きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

「トリ年」の鳥・トリ’17.12.30

2017年12月29日 | ブログ
酉年の年末は、雪・雪・雪で終わりとなりそうです。今年は「トリ年」と云う事で、いろいろなことがありましたが、自分的に「いい出会いだったなぁ。」と思った鳥たちを紹介して、今年のブログを締めくくりたいと思います。一番最初は、何といってもケアシノスリですね。雪解けの進んだ3月。鳥友人より「今、どさいだなや?」「こさケアシノスリいだよ。」と情報をいただき、大急ぎで駆け付けたのでした。その後、だいぶ長逗留してくれて、大サービスぶりでしたねぇ。春5月。「トラフのヒナ、巣立ったよ。」と、これまた鳥友人より情報をいただきました。お陰様で、お父さん、お母さん、そして巣立ったヒナ4羽に出会うことができました。やはり、持つべきは鳥友ですね。6月に入ると、毎年「赤い鳥さん」に出会いたくなります。今シーズンも無事到着し、元気な姿を見せてくれました。近年、カメラマンが増え、なかなか厳しい環境になってきている中だけに、ホッとする出会いでした。そして、もう一つ気になるのが、チョウゲンボウの繁殖。今年は、1つがいが繁殖に失敗したようですが、何とか他のつがいは無事成功したようでした。そんな中で、いつもと違う場所で繁殖したヒナたち4羽の巣立ちの瞬間に出会うことができました。7月、8月は、鳥たちにも鳥見人にも暑さの厳しい季節。暑さの苦手な自分は涼と鳥を求めて高山へ・・・というのが毎年のパターン。今年は、蔵王でイワヒバリに出会うことができラッキーでした。しかも、目の前数メートルの近さにワクワク・ドキドキでした。目の前数メートルの近さと言えば、7月のチゴハヤブサ。マイフィールドで久しぶりに繁殖してくれて、食事のシーンを目の前というか、目の上で観察することができました。8月は、毎年行く新潟の瓢湖。今年もヨシゴイに出会うことはできましたが、ハスの面積がかなり減っていることがとても心配です。このままでは、ヨシゴイの繁殖にも影響が出るのではないだろうか・・・と。暑さが一段落した9月。小鳥たちの秋の渡りが見たいと、街中の公園へ。ここで、渡り途中のサンコウチョウをじっくり観察することができました。今年の鳥運は、ここで使い切ってしまったようです。その後はさっぱり・・・状態で、年末を迎えてしまいました。
来年は「イヌ年」。たくさんの鳥たちとワン!ダフルな出会いをしたいものです。来春からは飛島探鳥も再開しますので、楽しみ・楽しみ。
最後になりますが、拙ブログにお越しの皆様、一年間有難うございました。皆様、良い年をお迎えください。

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天童市原崎沼Ⅱ’17.12/10

2017年12月16日 | 村山地方
先週のベニマシコの残念な結果のリベンジという事で、2週続けての原崎沼。まずは、リベンジの結果は?・・・今回も残念!でした。雌は何とか証拠写真程度は撮れたが、雄は全然だった。さて、エナガの出迎えを受けながら山道を上っていくと、杉の木の所で、コガラの小群と出合った。盛んに草の実を食べている。それにしても、とても動きが速くて落ち着かない。しばらく観察したところで、また歩き出すと、今度はホオジロ系の地鳴き。「チッ。」と一声なので、ホオジロではないが。声のする方を探すと、ミヤマホオジロだ。雄雌ともにしっかり観ることができた。カシラダカは、赤い実のなっているところにとまってサービスしてくれた。ベニマシコ雄を撮りたかったが、今日も鳥運なしということで諦め、車に戻った。最後、沼のカモをちょっと眺めようと思い、沼沿いを歩いて行った。アトリ2羽を見つけた。今日はオオバンがいなかったが、あとは先週の顔ぶれと変わらず・・だった。ミコアイサ雌でもいないかと双眼鏡で見ていくと、カルガモ、マガモ、コガモ、ホシハジロ・・・、カイツブリもいる。ヒドリガモ、・・・「んっ?ヒドリガモ?頭が緑っぽいな。アメリカヒドリ?」アメヒっぽいが、ヒドリガモとの交雑個体かな?と思った。ここ10数年、アメヒを見ていない。アメリカヒドリ、見たいなぁぁぁ。

【出合った鳥たち】 マガモ、コガモ、カルガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ、カイツブリ、ダイサギ、カワウ、ジョウビタキ、ベニマシコ、アトリ、カワラヒワ、ミヤマホオジロ、カシラダカ、ホオジロ 等

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