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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

千葉戦プレビュー

2009-04-23 15:06:02 | 浦和レッズ
病気で会社を休んでいる最中で、この文章も自宅のベッドの中で書いていますが、いつもの「書きたい病」で千葉戦のプレビュー記事を書きます。千葉は前節FC東京から初勝利を挙げて、勝ち点を6に伸ばしています。ただ、今年も下位チームは混戦なので、ホーム戦は勝ち点3が欲しいでしょう。

千葉というチームは、昨年絶体絶命のピンチから驚異的なペースで勝ち点を伸ばして、最終戦で劇的な残留を決めたチームです。その要因は間違いなくアレックス・ミラー監督の采配です。

ミラー監督の母国のスコットランドは、練習の秘密主義は当たり前という国で、練習は秘密の場所で行い、ファンサービスだけクラブハウスのそばで行うのが当然とされています。そのため、ミラー監督は記者会見でも決して戦術の話はしません。

また、それまでレギュラーと思われていた選手を、突然ベンチからも外したりするので、非常に布陣やスタメンを読みにくい相手です。以前、FM放送で坂本が話していましたが、ミラー監督は相手の弱点を読んでそれに合わせて作戦を変えるタイプの監督だそうです。

事実、昨年フクアリで千葉と対戦したときは、浦和の3バックの弱点を徹底的に狙われて、完全に崩された3失点で敗れています。それを可能にした選手は、昨年残留争いで苦しむ千葉が必死でかき集めた戦力の中にいました。

それは名古屋でほとんど出番のなかった深井正樹選手です。この俊足の選手を、相手の弱いところに徹底的に走り込ませることで、昨年の浦和は弱点をあぶり出されてしまいました。ただ、今年の浦和は3バックではもはやありません。

比較的両SBがスピード型に弱いという点はありますが、それは深井一人で突破できるような弱点ではなく、チーム全員がうまく連動しないと破れないものです。あとは、鹿島戦で発覚したカウンターへの弱さですが、これは全員守備の意識を徹底することで、かなり改善しています。

浦和も山田直輝の負傷でベストメンバーは揃えられませんが、開幕からの継続性を大事にするには、左MFに原口、FWに高原を置くように予想しますが、フィンケ監督もミラー監督に負けない策士ですから、意外な手もあるかもしれません。
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大宮流出才能?(ペドロ・ジュニオール)

2009-04-23 11:04:24 | 他チーム
開幕前に、新潟のペドロ・ジュニオールのことは話題にしましたが、体を密着されると嫌がるという欠点を見破られていると、あまり期待していない書き方でした。しかし、シーズンが始まると、得点を量産して現時点でリーグトップの活躍です。私の見る目のなさに、新潟サポの方には申し訳ありません。

前節のハットトリックをダイジェスト映像で見ましたが、得点パターンも多彩で足でも頭でも取れます。大宮時代にそれがなぜできなかったかということですが、大宮時代のペドロ・ジュニオールはあくまで脇役の扱いでした。

2008年シーズンの開幕戦でこそスタメンで、1得点1アシストの活躍でしたが、大宮のエースストライカーは同じタイプのデニス・マルケスがどかっと鎮座していました。ペドロ・ジュニオールはドリブルで無理やりこじ開けようとするため、どうしてもスーパーサブとしての扱いしかできませんでした。

新潟で何が良くなったかというと、ドリブルの距離を短い範囲に限定したことだと思います。3トップを引く新潟では、ペドロ・ジュニオールは左サイドで一人抜けばいいという役割に整理されました。

また、同じサイドにジウトンという、珍しい外国人の左SBがいるのも大きいと思います。自陣から長い距離を持ち込む役割はジウトンに任せて、ペドロ・ジュニオールは最後の勝負に絞ったのが、眠っていた才能が開花するきっかけになりました。

正直、新潟が従来のFWの矢野に加えて、横浜FMから大島と、大宮からペドロ・ジュニオールを採ったと聞いたときは、彼らのうち一人はベンチだろうと思っていました。昨年までの新潟がオーソドックスな4-4-2でサイドからクロスを上げるサッカーだったことを考えると、ターゲットタイプでないペドロ・ジュニオールがベンチかと思っていました。

しかし、鈴木淳監督はサッカーの形を変えて、彼ら3人を同時に起用しました。それは、今のところ大当たりのようです。5月2日に新潟が埼玉スタジアムに来るので、そのときにチェックしてみようと思います。
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