連休明け、家庭の事情等で何かと忙しく、その上山菜の季節ということで、山に山菜採りに行ったりして、鳥見はご無沙汰していたということで、飛島以来となる久しぶりの鳥見だ。例年、この時期に月山の自然博物園に行っているのだが、今年はどうだろうネーチャーセンター手前の道路に車をとめ、広場に出てみると、ほとんど雪は消えていた。 今年の雪は少なかったようで、雪の上をどこまでも歩く状態は終わっていた。石跳川の音を聴きながら、ミソサザイの声を期待したが、聞こえずそのまま山の方へと坂を上っていった。崖の上のコースに出ると、やっとミソサザイのさえずりが下の方から聞こえてきた。やっぱりここに来たら、ミソサザイの声は欠かせないでしょう。崖の上で耳を澄ますと、最初に聞こえてきたのはオオルリの声だ。声の方を探すと、やぶの枝に止まってさえずるオオルリの姿を見つけることができた。 ちょっと暗いが、とてもきれいな青だ。鳥の声を探しながら歩いていくと、やぶの方から「チー、チー。」という金属音ぽい地鳴きが聞こえてくる。クロジだ。毎年、このあたりで出会っているので期待していたが、今年も会うことができてうれしいしかし、やぶの中から姿を見つけるのは難しい。何とか確認はできたが、写真は撮れなかった。11時半ごろ、やっとさえずりを聴かせてくれた。シンプルだが、優しい声だ近くで鳴いているのだが、結局姿を見つけられず、声だけ楽しませてもらった。今日は1時間半ほどしか鳥見ができないので、あまり移動せず、クロジにポイントを絞って待つことにした。それが良かったのかどうか定かではないが、クロジに代わってキビタキが良いところに出てくれた飛島ではマミジロキビタキに出会うことができたが、やはりただのキビタキもいい。新緑にキビタキの黄色・オレンジがとってもきれいだ飛島で十分キビタキを満喫してきたつもりだったが、やはり、キビタキはいくら見ても飽きない大好きな鳥だ今日は久しぶりの鳥見だったが、新緑の中、青・黄・黒の三色の鳥たちに出会うことができて楽しかった
【出会った鳥たち】 オオルリ・キビタキ・クロジ・ニューナイスズメ・ミソサザイ・キセキレイ