きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

月山’09.5/24

2009年05月28日 | 月山

連休明け、家庭の事情等で何かと忙しく、その上山菜の季節ということで、山に山菜採りに行ったりして、鳥見はご無沙汰していたということで、飛島以来となる久しぶりの鳥見だ。例年、この時期に月山の自然博物園に行っているのだが、今年はどうだろうネーチャーセンター手前の道路に車をとめ、広場に出てみると、ほとんど雪は消えていた。Cimg4915 Cimg4918 今年の雪は少なかったようで、雪の上をどこまでも歩く状態は終わっていた。石跳川の音を聴きながら、ミソサザイの声を期待したが、聞こえずそのまま山の方へと坂を上っていった。崖の上のコースに出ると、やっとミソサザイのさえずりが下の方から聞こえてきた。やっぱりここに来たら、ミソサザイの声は欠かせないでしょう。崖の上で耳を澄ますと、最初に聞こえてきたのはオオルリの声だ。声の方を探すと、やぶの枝に止まってさえずるオオルリの姿を見つけることができた。Cimg4921 Cimg4922 ちょっと暗いが、とてもきれいな青だ。鳥の声を探しながら歩いていくと、やぶの方から「チー、チー。」という金属音ぽい地鳴きが聞こえてくる。クロジだ。毎年、このあたりで出会っているので期待していたが、今年も会うことができてうれしいしかし、やぶの中から姿を見つけるのは難しい。何とか確認はできたが、写真は撮れなかった。11時半ごろ、やっとさえずりを聴かせてくれた。シンプルだが、優しい声だ近くで鳴いているのだが、結局姿を見つけられず、声だけ楽しませてもらった。今日は1時間半ほどしか鳥見ができないので、あまり移動せず、クロジにポイントを絞って待つことにした。それが良かったのかどうか定かではないが、クロジに代わってキビタキが良いところに出てくれた飛島ではマミジロキビタキに出会うことができたが、やはりただのキビタキもいい。新緑にキビタキの黄色・オレンジがとってもきれいだ飛島で十分キビタキを満喫してきたつもりだったが、やはり、キビタキはいくら見ても飽きない大好きな鳥だ今日は久しぶりの鳥見だったが、新緑の中、青・黄・黒の三色の鳥たちに出会うことができて楽しかった

【出会った鳥たち】 オオルリ・キビタキ・クロジ・ニューナイスズメ・ミソサザイ・キセキレイ

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春の飛島’09.5/6(3日目)

2009年05月21日 | 飛島

朝5時に宿を出た。朝食前の鳥見だ。今日はかなり霧が出ている。これでは鳥が出ても、ぼやけた画像しか撮れないかも・・・と思いつつ、例の奥の畑だ。やはりマミキビは出ない。もう完全に抜けたようだ。これで諦めがついたず~っと1時間半ほど待っている間に、Cimg4761 Cimg4763 Cimg4766 カラスバトが出てくれた。そして、圧巻はオオルリ3羽の揃い踏みだ。どれを撮ったらよいか困っちゃう状態だいろんなシチュエーションで撮ることができ、とってもわくわくする一時だった。ウグイスも出てくれたし、楽しい早朝鳥見だった。Cimg4786 今日は3日目、最終日だ。16時発の第2便で帰る予定なので、足の疲労もあり、今日はゆっくりandのんびり歩くことにした。コース的にはいつものコースだが・・・、海沿いに歩きながら鼻戸崎、ヘリポートを見て、昨日のイスカねらいで荒崎へ。あとは、3の畑・2の畑を見ながらマリンプラザに下りていくコースだ。学校裏では特に異常もなく、すんなり鼻戸崎へここでは、オジロビタキ、ノゴマを期待したが、空振りだったいいところにオオルリがとまっていたが、気がつくのが遅く、飛ばれてしまったという訳で、トントン拍子にヘリポートへ。予定ではここで昼食と思っていたが、あまりにスピーディに来たので、まだまだ時間がある。のんびり腰を下ろして、現れる鳥たちを見ていた。ホオジロ・カシラダカ・カワラヒワ・・・、ホオジロと思ったら、おやっ頭頂が赤いぞベニヒワだ道路わきにおりて、タンポポの種を食べ始めた。Cimg4868 Cimg4899 時々車やバイクが通り、その度に飛び上がり、木の枝にとまる。そしてしばらくすると、また下におりて、タンポポの種を食べ始める。こんな調子で、飽きるまで観察・撮影することができた。今日の主役はベニヒワかなぁ・・・?と思いつつ、次は荒崎へ。昨日の坂のところには、すでに先客がおり、5,6名のグループのようだ。やはりイスカを見ているようだ。今日も昨日と同じで逆光だったが、二日続けて観察することができ、それだけで満足だったここで昼食を食べ、ゆっくり畑巡りをしながらマリンプラザに向かった。途中の畑では、特にこれと言った鳥も出ず、順調に進むことができた。足もだいぶ疲れたし、少し早めに乗船券を買って、畳の上で休みながら出発を待った。帰りの船は全然揺れのない凪状態で、ぐっすり寝ることができた以上で2泊3日の飛島探鳥は終了となった。今回は待望のマミキビに出会うことができ、2年越しでノゴマにも出会うことができた充実した3日間となった。また秋が楽しみだ。

