きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

クマタカ’22.2/11,14

2022年02月22日 | マイフィールド
ここ数日穏やかな天気が続いているので、マイフィールドのクマタカポイントに通ってみた。クマタカはそろそろ繁殖期に入る頃で、運が良ければディスプレイフライトが見られるかもしれない。大型の猛禽は、朝の気温が上昇し、上昇気流ができると飛ぶことが多いので、天気と気温を見ながら、朝9時半頃にポイントに到着した。
11日は、着いてすぐに山の上に姿を現した。ただ、遠くて鮮明に撮ることができなかった。撮れただけでも良かったが、やはり、人間というものは欲が・・・。少しでも大きく見られるところという事で、次の14日は、場所を若干移動することに。
<11日の画像>

そして、14日。1時間ほど待ってもクマタカは出てくれず。今日ははずしたかなぁ・・・と、諦めかけた頃、東側の山の上から姿を現した。しばらく旋回した後、尾根の松の木(?)にとまった。双眼鏡で見ていると、何と、もう1羽飛んできて、同じ木にとまった。1本の木に2羽のクマタカ!これはすごい!もしかすると・・・、交尾するかも?急いでカメラの設定を変更し準備をすると、遠くてよくわからないが、何となく、そんな感じが・・・。とにかく連写、連写、連写。モニターで確認するが、遠いし、枝が被っているしで、よくわからないが、何となくこれはOOOと見える写真が1枚だけあった。そして、しばらくすると1羽が飛び立った。確認すると、何か咥えている。「きっと、エサを咥えているんだ。大きさからしてリスかな?」と思った。しかし、家に帰り、パソコンで確認すると、何と、木の枝だった。ややがっかりしたが、よく考えると、これは、巣作り用の巣材だ。すでに巣作りが始まっているということだ。大きな枝は足で折るが、細く小さな枝はくちばしで折って、口に咥えて運ぶ。おそらく、この個体は雄だろう。巣作りの役はほとんど雄なので。この雄は、枝を咥えたまま上空を何回か旋回し、南東の方角に飛び去って行った。その方角に巣があるのだろう。
<14日の画像>

繁殖活動、何とか無事成功しますように・・・。
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カワガラス’22.2/13

2022年02月19日 | マイフィールド
目的の鳥さんが現れず、うろうろしていると、「ビー。」と鳴きながらやってきたのは、カワガラスだった。川岸の石の上にとまり、早速水に潜りエサ探し。水面に出たかと思うと、すぐにまた潜り、なかなか撮ることができない。しばらく観察に徹していると、何かを捕まえたもよう。急いで撮ったのでブレブレになってしまったが、証拠写真という事で・・・。まぁ、この日はコンデジ撮影なので、仕方ありませんね。
<捕ったどー!>

また石の上に上り、今度は羽繕いを始めた。水中にもぐるカワガラスにとって、水を弾くように羽に油を塗るのは大切な仕事。そして、今度は雪の上に上って行った。雪の上のカワガラスを撮った画像を見ると、何だかカワガラスが宙に浮いているように見える。そして、別の画像で、カワガラスの歩いた足跡をたどると、雪に色がついている。どうやらオシッコみたいだ。
<雪の上、石の上>

石の上にいる時、カワガラスがさえずった。カワガラスのさえずりを聞いたのは、たぶん初めてかもしれない。もう2月でさえずるんだ。貴重な出会いだった。
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天童市・舞鶴山’22.2.10

2022年02月15日 | 村山地方
昨日に引き続き、今日も鳥見。今日は天童市へ。今日の一番の目的はアオシギ。朝9時頃ポイントに到着。しかし、残念ながら鳥影なし。1月末には観察されていたが、移動してしまったのだろうか。
30分ほど待ったが、諦めて舞鶴山に移動した。
機材を準備し、西側の坂を下って行った。土手はところどころ雪が消えて草や落ち葉が見える。そこに、鳥を発見。シロハラだった。落ち葉をひっくり返し、虫を探している模様。こちらを気にすることもなく、せっせと落ち葉をひっくり返す。
<シロハラ>

シロハラのいる土手の上の方の木にカケスが来ました。カケスはとっても警戒心が強く、なかなかすっきりした所にはとまってくれません。必ず手前に枝が被っていたり、枝の込み入ったところにとまったりします。今回は、割合いい感じにとまってくれました。サービスしてくれたんだね、きっと。
<カケス>

矢場跡の柿の木のところに行ってみた。設置されているエサ台は空っぽになっていた。エサを持ってくればよかったと後悔。下に降りて、少し経ってから戻ってみると、エサ台がガタガタと動いている。初めは特に気にもしないで鳥の出を待っていたが、いつまでもガタガタするので、近づいて覗いてみると、何と、中にヤマガラが入っていた。バタついて出ようとしているが、出られないようだ。エサがないかと中に入り込んだのだろう。かわいそうなので、屋根のふたを開けてあげた。バタバタしながら飛び出していった。矢場跡を行ったり来たりしていると、シメの声が聞こえた。探すと、下の道のそばの松の木の上にとまっていた。1羽でずっといるみたいだったが、仲間たちはどうしたのだろう。まぁ、たまには「ひ鳥」(一人)もいいもんだけどね。
<シメ>

桜の木の下を歩いていると、雪の上に桜の芽の皮が落ちていた。「ウソだな?」と、注意して探すものの声すら聞こえない。いるにはいるのだが、どこか離れた所にいるのかもしれない。車の中で昼食をとり、今度はウソを探しに桜並木を歩くことに。そして、上の駐車場脇の桜の木に5,6羽のウソを見つけた。確認すると、アカウソが1羽入っていた。もう少し近くで撮りたかったが、積雪があり、近づくことができなかった。という事で、一応、証拠写真を・・・。
<ウソ>


【出会った鳥たち】 アオゲラ、コゲラ、カケス、シロハラ、ウソ(アカウソ1)、シメ 他
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