きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

アオバズク’21.7/18

2021年07月22日 | 村山地方
アオバズクを最後に見たのはいつだったかなぁ?10数年は見ていないような気がする。
青葉の頃に日本に渡ってくる夏鳥のミミズクがアオバズク。これまでなかなか出会うチャンスがなかったが、今シーズン、鳥友人より出会えるポイントを教えてもらった。今まで知らなかった場所なので、まずは下見に1回。そして、これまた鳥友人より「夕方、居たよ。」と、情報をいただき、2度目の訪問。樹木を1本1本丁寧に探していったが、結局見つけられず・・・。しょんぼり帰宅となった。
そして、この日。前日に「居たよ。」と情報をいただき、急きょ予定を変更して現地へ。到着したのは、朝8時半頃だった。杉の木と言っていたので、見当をつけて探すと、・・・ピンポーン。いました。
それにしても、アオバズクって、こんなに小さかったっけ?ハトよりやや小さく、29cmほど。あまりにも久しぶりなので、アオバズクのイメージが無くなってしまっていたようだ。
木の下では、小学校1,2年生ぐらいの男の子二人がサッカーをして大きな声で遊んでいる。アオバズクは時折下の方を見るが、子どもの声には全く無反応で、微動だにせず・・・といった様子だった。他の木を丁寧に探していったが、他にはアオバズクは見られなかった。まだヒナは孵っていないのだろうか?もうしばらく様子を見ていくことにしよう。
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相性、悪~!’21.7/17

2021年07月18日 | 蔵王・その他高山
平年より8日早くの梅雨明け。梅雨明けした途端、連日の30℃越え。4,5日天気が続くようなので、この日、3度目の蔵王。今日は、山形市で36℃予想の猛暑日に。これは、蔵王で涼んでくるしかないと、早朝4時半に家を出た。
御釜の駐車場に着いたのが、6時半過ぎ。長袖シャツ1枚でちょうどいい感じ。


カヤクグリの幼鳥がいないかと寄ってみたが、全然鳥の声がしない。何気なく後ろを振り向くと、岩の上にビンズイ。口にたくさんの虫を咥えている。ヒナに運ぶのだろう。子育ての邪魔をしないでおこう・・・と、足早に岩場の方に歩き出す。本日の目的は、ズバリ、イワヒバリだ。今季はまだじっくりと出会えていないので。しばらく進むと、向こうから何やら見覚えのある方が・・・。何と、鳥友人のSさんではないですか。しばらく立ち話を・・・。Sさんの話では、イワヒバリの親子が出てくれたとの事。これは、期待できるぞ~。Sさんは、これから庄内方面に行くとの事。相変わらずの行動力だ。羨ましい。
ポイントに着き、早速イワヒバリの出を待つ。待つ。待つ。待つ。待つこと3時間半。出ない。「出てくれ~。」願いは届かず、時間切れ。今季、イワヒバリとの相性がどうも・・・。しょんぼりと駐車場に戻った。途中、ビンズイとウグイスを撮った程度で、今季3度目の蔵王鳥見は終了。来季に期待しよう。


ちなみに、梅雨明けの土曜日という事で、御釜の駐車場も、下のリフト乗り場の駐車場も、10時には満車状態だった。
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蔵王Ⅱ’21.6/30

2021年07月11日 | 蔵王・その他高山
前回はイワヒバリはもちろん、ウソにも出会えないといううそみたいな鳥見になってしまった。満を持して2回目の蔵王鳥見。日程の予定は前回と同じ。さて、リベンジは成るのか?
御釜の駐車場到着6時過ぎ。車から降りると、早速ウソの声が・・・。これは幸先良し。急いでカメラの準備をして、レストハウス脇に行った。道路脇の柵の下にはタンポポの綿毛が見える。ウソは5,6羽のグループで、ほとんどが雄で、雌は1羽だけだった。ウソたちが山手の方に飛び去る際、1羽が手前のレストハウスの窓ガラスにぶつかった。ドンという音がしたが、そのウソは何事もなかったかのようにそのまま山の方に飛んで行った。何事もなかったようで良かったぁ。

一羽のウソが案内板にとまった。「さぁ、どうぞ。」ということか?

