Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

もつれた乱戦(6/29FC東京対千葉)

2008-06-29 21:38:12 | 他チーム
次節浦和が対戦するという理由で、FC東京がどういうサッカーをしているかは気になっていました。ただ、柏と同じサッカーはできなそうです。2トップがあまりスピードのあるほうではない、平山とカボレのコンビで、闘莉王を最終ラインに下げれば十分止まる相手に思えます。

また、CBも開幕時点ではブルーノ・クアドロスと茂庭のコンビを予定していたでしょうが、この日のスタメンCBは佐原と藤山でした。ただ、背の低い藤山は以前見た大宮戦で動きの速さを見せていい守備をしていました。単純にエジミウソンや高原を狙うサッカーでは「動き負け」の可能性もあります。

ただ、この試合そのものは波乱の展開でした。前半の早い時間で、千葉のカウンターでレイナウドが抜け出し、これで今野がユニフォームを引っ張る反則で一発退場になり、しかもPKです。しかし、このレイナウドのPKがGK塩田に止められます。塩田は以前からいた選手ですが、去年ついにベテランの土肥から定位置を奪って、正GKになりました。

今が乗っているGKで、昨日の柏GK菅野と同様、勢いのある選手です。浦和としては塩田のファインセーブ連発という展開になっても慌てないようにしたいです。ただ、千葉は4-5-1でカウンター主体のサッカーで建て直しを図っていますから、数的優位という練習はあまりしていなかったように思えます。

事実、数的優位でうまく攻め込んだ場面は少なく、しかもFC東京にCKから佐原のヘディングで先制点を決められてしまいます。これが勝っていないチームの脆さかと思い、ちょっと観戦を中断していました。しかし、千葉にはほんの少し、幸運がありました。FC東京がクリアの場面で金澤と佐原が接触して、佐原が出血で一時ピッチを離れている時間がありました。

この時間、FC東京は9人でした。この好機を千葉は見逃しませんでした。サイドからのクロスにレイナウドが頭で押し込んで、同点に持ち込んで引き分けにしています。千葉にとっては、残留争いをするには最低でも試合数と同じ勝ち点が必要ですから、勝ち点1でも取れるときには取っておかないといけません。そういう意味では、千葉の方が得たものの多かった試合かもしれません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

枝豆

2008-06-29 18:08:44 | 雑記
今は冷凍技術の発達で一年中食べられる枝豆ですが、私にとっては夏の到来を告げる「季語」です。決して変わった味付けはなく、シンプルな塩味ですが、少年時代からずっと好きな味です。大人にとってはおつまみですが、子供時代はお酒を飲んでいる大人に混じって、おやつの代わりに食べていたなと、冷えたビールを飲みながら思い出していました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

構造的欠陥(6/28柏対浦和)

2008-06-29 00:15:37 | 浦和レッズ
確かに、決勝点は、梅崎がボールを失って食らったカウンターから、フランサがうまくさばいて太田が決めたゴールです。しかし、この試合の敗因は決して梅崎ではありません。それまでの試合内容があまりにも悪すぎました。この内容で勝ち点を拾うと、変に勘違いしそうですから、今日は勝ち点0の方が選手もエンゲルス監督も、問題点をあぶり出せる好機と思います。

柏は予想通り4-5-1でしたが、トップ下に入った李忠成の動きが曲者でした。普段は持ち前の運動量で、時折守備もしているのですが、攻守が切り替わるとたちまちFWになります。ゲームメーカーではない、しかもマークしにくい、嫌な相手です。この李忠成を生かそうとした柏の策も見事でした。

それは、浦和が三都主、ポンテと負傷明けの選手に頼っているチーム状態を読んで、中盤を飛ばしたロングボールでスピード勝負を挑んだことです。こういう速いサッカーをされると、負傷明けのポンテ、戻りの遅い闘莉王が中盤にいる浦和は、どうしても鈴木啓太一枚で止める必要が出てきます。

事実、カウンターを食って、鈴木啓太が止めた場面で、ちょっと見るポイントを変えて浦和のバイタルエリアを見ると、見事なほどぽっかりと空いていました。1トップのポポのスピード対策で起用された坪井も、キックが不安定でなかなか試合の流れを切れませんでした。

たまたま、相手のシュートがクロスバーやポストに当たったり、都築がファインセーブをして終盤まで1点で済みましたが、サイドを次々に崩された、ナビスコ杯の悪い流れを引きずっている試合内容でした。やはり、守備に不安のあるポンテが入ったことで、これまで梅崎や永井がボランチの位置まで引いて穴を埋めていた、「闘莉王の守備」がクローズアップされてしまいました。

これを解決するには、一刻も早く闘莉王をリベロに戻し、ポンテの後ろを本職の鈴木啓太と阿部勇樹にして、サイドを崩されても一人が最終ラインに行き、もう一人がボランチの位置に残る守備をするしかありません。今まで発覚しなかったのが不思議に思えるほど、柏には弱点を突かれました。

これは策の打ち合いこそサッカーだと思う私にとっては、完全な作戦負けで、柏のベンチワークをほめるしかありません。これで、浦和が次節も同じスタメンで来たら、ちょっと怒りますが。
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする