残暑お見舞い申し上げます。連日の猛暑で毎日ぐったりの生活を送っていますがこの記事・画像を見て少しでも涼しい心持ちになっていただければと・・・前回のバッテリー切れ退散のリベンジという事で、昨日の新潟遠征に続いて月山に行った土曜日という事で、前回同様早めに出発した。違うのは、前回はガスがかかっていたが、今回は真っ青な青空だ。姥ヶ岳直下にあった残雪は、この1週間できれいに消えていた。姥ヶ岳山頂には、入れ替わり立ち替わりたくさんの人が上ってくる。 その中で、自分はのんびりと高山植物の写真を撮って、風景を楽しんだ。遠くは庄内平野が見渡せるまた、団体さんのガイド役の人が、自分の隣で「向こうに見えるあの山が○○岳で・・・。」と、説明してくれるので、とても分かりやすかった皆さん、月山山頂を目指して慌ただしく出発していくが、自分は山頂まで登る予定はしていないので、のんびりのんびり気分しだいだ2時間近く姥ヶ岳山頂にいたが、野鳥が出てくれれば退屈しないのだが、動かない花ばかり撮っていると、同じ画像ばかりで飽きてしまった「よし、牛首まで行くか~。」ということで、姥ヶ岳から尾根沿いに牛首まで歩いて行った。途中、ハクサンイチゲやハクサンフウロなどが見られた。 尾根の下の斜面にはまだ雪が残っており、スキーを楽しむ人たちがいる雪の上に立つと、心地よい涼風が疲れと汗を吹き飛ばしてくれる牛首と姥ヶ岳を往復したところで、お昼タイムとなった山の上は涼しいと思っていたが、この日は天気が良すぎて日差しが強く、暑くなってきたので、昼過ぎに下山した。先日の分も含めて気持ちの良いフラワートレッキングだった。
今年も「ハスの花とヨシゴイ」をねらって、新潟県阿賀野市の瓢湖に県外鳥見に出かけた夜明け前の3時過ぎに家を出、現地に到着したのが6時半頃だった。外に出ると、空気が涼しく爽やかだが、日差しは厳しいこれは暑くなりそうな感じだ早いとこ鳥見を始めねば・・・と、軽く朝食を済ませ、いざ出発だ 瓢湖大橋の上から周囲のハスの花の咲き具合とヨシゴイのいそうな所を確かめると、橋のたもとの通路沿いに、カメラを構えた人が2,3人いた。今日は平日なので、きっと鳥見の人は少ないだろうと予測していたが、その通りだった。早速そこに行ってみると、ヨシ原にヨシゴイの幼鳥が2羽いた水際を見ると、バンの幼鳥も2羽。このヨシ原で育った幼鳥たちのようだと、その時、「チー。」という鳴き声とともに、ハスの蕾にカワセミがとまったそうか!この人たちは、カワセミを待っている人たちだったんだでは、 自分もそのお仲間入りという事で、レンズをカワセミの方に向けた。やや距離はあるものの、水にダイブするところも観察できたその後、白鳥のモニュメントの方に歩きながら一周したが、ヨシゴイに出合う事ができなかったそして、予想通り暑くなってきたすでに、体中汗が噴き出している状態だ水分を補給しては汗が出、また補給しては汗が出・・・と、ヨシゴイを求めて2周もしてしまった。まだ9時半頃だが、限界かなぁ~よし、これで最後にしようと、さらにもう1周歩いた。 結果、これが良かったモニュメント近くの見晴らし台のところで、ヨシゴイがすぐ目の前のハスにとまった。ニコン1V1でハスの花とヨシゴイを撮ることができた自分的には今一つの感じだったが、まあ、撮れただけで良しとしよう。鳥以外では、チョウトンボやウチワヤンマを観察することができ、特記すべき場面は、きれいな○○ヤンマor○○サナエの交尾and産卵(たぶん)の場面を観察できたことだ交尾した2匹が水面にとまり、後ろのメスがしっぽを水中に差し込んでいる。それにしても暑くて暑くて、もう限界に達したので車にもどり、エアコンで涼んだ何とか体力が回復したところで、 次は福島潟に移動した瓢湖からは3,40分といった距離だ。ここでの目玉は、北限の自生オニバスの花とトンボだ。オニバスの花は色彩が鮮やかで、日本の植物の花というよりトロピカルな花という感じだ他には、小さくてかわいいガガブタの花も見つけることができた。ただ、こちらの方は花期の終わりなのか少ししか咲いていなかった。トンボでは、瓢湖にもいたチョウトンボとコフキトンボ、ショウジョウトンボなどを観察することができた。一本の草にコフキトンボが5,6匹とまり、そのてっぺんにチョウトンボがとまり、まるでトンボマンションといった状態だったそこからハスの花が咲いている遊潟広場に行くと、天井にすだれを張った真新しい東屋ができていた。そこは日差しを避け、涼しかったので、そこでお昼を食べた予定では2時ぐらいに帰路に着く予定だったが、暑くて暑くて、とてもいられそうにないので、ちょっと仮眠をとってから家に帰った。暑い一日だったが、とても充実した鳥見をすることができた
【出合った鳥たち】 ヨシゴイ・カワセミ・バン・ゴイサギ・コサギ・チュウサギ・居残りコハクチョウ他
月山に登るのは何年ぶりだろう久しぶりに高山植物に出会いたいという思いが高まり、この日出かけた日曜日なので、たぶん駐車場がいっぱいになるだろうと思い早めに行って、ゆっくりリフトが動く時刻を待つことにした。 天候は雲が多く、ガスがかかっている状態 で、姥ヶ岳や月山山頂が見えなかったリフトに乗り上駅に行くと、姥ヶ岳山頂下のところに雪が残っていた。そこを上がって木道に出ると、一面の黄色いじゅうたん(キンコウカ)だったその中にニッコウキスゲやトキソウ、やや終わりかけのチングルマなどを見ることができた姥ヶ岳山頂には、さらにたくさんの花が咲き誇っていたウメバチソウ、ヒナウスユキソウ、ミヤマリンドウetc。半袖では寒いくらいの体感温度だ予想通り、小学生の親子行事の団体さんや悠々自適の人たちの団体さんなどたくさんの人が登って来て、姥ヶ岳山頂は満員御礼状態となったその中で、しゃがみこんで花の写真を撮っていたのだが、突然、カメラの画面が消えた「バッテリー切れですので・・・。」え~っ、そのような~たしかに、夕べバッテリーチェックをした時、ランプが一つしか付いていなかったので、そろそろかなぁ・・・とは思っていたのだが。でも、山に登ってまだ30分も経っていないの~写真だってまだ10数枚しか撮っていないのに~。全くの大誤算となった。せっかく満を持して一日のんびり涼しく過ごそうと思ってきたのに。写真を撮れないんじゃ、山にいても仕方がない。という訳で、お昼も食べず、リュックに入れたまま下山と相成りました。トホホここで一言。鳥見・花見に出かけるときは、充電または予備バッテリーを忘れずに。まぁ、こんなことは今までに何回と経験しているのだが・・・。懲りない私でした唯一撮った鳥の写真は、 ガスの中でさえずるカヤクグリでした。
p.s. そのリベンジということで、1週間後、再度月山に行ってきました。その結果は後日。