せっかくウソが案内してくれたので、15分ほど歩いて次のポイントへ。もちろん、イワヒバリのポイントだ。1時間ほど待ったころ、やっとイワヒバリが1羽こちらに飛んできた。結構近くまで来てくれたが、何しろ動きが速い。全然落ち着かない。なので、カメラを向けると移動し、またカメラを向けると移動しと、全然撮らせてもらえなかった。何とかイワヒバリとわかる証拠写真が数枚という残念な結果に・・・。1時間ほど経って、また飛んできてくれたが、今度もまともに撮らせてもらえず・・・。そんなガックリの自分にも驚きの瞬間が・・・!ビンズイが近くにとまって、「撮ってよ~。」と、今日もアピールしてくれたが、先日撮ってあげたので・・・。「またビンズイかよぉ。」と双眼鏡を向けると、何と、カヤクグリだ!急いでカメラを向け数枚撮ったところで、何と、こちらに向かって飛んで来るではないか!そして、目の前2,3mほどのハイマツに。ドアップの写真になってしまった。まぁ、うれしい悲鳴ですが・・・。

という訳で、イワヒバリとの相性は今一つだったが、カヤクグリのおかげで気分よく撤収。駐車場の方に戻ると、レストハウスの所でまたまたウソが待っていてくれた。こちらも目の前2,3mほどの近距離で食事中。しまいには、柵の上にとまった雄は、画面からはみ出すことに・・・。慌てて後退。

そして、ウソたちが飛び去る時、またまたハプニングが・・・。1羽の雄がまたまたレストハウスの窓ガラスに「ドンッ」とぶつかって下に落ちたのだ。死んではいないようだが、しばらく様子を見ることに・・・。しばらく経っても動く気配がないので、近づいて手のひらにのせてみた。すると、バタバタと羽ばたいて、木々の中に飛んで行った。何とか無事だったようでホッとした。それにしても、窓ガラスに当たる場面を2回も見るとは・・・。


という事で、今回は、ウソの食事風景に出会うことができ、カヤクグリとは目の前で出会うことができた。さぁ、次はいよいよイワヒバリ。どうか、じっくり出会えますように・・・。
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オオコノハズク親子’21.6月

2021年07月08日 | 野鳥動画
オオコノハズク親子
巣立って5日目。この日の早朝、親子が並んで枝にとまっていました。
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オオコノハズク観察記’21.6月

2021年07月05日 | 県内の鳥見
<5月25日>
今年も繁殖してくれないかなぁぁぁと、期待と願いと込めながら現地へ。周囲を丁寧に探すも、オオコノハズクの姿は見られず。昨年の巣穴をチェックすると、何と、オオコノハズクの顔が見えた。これは、もしかして、抱卵中か?
<6月3日>
現地に着いて巣を確認。何と、巣穴からオオコノハが顔を出している。これは、きっと繁殖してくれるに違いないと、確信。
<6月14日>
親鳥が営巣木近くの杉の木にいるのを確認。ヒナが孵ったのか?

<6月17日>
この日も早朝現地に。巣穴をチェックするも、ヒナの姿は確認できず。親鳥の姿も確認できない。周囲を見ていくと、何と、営巣木の下の低木にヒナが1羽!手のひらにチョコンとのる大きさだ。他にヒナがいないかチェックしたが見あたらず。前日の観察ではヒナはいなかったので、昨夜巣立ったものと思われる。午前中、再度訪れると、親鳥はいつもの杉の木にとまっていた。ヒナも早朝と同じところにとまっていて、ヒナを後方から優しく見守るような形で親鳥がとまっていた。

<6月20日>
巣立って4日目。この日は、鳥友人と観察。ヒナと親鳥は同じ杉の木にとまっていた。ヒナはしっかり確認できるが、親鳥は、杉葉に隠れ、シルエット状態だった。

<6月21日>
巣立って5日目。この日は、ヒナと親鳥が並んで同じ枝にとまっていた。5日目なので、ヒナの体はだいぶ大きくなっているように感じられる。親鳥と並んでも一回り小さい程度だ。時々親鳥の頭の羽根を嘴でつつく。最初親鳥は知らんぷりでそっぽを向いていたが、あまりにヒナがつつくので、急にヒナの方を向いて、顔の辺りを嘴でハムハムした。そんな場面を動画に撮ることができた。動画は、後日アップしますので、乞うご期待。
結局、この日がオオコノハズク親子との最後の出会いとなった。

<6月22日>
早朝、現場に行き親子を探すが、親もヒナも見つからず。巣立って6日目という事もあり、親子は他の場所に旅立ったと思われる。
 ところで、今季確認できたヒナは1羽のみだったが、この周囲でフクロウも繁殖しており、テンもいるため、他のヒナは巣立ち後に捕食された可能性が高いと思われる。難を逃れた貴重な1羽、何とか無事成長してほしいと願うのみである。
<6月27日>
夕方、鳥知人よりメール有り。「今、オオコノハのヒナを確認しました。」との事。えーっ!まだ旅立っていなかったのか?翌朝、自分で確かめるべく現地へ。しかし、ヒナも親も見つけることができなかった。巣立って10日が経っている。
巣立ってから10日も営巣場所にいるとは考えづらい。推測だが、親子で移動しながら、たまたま営巣場所に戻ったのではないだろうか?そして、翌朝にはまた移動していなくなっていたのではないか。
何はともあれ、ヒナは無事元気だという事で一安心だ。



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