Kobby loves 埼玉&レッズ

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J2から這い上がった(ハーフナーマイク)

2012-09-11 18:34:52 | ワールドサッカー
今日のイラク戦は平日夜の試合なので例によって即日更新は勘弁していただきます。そのため、穴埋めネタで、J2から這い上がった代表選手、ハーフナーマイクを取り上げます。ハーフナーマイクはプロのキャリアを横浜FMでスタートしており、194cmの長身は闘莉王にも勝てるのではと思えた存在でしたが、若い頃は単に頭に当てるだけで手一杯でした。

こういうタイプのFWは、たとえカテゴリーを下げても得点を量産するコツをつかむことが大切です。ハーフナーマイクは当時J2のサガン鳥栖に移籍して、活躍の場を求めます。2007年のU-20W杯にも出場していますが、森島(現大分)の控えでした。

ハーフナーマイクが開花したのはJ2甲府に移籍してからで、J2得点王の実績をひっさげて自ら甲府をJ1に上げてきます。J1でも得点ランキング上位をキープしたハーフナーマイクはザッケローニの目に止まり、柏木、槙野らの同期生に比べれば遅れましたが代表入りを果たします。

この頃のハーフナーマイクを見ていると、ヘディングだけではなく、胸でのボールコントロールがうまくなった印象です。ボールが収まるという武器をつかんだハーフナーマイクは、特徴がはっきりしている選手なので、ザッケローニも使ってくれました。

特に大量点が欲しかった3次予選のタジキスタン戦で1トップに抜擢されたのはチャンスで、思惑通りに早い時間で点を入れて8-0の完勝に貢献します。一時前田にポジションを奪われていましたが、昨日も書いた通り真ん中にはターゲットが欲しいのが3トップが好きなザッケローニの考えらしく、先日のUAE戦では決勝点の活躍でした。

日本人にはこういうタイプはなかなかいないので、ベンチに置いて切り札にすることもできますし、日本代表には欠かせない存在になれたと思います。あとはまだ対戦したことのないワールドクラスと対戦したらどうかというところです。10月のフランス、ブラジル戦のどちらかには是非とも使って欲しい選手だと思います。
コメント
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