前回のドイツW杯は、比較的強豪が順当に勝ち上がったW杯でした。8強は欧州6チーム、南米2チームで、4強は全チーム欧州でした。欧州の代表チームとなると、きら星のごとく欧州トップレベルのチームのレギュラーを揃えていて、日本などはかなう相手ではなさそうに思えますが、1チーム参考になるチームがいました。
そのチームは、FWにあまり頼らない戦い方をしていたという意味で、ポルトガル代表です。ポルトガルの布陣は4-2-3-1で、1トップのパウレタは決して平凡な選手ではなく、フランスリーグ得点王の経験もあるFWでしたが、そのパウレタはあくまで点を取る役割だけに限定させ、組み立てからフィニッシュまで5人の中盤でやりきってしまう戦いを、当時のルイス・フェリペ監督が選択しました。
もちろん、当時の中盤は豪華な名前が並んでいます。右MFはフィーゴ、左MFはC・ロナウド、デコやマニシェなどもいました。戦い方の基本は、フィーゴやC・ロナウドにサイドを仕掛けさせ、抜いたら自分で直接打つか、ボランチのマニシェ、コスティーニャに狙わせるものでした。
当時のポルトガルに強力なポストプレーヤーがいなかった事情ももちろんありますが、これだけ「中盤勝負」に徹底したサッカーは、ドイツW杯4強のチームの中でもっともわかりやすい戦略でした。それは、強力なFWを持たない日本にとってもお手本になるものでしょう。
日本の岡田監督の戦略は、中盤の4人全員がパスを出せるチームを作りたいというものです。W杯4強のレベルまで行けば、攻撃的MFはもちろん、守備的ボランチ(アンカー)の選手が精度の高いパスを出して組み立てられます。どこからでもパスを出して、崩したところにFWを走り込ませて、点だけは取ってもらうというFWの使い方をしたいのだと思います。
また、高い位置で奪い返してショートカウンターを狙うのも、岡田監督の戦略に思えます。元のアイディアは「走らなければ日本は世界と戦えない」と言っていたオシム前監督でしょうが、少なくともアジアの予選ではこの戦略は有効で、DFラインに不安のあるチームが相手なら崩せるのではと思います。
これから、オランダやガーナと対戦する日本は、何が通用して何が通用しないかを洗い出しながら、少しずつメンバーを入れ替えて本大会に臨むことになるでしょう。
そのチームは、FWにあまり頼らない戦い方をしていたという意味で、ポルトガル代表です。ポルトガルの布陣は4-2-3-1で、1トップのパウレタは決して平凡な選手ではなく、フランスリーグ得点王の経験もあるFWでしたが、そのパウレタはあくまで点を取る役割だけに限定させ、組み立てからフィニッシュまで5人の中盤でやりきってしまう戦いを、当時のルイス・フェリペ監督が選択しました。
もちろん、当時の中盤は豪華な名前が並んでいます。右MFはフィーゴ、左MFはC・ロナウド、デコやマニシェなどもいました。戦い方の基本は、フィーゴやC・ロナウドにサイドを仕掛けさせ、抜いたら自分で直接打つか、ボランチのマニシェ、コスティーニャに狙わせるものでした。
当時のポルトガルに強力なポストプレーヤーがいなかった事情ももちろんありますが、これだけ「中盤勝負」に徹底したサッカーは、ドイツW杯4強のチームの中でもっともわかりやすい戦略でした。それは、強力なFWを持たない日本にとってもお手本になるものでしょう。
日本の岡田監督の戦略は、中盤の4人全員がパスを出せるチームを作りたいというものです。W杯4強のレベルまで行けば、攻撃的MFはもちろん、守備的ボランチ(アンカー)の選手が精度の高いパスを出して組み立てられます。どこからでもパスを出して、崩したところにFWを走り込ませて、点だけは取ってもらうというFWの使い方をしたいのだと思います。
また、高い位置で奪い返してショートカウンターを狙うのも、岡田監督の戦略に思えます。元のアイディアは「走らなければ日本は世界と戦えない」と言っていたオシム前監督でしょうが、少なくともアジアの予選ではこの戦略は有効で、DFラインに不安のあるチームが相手なら崩せるのではと思います。
これから、オランダやガーナと対戦する日本は、何が通用して何が通用しないかを洗い出しながら、少しずつメンバーを入れ替えて本大会に臨むことになるでしょう。