きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

大江町・山形市’07.3/24

2007年03月24日 | マイフィールド

冬鳥たちが旅立ち始めたこの時期、鳥見は寂しい限りだ。その分、普段あまり目を向けない留鳥に暖かい眼差しを向けたい。どこに行こうか深刻に悩んだ結果、マイフィールドのヤマセミをスタートにして、山形市の霞城公園に行くことにした。マイフィールドだけではたぶんスカの可能性大だし、霞城公園だったら何がしかの鳥さんはいるだろうという胸算用だ。まずは、左沢の少年自然の家の池に行った。3日前行ったときにヤマセミに会っているので、たぶん大丈夫でしょう。池の手前まで来ると、「ケレッ、ケレッ、ケレッ」とヤマセミの声がする。「よし、OK。」声が近いので、そうっと探すと、手前の枯れ木にとまっていたが、こちらの姿が見えたのかすぐ飛んでしまった。やはり警戒心が強いようだ。姿が見えないよう腰をかがめながら垳の上に上っていった。Cimg5706 何とか飛ばれずにすんだ。2羽一緒にいたので、すでにつがい形成の時期に入っているようだ。しかし、ほどなく1羽が飛んでしまった。これはまずい・・・と思ったが、もう一羽はしばらく留まってくれた。池のカモたちは、オナガガモが中心で、マガモ・コガモが混じっている。崖の上からはかなり距離があるので、もう少し近づこうと移動したところで、池の奥の方に飛ばれてしまった。しばらく待っていると、手前の枯れ木に2羽なかよく止まってくれたが、レンズを向けたところで飛ばれ、山の向こうに行ってしまった。仕方なく、車に戻ることにしたが、途中でホオジロ類の声が聞こえた。辺りを探すと、地面から木の枝に止まった。頭に黄色の冠羽が・・・。ミヤマホオジロだ!ここで出会ったのはかなり久しぶりだ。しかし、先を急ぐように移動していった。写真は撮れなかったが、出会えただけでもうれしい。気分よく、次は山形市の霞城公園だ。いつものように体育館わきに車を止め、土手に上った。紅梅の写真を撮る女の人がいた。そこは素通りして歩いていったが、全然鳥が出ない。野球場わきの紅梅のところに来た時、ツグミの声がした。何もいない時はツグミでもうれしい。それからは結構出てくれた。まずはアカゲラ♂♀。Cimg5727 そしてアオゲラ、これも♂♀。アカゲラとアオゲラが一本の枝に一Cimg5806 緒に止まった。2羽を比べると、アオゲラの方が大きいのがよく分かる。「紅梅に鳥」のカットをねらったが、これがなかなか難しい。ムクドリやアオゲラ、モズが紅梅ゾーン

にやってきたが、撮れなかった。Cimg5732 ところで、このモズ♂。尾羽がない。どうしたのだろう。あのクルクル尾羽のないモズなんて・・・、クリープの入っていないコーヒーみたい?時々草むらに下りてえさを取っていたので、命には別段影響はなさそうだが、長い距離を飛べるのかなぁ?そろそろお昼なので、車に戻ることにする。大手門のところに来た時、下の道路わきの桜並木の方から「キョロン、キョロン」みたいな声がした。おぉっ、これはアカハラか?シロハラか?と、探しに行ってみたが、声の主を見つけられなかった。土手に戻り、しばらく歩くと、シメを見つけた。結構人懐っこい(?)シメで、かなりの近距離だった。Cimg5771 しばらくシメに相手してもらったので、車に戻った時には1時を過ぎていた。車の中で昼食をとった後、また、紅梅のところに行ってみたが、もう鳥は出なかった。今日は、この時期にしては結構いろんな鳥たちと出会うことができた。良かった・良かった。

【出会った鳥たち】(大江町)ヤマセミ♂♀・ミヤマホオジロ・カシラダカ・ホオジロ・カケス・シジュウカラ・オナガガモ・マガモ・コガモ (霞城公園)アオゲラ・アカゲラ・ツグミシメモズ・ムクドリ・ヒヨドリ・キジバト・カルガモ

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山形市・悠創の丘’07.3/10

2007年03月15日 | 県内の鳥見

今冬は暖冬ということで、春の訪れが早いようだ。花粉の飛散も早いようだが、今のところ体調に問題なしの状態だ。そこで、今日は悠創の丘に春探しに行くことにした。何故「悠創の丘」かと問われれば・・・、マイフィールドでは適当な春探しの場所が思い当たらなかったことと、もちろん、あわよくば「オオ○○コ」ねらいだ。でも、これはたぶん無理!と思っているが・・・。駐車場に着いたのは午後2時ごろだ。見晴らしの丘に行く手前で、ツグミを発見。Cimg5651 5,6羽地面に降りて、落ち葉をひっくり返している。ん~、これも何となく春っぽい光景だ。丘に上り、土手の下の方を見渡してみると、・・・「異常なし」状態だ。カワラヒワの小さな群れが忙しそうに動き回っている。キリキリ・コロコロと鳴く声も春の訪れを感じさせてくれる。Cimg5664 土手の下に下りてみると、オオイヌノフグリがゴソっと花盛りの所を見つけた。「お~、春だ!」とうれしくなった。しばらくうろうろしていると、上の方からチャ・チャ・チャ・チャという鳴き声が聞こえる。ウグイスかな?と思いながら姿を探すと、チラっと黒い姿が現れた。ミソサザイの登場だ。ミソサザイも動き出したようだ。もう少しすると、あの声量豊かなさえずりが聞こえることだろう。楽しみだ。特にこれは!といった鳥さんも出ず、1時間ちょっとだけ散歩鳥見して帰ることにした。坂を下ったところで、小鳥さんを発見。カシラダカだった。頭が黒くなり始めていたり、冬羽から夏羽に衣替えの途中のような感じの羽だったりと、これまた春を感じさせてくれた。そして、カシラダカが止まった木に花が咲いていた。梅の花だった。Cimg5669 「白い花にカシラダカ」の絵をねらったCimg5693 が、世の中そう甘くはなかった。しばらくねらってみたが、無残な結果だった。今回は春探しがメインということでは、結構楽しむことができた。

