大相撲秋場所は大関日馬富士の全勝優勝で幕を閉じました。体力的に難があると予想していた日馬富士が本当に二場所連続優勝できるとは、執念の下手投げが決まる瞬間まで思いませんでした。
千秋楽の相撲については日馬富士が下に潜ったことが勝因でしょう。解説の北の富士によれば、潜る相撲は下の日馬富士の方が体力的にきつく、上から抑えつけている白鵬の方が楽だと言っていました。しかもこの相撲は2分近い長い相撲になったので、勝った後日馬富士が精も根も尽き果ててなかなか立ち上がれなかった気持ちは理解できます。
たとえ優勝できなくても先場所の全勝を評価して上げるべきではという意見もあったくらいですから、優勝した以上横綱昇進に異論はないでしょう。日馬富士の横綱昇進で今場所の話題は尽きず、面白い場所だったと思います。
それ以外の力士では、新関脇の妙義龍が二桁勝ち、技能賞を受賞する活躍だったのが目に付きます。まだ白鵬に通用はしませんでしたが、関脇に定着できそうなきびきびしたスピード相撲は将来性を感じます。膝に故障を抱えているそうですが、前に走る相撲を取り続ければ痛くないと相撲界では言われています。
最近ネタにした栃ノ心は6勝9敗に終わりました。千秋楽に目先の勝利が欲しくてけたぐりに行ったのは感心しませんが、何はともあれ6番勝っておいたことで来場所も平幕には下がるものの、上位と当たる位置をキープできます。14連敗している白鵬相手の初勝利に来場所は挑みます。
注目力士は現在十両3枚目の常幸龍です。11勝4敗の好成績で新入幕は間違いなく、序の口からデビューした力士では最速の9場所での新入幕になります。無理に太ろうとしていないらしく、相撲の適正体重の150kgの体に、前に出る相撲で幕内経験のある勢に勝ち、実力も確かだと思います。
大卒力士なので、若手とは言えない年齢ですが、是非早く幕内上位に上がって白鵬や日馬富士に挑戦するところを見たいものです。
千秋楽の相撲については日馬富士が下に潜ったことが勝因でしょう。解説の北の富士によれば、潜る相撲は下の日馬富士の方が体力的にきつく、上から抑えつけている白鵬の方が楽だと言っていました。しかもこの相撲は2分近い長い相撲になったので、勝った後日馬富士が精も根も尽き果ててなかなか立ち上がれなかった気持ちは理解できます。
たとえ優勝できなくても先場所の全勝を評価して上げるべきではという意見もあったくらいですから、優勝した以上横綱昇進に異論はないでしょう。日馬富士の横綱昇進で今場所の話題は尽きず、面白い場所だったと思います。
それ以外の力士では、新関脇の妙義龍が二桁勝ち、技能賞を受賞する活躍だったのが目に付きます。まだ白鵬に通用はしませんでしたが、関脇に定着できそうなきびきびしたスピード相撲は将来性を感じます。膝に故障を抱えているそうですが、前に走る相撲を取り続ければ痛くないと相撲界では言われています。
最近ネタにした栃ノ心は6勝9敗に終わりました。千秋楽に目先の勝利が欲しくてけたぐりに行ったのは感心しませんが、何はともあれ6番勝っておいたことで来場所も平幕には下がるものの、上位と当たる位置をキープできます。14連敗している白鵬相手の初勝利に来場所は挑みます。
注目力士は現在十両3枚目の常幸龍です。11勝4敗の好成績で新入幕は間違いなく、序の口からデビューした力士では最速の9場所での新入幕になります。無理に太ろうとしていないらしく、相撲の適正体重の150kgの体に、前に出る相撲で幕内経験のある勢に勝ち、実力も確かだと思います。
大卒力士なので、若手とは言えない年齢ですが、是非早く幕内上位に上がって白鵬や日馬富士に挑戦するところを見たいものです。