P.S. 飛島から帰ってきた数日後の早朝、何と我が家の庭先にノゴマが現れた。5時ごろ、聞き慣れない美しい歌声に目が覚め、声の方を探すと、何とノゴマだった。(のどの赤で間違えようがない。)そのあと、道向かいの家の方に飛んでいったたぶん、移動の途中に立ち寄ってくれたのだろうが、世の中こんなものだ。今まで1度も見たことのないノゴマを、やっと飛島で見たと思ったら、数日後、こともあろうに自分の家の庭に現れるとは・・・

【出会った鳥たち】 カラスバトウグイスベニヒワオオルリ・キビタキ・イスカ・ツミ・ホオジロ・カシラダカ・イソヒヨドリ・カワラヒワ・アカハラ・ツグミ

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春の飛島’09.5/5(2日目)

2009年05月15日 | 飛島

二日目、4時30分起床。天気は良さそう。上のゴドイモ畑に行った。Cimg4490 もしかして、またマミジロキビタキが出るかも・・、ヨロビンもいるかも・・というのもあったが、道路わきのこんもりした藪の中で、昨日ずっと鳴いていたノゴマが気になっていた。早朝なら顔を出してくれるかもしれないと思ったのだ。ヨロビンはいなかった移動したのか、抜けたのか。マミキビも出なかった頼みはノゴマだけだ。ずっと出るのを待つものの、これがなかなか、どうして、どうして・・・出ないんだよね。声はすぐ目の前で聞こえるのだが、姿が見えない。何とも歯がゆい思いだふと気がつくと、何とそこにいたのは、岩手のYoさんだった。お久しぶりです!と声をかけようと思ったが、連れの方と話をしていて、自分の声をはさむスペースがないようなので、失礼しましたそんなこんなで時間がたち、たまたま通りかかった女性の方が「ノゴマですよ!」と教えてくれた。えっ、ずっと出るのを待っていたのに気づかなかった~。Cimg4503 Cimg4498 教えていただいて感謝だ藪から顔を出したノゴマは、朝の陽光を浴びてきれいだ昨年、一足違いで会えなかったが、やっと出会うことができた。藪から出たノゴマは、あっちこっち移動しながら、きれいな歌声を聴かせてくれた夢中で撮り続け、気がつけば7時だ。近くでコルリの鳴き声も聞こえ、探したが見つからなかったので、宿へと戻った。朝食後、海沿いの道を学校へと向かった。今日のコース設定は、学校グラウンドを覗いて、鼻戸崎へ。ここでは、オジロビタキが出ているという。そして、ヘリポートに寄って、初めて荒崎に行くことに。そして、上のグラウンドで昼食をとることにして、あとは、昨日のマミキビねらいで奥の畑に行くことにした。まず、学校グラウンドに行ったが、全く鳥影なしこんなことはめずらしい。そういえば、今回、この学校グラウンドで○○が出たという情報が聞かれないなぁ。時間がもったいないので、すぐに鼻戸崎に上がって行った。昨年秋にオジロビタキが出た草むらのところで待っていると、Cimg4563 Cimg4566 Cimg4567 「フィー、フィー。」とウソの声がする。探すと、桜の花を食べている♂を見つけたしばらく待っていると、ノゴマが出てくれたしかし、今朝のノゴマとは違い、草むらからなかなか出てくれなかった。仕方ないので、展望台の方に移動した。展望台から見える島の風景や鳥海山がとてもきれいだ。天気も良くて清清しい気分になるこれで、オジロビタキが出てくれたら言う事なしなのだが・・・。次にヘリポートに行ったが、ここでも特に異常なしだ。唯一、キビタキが出てくれた。Cimg4584 Cimg4582 ここでは毎年キビタキに出会っている。この個体は雨覆の状態から、昨年生まれの若鳥のようだ。次に坂を上り、アンテナ畑から上のグラウンドと見て回ったが、全く異常なし次は、初めての荒崎だ。700m・15分と看板があったが、それ程遠くは感じなかった。休憩場所のところの坂にバーダーが二人おられた。何と、早朝お会いした岩手のYoさんだった。どうやら松の木に来るイスカを待っている様子。私もいっしょにまぜていただくことにした。Cimg4590 Cimg4599 だいぶ待ったが、そのかいがあった向かいの松の木の上のほうの枝にイスカ♂♀が数羽飛んで来たかなりの逆光で、撮影には厳しかったが、スコープでしっかりと赤い体を確認できた。このイスカも初鳥さんだ次に、3の畑・2の畑と見ていったが、何もなし。Cimg4711 Cimg4737 ゴドイモ畑ではノビタキがまだ残っていた。そして、マミキビとの再々度の出会いを期待して奥の畑に行ったが、出なかった。その代わりにというか、オオルリ♂が2羽姿を見せてくれたよく見ると、体の青い羽があちらこちら抜けており、換羽途中の「マダラ」オオルリ状態だった。ちょっと痛々しい感じだ早くきれいな成鳥になることを祈りたい。そろそろ宿に帰らねば・・・ということで、3の畑の方に歩いていくと、道端にバーダーが集まっている。何かいるのかな???と、ゆっくり近づいてレンズの方向を見ると、レンジャクの小群だった。ただ、枝が邪魔な上に空抜けなので、写真的には×だった近くの桜の木にオオルリがとまったのが見えたので、自分はそちらに移動した。その後、帰り際にまたまたオオルリと出会った。どうやら、午後になってからオオルリが入ってきたような感じだ。明日はどんな鳥と出会えるか楽しみだ夕食のとき、ご一緒した二人の方といろいろ話をすることができ、これまた楽しい夕食となった。昨日と同じように9時就寝。二日目終了~。おやすみ~~