【出会った鳥たち】 ツグミカシラダカ・カワラヒワ・シジュウカラ・キジバト・スズメ

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鳥の海・蒲生’07.3/4

2007年03月06日 | シギチ日記

ど★れどれ♪さんの情報で、鳥の海にハイイロチュウヒ♂が来ているとの事。♀は結構見られるが、♂は数が少なく、なかなかお目にかかれない。そして、蒲生にはハジロコチドリで出ているとの事。今回は、この2種ねらいで、宮城に出発だぁ!朝5時に出発。鳥の海に着いたのは7時半頃だった。まず、海辺に行ってみた。何もいないなぁ・・・と思ったら、チドリ発見。コチドリがじっとしていた。Cimg5358 他に遊び相手もいないようなので、相手してあげCimg5359 た。でも、写真を撮っていたら、何と、後ろに別のチドリが!シロチドリだ。いつの間に~・・・みたいな。しばらくして、小さなシギの群れが波の上を飛びまわり、近くに降りた。下面が白く、上面が灰色だった。たぶん○○シギの冬羽だろうと思った。とにかくシギチにはシロウトな自分でした。Cimg5372 その時は、ミユビシギかなぁ~と思っていた。しばらくして、また群れが飛んできて、二つの群れが一緒になった。その時は同じ鳥の群れだと思っていたが、あとで確かめると、違うシギの群れだった。よ~く観察してみると、嘴が細く、先が少し下に曲がっている。のどから胸にかけて黒い斑点がある。上面は灰色だった。図鑑で調べると、ハマシギの冬羽のようだった。Cimg5459 もう一Cimg5394 方は、全体に白いシギで、嘴がやや太く、ハマシギよりも短く真っ直ぐだった。頭も白い感じで、ミユビシギの冬羽のようだ。この2種は、仲良く一緒に採餌したり、砂浜で休んだりしている。波打ち際で、波の動きに合わせて動くのがとてもめんごい。これだけをずっと見ていても飽きない。すっかりシギチに魅せられてしまった。たっぷり堪能したので、友遊広場に戻って、松林のほうを見ると、白い猛禽を見つけた。Cimg5534 「おっ、これはハイチュウかぁ・・・?」と、よ~く見ると、オオタカ♂だった。鳥の海でオオタカは初めてだ。オオタカを見ながら車の中で朝食をとった。10時頃、次の目的地・蒲生に移動した。ちょうど大潮にあたり、だいぶ潮が引いていた。早速、手前の干潟でハマシギの群れを見つけた。そこに、katokeiさんが現れた。ハジコチやミツユビカモメの情報をお聞きし、とても有難かった。ミツユビカモメを探しにご一緒させていただいた。ユリカモメは一応自信があるが、あとは全然分からない。正直、カモメ類はなかなか好きになれない。どうも、あの目が・・・。それで、自分は途中からハジコチを探しに行った。「ハジコチ~。ハジコチ~。」とアチコチ探したが、見つからない。と、砂浜に1羽チドリを見つけた。ん、ハジコチ~と、よ~く見てみると、頭に赤茶色がちょっと入っていて、のどのリングはなかった。シロチドリだった。のんびりした様子で、しまいには砂に座り込んでしまった。眠くなったのかなぁ?期待したハジコチには出会えなかったが、かわいいハマシギの群れとkatokeiさんに出会うことができ楽しかった。お昼になったので、再度鳥の海に行って、そこで終わりにしようと思ったが、その途中、思わぬ渋滞に巻き込まれてしまった。こんなところで渋滞になろうとは全く予想していなかったので、かなり汗汗だった。何とかわき道に逃げ込んだのは良かったが、カーナビが全く役に立たなくなり、方向だけを頼りに何とか鳥の海に戻ることができた。大体30分の道を1時間以上かかってしまった。再度ハイチュウ♂を探すも、やっぱりだめだった。しかし、遠くの方に、V字形で飛ぶ猛禽を発見。赤茶色の体で、腰に白い帯が見えた。ハイチュウの♀だった。結構近くまで飛んできてくれたが、残念ながら止まってはくれなかった。2時ごろ帰ったが、夜、yamameさんの掲示板で、4時ごろハイイロチュウヒ♂が出たのを知った。世の中、こんなもんですよ。これも、日頃の自分の行いの悪さからでしょう。よ~く反省して、又の機会を待つこことします。お目当ての鳥さんには出会えなかったが、シギチをたっぷり堪能でき、楽しい鳥見でした。

【出会った鳥たち】 オオタカ♂・ノスリ・ツグミ・ヒバリ(さえずり飛翔)・ハマシギミユビシシロチドリコチドリ・カモメ類(十把一からげです。)

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