか?ん~、わからない。鳥の世界にも、いろいろとあるのでしょう。

【出会った鳥たち】 オオルリ雄1、キビタキ雄1、雌1
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