【出会った鳥たち】 ノゴマ・コルリ・ウグイス・メジロ・ウソ・アカハラ・ツグミ・イスカオオルリキビタキ・カシラダカ・ホオジロ・ノビタキ・ビンズイ・キレンジャク・ヒレンジャク

Cimg4518 Cimg4521 Cimg4500 Cimg4546 Cimg4526 Cimg4550 Cimg4556 Cimg4562 Cimg4564 Cimg4579 Cimg4585 Cimg4728 Cimg4736 Cimg4745 Cimg4746 Cimg4748 Cimg4757 Cimg4758

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春の飛島’09.5/4(1日目)

2009年05月09日 | 飛島

恒例となりつつある春の飛島探鳥。今回は何とか二泊三日で予定を組むことができた前夜は隣近所の花見で、9時ごろまで酒飲みだったので朝起きるのがややつらかった。それでも何とか5時には家を出ることができた。さあ、いよいよ飛島へ向けて出発だ(ちょっと大げさかな?)ここ数日ずっと天気が良く、島の鳥たちはすぐ抜けてしまうらしい。ちょっと心配ではあるがそれよりも期待のほうがずっと大きい。酒田港には7時ごろ着いた。ここで、Yさんからメールで島の鳥情報をいただいた。ヨーロッパビンズイ・オジロビタキ・イスカ・ヤツガシラ等々。これはすごい早く飛島に行きた~いでも、そんなこちらの熱い思いを知ってか知らずか、定期船「ニューとびしま」は8:45定時に出港。そして、10:15これまた定時に飛島勝浦港に着いたいつものように、旅館の車で荷物を運んでもらい、自分は一人徒歩徒歩と歩いて・・・と思ったら、ご主人が「車にどうぞ。」と、乗せていただいた。飛島に来て4年目。初めての事だ。そんな大げさなことではないが、やっぱり車は楽ちんだ。こんな調子でずっと書いていたら、いつ書き終わるか知れないので、ここからは手短に書くこことする。今日のコースは、まずはヨーロッパビンズイの出ているという「ゴドイモ畑」。そこから畑巡りをしてヘリポート、鼻戸崎へ。最後に学校グラウンドを覗いて、海沿いに旅館に戻るというコース設定だ。ゴドイモ畑に着くと、すでに数人のバーダーが観察撮影していた。自分も早速皆さんのレンズの向く方向を探すと、Cimg4316 Cimg4366 いた!ヨーロッパビンズイ初鳥だ。はじめはビンズイとの違いがよくわからなかったが、次第に分かってきたまずは眉斑。ヨロビンは眉斑が不明瞭だ。あっても薄く短い。次に体の色合い。ビンズイはやや緑っぽいが、ヨロビンはバフ色だ。ところで、このヨロビン。全く人を恐れないようだ。それこそ目の前2,3mのところまで寄ってくる。デジスコの自分は逆に2,3mバックしなければならない状況。おかげで、超ドアップの顔も撮ることができたこの畑では、他にノビタキ♂にも出会うことができた。Cimg4408 次は畑巡りしながら、ヘリポートの方に移動した。途中、これといった鳥も出ず、Cimg4378 桜の花など愛でながら歩くも、だんだん疲れてきた。