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アジア5強の動向(W杯3次予選)

2008-06-04 20:45:02 | ワールドサッカー
日本がバーレーンのアウェー戦で敗れたとき、このままでは3次予選敗退もありうると、危機感をあおる論調が多かったです。確かにオマーン戦で勝って何とか一息つきましたが、引き分け以下ならたちまち危機的な状況に陥るところでした。

しかし、アジア3次予選の他の組を見ると、苦しんでいるのは日本だけではありません。オーストラリアだけ2勝1分けの勝ち点7と、予選突破は確実な状況ですが、それ以外のアジア5強は軒並み苦しんでいます。日本にとっては永遠のライバル、韓国もホームでヨルダンに痛恨の引き分けで勝ち点5にとどまっています。

北朝鮮とのホーム戦で勝ち、最悪でもアウェーのヨルダン戦で引き分けないと、予選敗退もありえます。サウジアラビアも、ライバルのウズベキスタンに敗れ2勝1敗と出遅れていますが、ここは2強2弱のグループなので、何とか最終予選には出ると思います。

一番苦しいのは、海外に大勢選手を送り出して、アジア最強の攻撃力を誇るはずのイランです。イランは、その攻撃陣が一向に爆発せず、ここまで3引き分けと勝ちがありません。UAE、シリアに出し抜かれて現在3位で、このままでは敗退してしまいます。イランはアウェーでも勝利がノルマとなる苦しい状況です。

こういうことが起こったのは、AFC(アジアサッカー連盟)が予選の試合数を減らそうと、1次予選で強豪チーム(UAE、ウズベキスタン、バーレーンなど)と弱小チームを当てて、弱小チームが3次予選で日本などのシード国と当たらないようにしたからです。そのため、前回の1次予選(リーグ戦)ではインドのように大量点が見込める相手がいましたが、今回はそういう弱小チームはいません。

そのため、前回の1次予選の感覚でいると、何を日本はつまずいているのかと思われるかもしれませんが、レベル自体が前回とは比較になりません。そのため、仮にこの3次予選を2位で通過したとしても、あまり悲観せず、最終予選で勝てばいいくらいの気持ちでいられればと思います。
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