しかも、おなかがすいてきた時計を見ると、1時近い。道理で・・・。アンテナ畑のところまで来た時、さっきゴドイモ畑でバッタリお会いした仙台のYさんにまたまたバッタリ。Yさんはマイ自転車なので、機動力バツグンだ。そのYさん、ちょっと急いでいる様子。「ゴドイモ畑わきの奥の畑にマミキビが出たそうですよ。」一瞬、ピンとこなかったが・・・、え~っ!マミキビ=マミジロキビタキ今まで飛島でず~っと探し求めてきた憧れの鳥さんだ。さぁ、どうしよう?すぐにでもUターンして駆けつけたいところだが、疲れてきたこの足には遠い。そして、おなかがぺこぺこ状態だ。仕方なく、まずは腹ごしらえということで、坂を下りヘリポートで遅い昼食をとることにしたヘリポートでは、Cimg4384 マミチャジナイ・ノビタキ♀タイプを見つけた。少し休んで体力が回復したところで、またゴドイモ畑に引き返すことに。きつかったが、何とか間に合ってくれ~という気持ちだ。ゴドイモ畑の手前の2の畑のところに来たとき、向こうから歩いてくる人が叫んだ。「あれ~っ、あそこの木にとまっているの、マミキビじゃない?やっぱりマミキビだよ。」えっ、うそっ!どこどこ?と探すと、白い眉毛にレモンイェローのおなか。間違いない、マミジロキビタキだ!だいぶ遠いが、ず~っと憧れてきた鳥さんだ。贅沢は言わない。小さいながら、何とか撮ることができた見えなくなったところで、例の奥の畑に向かった。そこには、Yさんともう一人の方がいるだけだった。もしかして、さっきのマミキビがここにいたのかな?ということは、もういなくなったのかも?・・・と、しばらく待つこと数十分。「来た!」の声に一気に血圧急上昇だ出た!Cimg4398 Cimg4464 Cimg4392 Cimg4484 マミキビだしかも、今度はさっきよりず~っと近い。夢中でシャッターを切りまくるそれこそ心ゆくまでこの出会いを満喫することができた少し心の余裕が出たところで、マミキビといっしょに現れたただの「キマユキビタキ?」やオオルリにもレンズ向け、ちょこっと撮り。時計を見ると、4時を過ぎていた。まだまだ夕食には時間があるが、足の疲れもあり、何よりも十分な満腹感を味わってしまったので、少し早めに宿の戻ることにした。夕食はビール1本飲んでのおいしい海の幸だ9時過ぎにはふとんに入った。これで一日目終了。最高の一日が終わった。おやすみ~。

【出会った鳥たち】ヨーロッパビンズイノビタキ・マミチャジナイ・ツグミ・アカハラ・アマサギ・キビタキマミジロキビタキ・オオルリ・カシラダカ・ホオジロ・アオジ・メジロ・マヒワ他

Cimg4285 Cimg4320 Cimg4361 Cimg4266 Cimg4330 Cimg4379 Cimg4390 Cimg4421 Cimg4419 Cimg4425 Cimg4433 Cimg4468 Cimg4446 Cimg4477 Cimg4488

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